アカデミー賞占い（2）アダムランバートの2009年当時の運勢
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2019年2月24日にアカデミー賞のオープニングアクトを務めて世界を大興奮させた、今現在のクイーンのボーカル『アダム・ランバート』の運気の話ね。
Kelly and Ryan talk about Queen and Adam Lambert pic.twitter.com/SjQyRd70MV
— Lynneville (@Lynneville) February 25, 2019
2009年にはアメリカン・ミュージック・アワードで男とキスしたりいろいろ、ちょい過激な「ゲイ的な」パフォーマンスをしたことで視聴者から約1500件の抗議が寄せられて、その後に予定されてたABCの番組への出演が中止されたことがあるのね。
2009年から2019年の今まで、ちょうど10年という歳月が流れて世の中のLGBTQへの意識が変化してきたのがまあ大きいわけだけど、世の中から大バッシング受けるとか、逆に大絶賛されるとかはやっぱり個人の運勢が関わってるから、2009年の放送当時と2019年のアカデミー賞授賞式の日の運勢を観てみるわね。
ゲイ的パフォーマンスで抗議殺到した日
2009年11月22日（時間はダミー）
カリフォルニア州ロサンゼルスで算出
内側がアダムランバートで外側が当日のトランジット。彼は出生時間が判明してるんでASCや月も考慮。
観るべきところがいっぱいあって書き込みがごちゃごちゃしちゃったけど。
まず、黄色いところ。アダムASCにトランジットの土星が合・アダムのDSC合の月に、トランジットの土星がオポジション 。トランジットの土星がASCや月に合・ハードになるときはやっぱり試練期と思えることが起きやすいけど、まさにそんな時期だった。
ASCも月も、持って生まれたナチュラルな自分自身を表すけど、まさにゲイである彼自身の自然な姿が土星という社会的な常識、それまでに長い時間をかけて築きあげられてきた価値観によって、抑えつけられて折られてる状態。
次に、赤いところ。アダムのドラゴンヘッドにトランジットのドラゴンテイルがぴったりの合。ドラゴンヘッドは今世でやりたいと思ってやっていくこと、そのために出会っていく良縁の関係なんかも示すポイント。ドラゴンテイルはその逆で、前世までにもうずいぶんやってきて、やすやすとできるけど飽きてることとか、そこにずっと自分を留め置こうとする腐れ縁の関係とか。そして、ヘッドは好意的な大衆や世の中の反応、テイルは悪意とまではいかないけど何かこう、その人の気持ちを後ろ向きにさせるような大衆や反応を表すわ。
彼はそのとき、自分らしいパフォーマンスをして、ふだんならそれは大衆に受け入れられていたはずなんだけど、この時期はちょうどそれを好意的にではなく批判的に受け止めて「あんなことはやめたほうがいい」とABCにまで抗議してくる人達と、まさに関わってしまう運勢だったのね。
トランジットのテイルは個人の生き方や価値観も「過去に引き戻そうとする」ことがあるのね。それまでに少しずつLGBTQを認めてきたはずの世の中から、「やっぱりゲイは不道徳だ。許せない」って突きつけられて、アダムは時代が逆戻りしてるような気がしたんじゃないかしら。
さらに、青いところ。アダムのリリスにトランジットの冥王星が合。アダムの太陽にはトランジットのリリスが合。リリスは性的な根深い問題や、ふだんはみんなが見て見ぬ振りをするようなことも示すポイント。出生の太陽にトランジットのリリスが乗るときって、ぶっちゃけると「生理的嫌悪感」を抱く、抱かれるようなことは起きやすいのよね。
単体ならほかの出方もするけど、このときはアダム本人のリリスにもトランジット冥王星が乗ってて。もう容赦なくリリスの問題……彼の場合はまあ、世の中の大多数とは異なる性的なアイデンティティと、それでこれまでに受け入れてもらえずに傷付いたこともあるとすれば、そういう記憶とも向き合わされることになったのね。
最後に、緑のところ。アダムのジュノーと、トランジットのジュノー・天王星合がスクエア。ジュノーは権利の主張、という意味があるけど、ジュノー同士がスクエアやオポジションになると「主張の衝突」が起きるときになることがあるわ。彼は番組を放送したABCに殺到した抗議を受けて、きちんと自分の考えを表明したのに、結局のところその後の番組への出演が中止された。しかも、結構近い日付に決まってた生放送を降ろされたのよね。彼のジュノー（権利の主張）が、トランジットのジュノー天王星合に折られちゃったのね。天王星がスクエアだったから「突然の出演中止」になったのかも。
じゃ、次は今年のアカデミー賞の授賞式の日の話ね。
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