なかなか進展しない、つらい片想い……。このまま想い続けたらいつか報われるのでしょうか? あなたとあの人の関係に、これからどんな進展があるのか、そしてどんな結末が待っているのかを、タロットで読み解いてみましょう。
大アルカナ22枚の中から私が占いを行い出てきた3枚のカードがあります。そこにあなたへのアドバイスを書いています。あなたへのカードからのメッセージをお伝えしますので、気になった「その時」に占ってみてください。
さて、タロットカードが3枚並んでいるところをイメージしてください。
左 ・ 真ん中 ・ 右
あなたが選んだカードはどの位置にありますでしょうか。次のページから解説して行きます。左を選んだ場合は2ページ目へ、真ん中は3ページ目へ、右は4ページ目をご覧ください。
「女教皇」のカードが出ました。安心してください。あなたの片想いの行方は、季節が順番に進んでいくように、自然に実りへと向かっていきます。
片想いから抜け出すまで、もうひと息です。ちょうど今は学業に集中しなければならない学生時代のまっただ中にいるようなものです。人生の勉強をある程度終了したときにあの人との関係を始めることができるでしょう。
趣味の楽しみや価値観を共有するところから始まっていきそうです。片想いの時間が長くなったぶん、あなた自身の精神的な成長に自信を持ちましょう。
いずれ幸福の絶頂期がやってきます。その幸福は「愛を信じること」「未来を信じること」により成り立っています。この幸福を継続させる対策は、「信じる」気持ちを忘れないことです。幸福でいっぱいのあなたの心を、自分以外のなにかにも注いでみて下さい。その幸福は循環し、きっと何倍にもなってあなたのもとへと返ってくるはずです。
「女帝」のカードが出ました。胸が苦しくなるような片想いの時期も、そろそろ終わりに近づいているようです。
想いが報われた瞬間から、今までの恋煩いがうそのように、愛し、愛される日々となるでしょう。あなたがあこがれていたデートコースを楽しみ、あの人のおしゃべりをひとりじめし、ふたりでしたかったことがなんでもできるようになりそうです。
おたがいが望む恋愛の形や価値観も次第に歩み寄ることとなり、結ばれるのも時間の問題でしょう。ゆくゆくはその先も考えられるようになるかもしれません。
未来を占う際に、女帝のカードが正位置で出た場合の解釈の仕方は、実りを受け取りやすい時期、収穫のタイミングだと読むと良いでしょう。
いずれ、あなたはさまざまな面で満たされ、もの足りなさを覚えることもなくなるでしょう。それは未来を信じることができるからです。その信じる力が実りをもたらします。信じる力は愛の力です。愛に優るものはないと、あなたは知ることになるでしょう。
「死神」のカードが出ました。ドラマチックな恋ですね。さまざまな試練がありながらも長い片想いに耐え抜いているあなた。この恋にはそのまま、終わりのときが訪れるようです。でも、そのときには悲しみというよりは、やりきったという達成感を味わえるのではないでしょうか。あなた自身、納得しての恋の終わりは、次なる恋へのステップとなるでしょう。
何事も経験は大きな財産となります。結ばれることはなくても、きれいさっぱりと生まれ変わることができるでしょう。ただし、この時期のあなたは、なにかにつけて自分の弱さに負け、欲望に任せて短絡的な行動をとりがちです。あなたが強い意志と高い志を持つことができれば、そうしたものに惑わされることもないでしょう。何か重要な決断を下す時は特に、自分の本来あるべき姿や理想に思いを馳せ、そこへ向けた一歩になる行動なのかどうかをよく考えてみましょう。