アカデミー賞占い(3)アダムランバートの2019年アカデミー賞の日の運勢
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アカデミー賞のオープニングアクトを務めたアダムランバート。アカデミー賞放送するABCでは、10年前に一悶着あったから、前のABCの彼への差別的な処遇を知ってる人達は、ハラハラしながら見守ったんじゃないかしら。
Still remember the day @AdamLambert auditioned for Idol with “Bohemian Rhapsody” and now he’s opening with Queen! Proof that vision boards work #Oscars #ERedCarpet #Glamberts pic.twitter.com/3GMu2Vc8BW
— Ryan Seacrest (@RyanSeacrest) February 24, 2019
2019年アカデミー賞授賞式の日
2019年2月24日 現地時間10時
カリフォルニア州ロサンゼルスで算出
紫のところ。アダムのジュノーに、トランジットの木星が合。2009年にパージされたときは、アダムのジュノー(権利主張)に、トランジットのジュノーと天王星がスクエアで「突然の抗議殺到、出演予定の番組降板」になったけど、今回は彼の権利主張を「保護する・支援する」木星が来てたわけね。
木星がなんだかんだでラッキースターと呼ばれる所以が「おおらかさ」にあって。例えば、過去に大げんかしたり、ビジネスでも決裂してその後、お互いに関わりたくないような関係だったとしても、木星がくると「まあ、昔のことはもういいか。仲良くしようぜー!」ってなりやすいのよね。
特に今年は木星が本拠地の射手座に入ってるけど、射手座は振り返らない星座だし、個人的な恨みつらみがもしあったとしても、世の中の大勢が求めてることを優先して行動できる、その行動力を後押ししてくれるのよね。
ABCから出演オファーがあったときに、2009年の扱いを恨んでたら断ったかもしれない。クイーンの今回のパフォーマンスは映画のフレディを演じたラミマレックでも、アカデミー賞的には問題なかったと思うのね。
そこであえてアダムを呼んだのはやっぱりABCに和解の意図があって、ゲイに対する意識が変わったことをきちんと示すためもあるでしょ。ここで意固地にならずに現ボーカルのアダムが出演したことで、クイーンというバンドの歴史が「偉大な過去」じゃなく現在と地続きだと示すことができたのは本当に……あ、これ読んでくれてるのはほとんどヘテロ女子よね。ってことで、この話はこのへんにして、ほかのトランジットの影響も観ていくわね。
赤いところ。アダムのドラゴンヘッドにトランジットのドラゴンヘッドが合のアプライ(接近)。ドラゴンヘッドのリターンは18-19年周期で、その人が今世に生まれてきた意味をリマインドされるような時期。クイーンの新たなボーカルになって、全世界の人達の前でパフォーマンスすることがアダムの使命だとすれば、それを再確認するタイミングだった、と。
黄色のところ。アダムの火星にトランジットの土星がスクエア。忙しくてプレッシャーで大変な時期。目上からの圧力なんかもある。ま、アカデミー賞のオープニングやるのはそりゃおおごとだからしばらく忙しかったろうし、時代が変わったとはいえ、またしても生放送で大衆の反感を買うようなことをされたら大変だからって、アカデミー賞関係、テレビ関係のお偉方からは裏でいろいろ言われてたろうし、そういう形で出てたんじゃないかと。
青いところ。アダムの金星にトランジットのテイルが合、アダムのテイルにトランジットの金星冥王星が合。テイルと金星の組み合わせは、本来なら公に認めてもらえないような、自分でもそんなに表沙汰にしてアピールしたくないような……。ちょっと隠しておきたいことが認められたりそれに関して嬉しいことがあったり、理解者の仲間ができたり。テイルにトランジットの天体や感受点が乗ると、前世占いなんかだと過去世の記憶が呼び覚まされるような時期だけど、この場合は前世関係なく「過去に起きたこと」に今一度光が当たるとき。でも、関わってるのが金星だから、過去を思い出すにしても嫌な気持ちじゃなくて「あれもいい経験だった」と思えるような形ね。あとは若い女性との縁も表すけど、ゲイとはいえファンには女性も多いし、映画観て、授賞式観てこのときアダムを初めて知ってファンになった若い女性も多いのかもしれないわね。
緑のところ。アダム冥王星にトランジットの天王星がオポジション。ネイタル冥王星へのトランジット天体のハードアスペクトは大きな転機だけど、それ単体では嬉しいことがあるのかショックなことがあるのかは分からないのよね。
でも、とりあえずアダムの場合は天秤座の冥王星持ち。これはまさにあらゆる不平等を根こそぎぶっ壊しながら(で、諸刃の剣的に自分もぶっ壊されたりするんだけど)時代を変革していく宿命。なんだけど、ふだんはそんなこと意識せずに暮らしてるわけよね。
それが、真向かいから天王星、しかも牡羊座の終わりの度数の「これが最後だ!かかってこーい!」とでもいわんばかりの捨て身な挑発をされたら、表舞台に出て行かざるおえない。それが吉と出るか凶と出るか、みたいなところはここまでに挙げたほかのアスペクトを見る限り吉と出る流れだったから、大絶賛、大歓喜になって、さすがにこの2019年にもなって彼の存在をとやかく言う差別主義者ももういなかった、と。
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