(1)を先に読んでね。今回のゴーンの事件は出生図とトランジットの関連のみで簡単に運勢を読んでいくわね。
■事件を「現象化」させた星回りは?
ゴーンはトランジット海王星の影響をバッチリ受けてはいたけど、でもそれだけだと逮捕!とはならないし、なるとしてもなぜ、2018年11月19日だったの?と考えると、ホロスコープのほかの箇所も観なきゃなのよね。
で、また二重円。
緑の線で囲ったところが、
ゴーンの山羊座キロンとドラゴンヘッドの合に、トランジットのベスタ・冥王星がほぼ合、ゴーンの蟹座天王星とはオポジション
ドラゴンヘッドは縁があって一緒にいる人たちだけど、ゴーンくらいの立場の人だと「側近」なんかも表すわね。そこに社会的制裁を絶対に受けさせるぞって執念すら感じさせる山羊座の冥王星が合。少し度数は離れてるけど、突っつかれるとすごく痛い場所でもあるキロンともほぼ合。
司法取引か何かで、内部のかなり事情に詳しい人間がゴーンの不正を暴くのに関与してたって話だけど、側近がお上に脅されたのか結託したのか分からないけどとにかくこのゴーンのドラゴンヘッドにトランジットの冥王星合が「側近が公権力と共に鉄槌を下す」形で出ちゃったのかしらと。
ゴーンの蟹座天王星とトランジットの山羊座冥王星がオポジションっていうのも、不謹慎だけど面白いわ。
今回ニュースでワイワイ言われてた不正の中に「家族旅行の費用も日産持ち」があるけど、ゴーンは魚座18度の太陽と蟹座19度の天王星がトラインで、魚座27度の金星と乙女座26度のリリスがオポジション。
金星とリリスのオポジションはこの場合は金銭感覚がかなりモラルハザードな可能性を示す、と観る。(私生活でも奥さんや娘にひどい態度だったって噂もあるわね。金星は身近な女性を表すからさもありなん)かたや、太陽と天王星はトラインで「いいこと思いついちゃう・常識を軽々超えていく」コンビ。本来ならチャンスを掴みやすくて大成功する配置。ま、これまではそうだったわけよね。
太陽天王星トラインだけなら何も問題ないと思うんだけど、蟹座18度の天王星は22度のドラゴンテイルとほぼ合。ドラゴンテイルは「悪そなやつはだいたい友達」ポイントとアタシは勝手に解釈してるんだけど、テイルと合になる天体って実占でコソコソいろんな人を占って集めた事例からしても、どうもよろしくない側面が出てきやすいみたいよね。
(ちなみにテイルも、その人の職業やキャラ次第では「どこかアウトローな感じが素敵!」とか、人がやりたがらないことをやって成功するとか、使い道はいろいろあるけどね)
ゴーンの場合はテイルもやっぱり側近……良からぬほうへ、低いほうへ流れさせようとするうえに天王星付きでけっこう大胆なことも平気な側近がいて、なおかつ天王星とテイルは蟹座。身内に甘くて、情を大切にするから、会社のお金を「私的に使っちゃってもいいですよ。どうぞどうぞ」って環境が出来上がっちゃってたのかもね。
★逆行天王星と「注目を浴びる」時期表示の重なり
あとは青で囲ったところ。トランジットの天王星が牡羊座に戻ったのは11/7よね。ゴーンは魚座で守護星は海王星。守護星に対するトランジットの星回りもかなり運勢を左右するんだけど、ゴーンの海王星は天秤座25度。その真向かいの牡羊座25度にトランジットの天王星が来て揺さぶりをかけたのは今年の初め頃。
たぶん、その頃には「ゴーンの支配をこれ以上は許さない」って動きはすでに出てきてたんじゃないかしら。で、本当に逮捕するために周囲はこの一年は準備してきてて、証拠固めとか司法取引とかいろいろ水面下で進めてて。
11月に天王星が牡羊座に戻ってゴーンの海王星にピッタリじゃないけど近付いて、19日にはトランジットの金星がこの海王星に合。ゴーンの火星にはトランジットの水星が合。出生の海王星にトランジット金星、火星に水星だけなら「注目を浴びてみんなの話題!」だけだけど、ゴーンの場合はほかの配置も相まって、悪いニュースで話題になっちゃったのかもね。
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