『厄年と西洋占星術』シリーズ、5回目は女性の33歳・37歳の厄年と星回り。
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■女性の30代はほとんど厄年!?
女性の厄年は、数え年19歳の次は33歳と37歳。実年齢だと、32歳と36歳が厄年で、その前後も前厄と後厄になるから、女性の30代は実年齢では、
31・32・33、35・36・37歳が厄年!
この間、何もしないなんて言ってたらそれこそ大事な時代を無為に過ごすことになっちゃうじゃない?だから、便宜上なのか「女性の厄年には子供を産むと厄落としになる」とは、昔から言われてるみたいね。
でも「子供を産む」こと自体が昔は本当に命がけでだったわけだし、厄、なんて表現は決してするもんじゃないけど確かに妊娠して命がけで子供を産んで、子供の手がかろうじて離れるまで3年くらいかかるとすれば30代前半か中盤で子供を産んだ人は「この時期は厄年続きで大変だった」という表現は当てはまるかもしれない。
子供がいなくても、仕事をしてれば30代ともなると責任の重い立場にもなるし、下を育てつつ上の意向もきちんと確認しつつ、同僚との関係もうまくやっていかなきゃとか、体型や健康状態が変化したりとか。やっぱり「年単位で節目」なのは確かなのよね。
■女性30代厄年は西洋占星術だとこれが理由?
そんな30代の節目に影響してるのが西洋占星術だと、
32歳前後:年齢域が太陽から火星にシフトする
36歳前後:ドラゴンヘッドの2度目の回帰・ネイタル 土星トランジット土星スクエア
で、この3つのアスペクトが起きる間にも、多少オーブはあるけど、
ネイタル冥王星トランジット冥王星のスクエア開始/
ネイタル天王星トランジット天王星インコンジャンクト
なんかもあるのね。
もちろん、西洋占星術の星回りは男女関係なく巡ってくるわ。
★2つの厄年はなぜ女性だけ?
この30代の厄年が女性にだけ適用されてる理由は、推測だけどまず、32歳のほうは『火星年齢域への運勢の移行』は、男性には割とすんなりいくから問題が起きにくくて、女性のほうがいろいろ起きやすいからじゃないかと。
火星は男性的なエネルギーを司る天体で、火星年齢域への移行は男性には違和感がないわけね。太陽の年齢域で頑張ってきたなら、火星年齢域に入るとますますエネルギッシュにやっていける。女性の場合は火星の男性的なエネルギーをどう使うかは人それぞれで、出産以外では最近はバリバリ仕事してる女性も多いから、その場合は問題ないけど、そうじゃないと余ったエネルギーの使い道次第では、問題も起きてくる。火星といえば熱、性衝動、攻撃性なんかも司るから。
なるほどと思ったのが、30代でダンスを習いだしたり、スポーツを始める、ジムに通い始める女性は多いでしょ。お金に余裕が出てくるからってのもあるけど、やっぱり何かしらに火星年齢域のパワーを使いたくなるのよね。
で、36歳前後のドラゴンヘッドの回帰は、19歳前後に続いて、人生2度目。ここでも「ソウルメイトとの再会」はあるけど、子供を産んだ人は子供がソウルメイトってことでまあ、分かりやすい。そうじゃない場合、最近ではこれくらいで結婚する人も増えてきたし、新たな縁と環境を手に入れるために離婚する人も出てくる。
そして、19歳頃のドラゴンヘッド回帰で前世のあれこれが今世に戻ってきてる人は、この2回目のドラゴンヘッド回帰までの約18年間であらかた対峙して乗り越えていて、36歳前後の回帰をもって「因縁の輪が閉じる」のよね。
で、前世の影響で知り合ってた相手や関わってた物事とはこの36歳前後で完了して、また新しい人や物事との縁を紡いでいくことになる、というわけ。
実はこれ、男性も一緒なんだけどね。男女の生き方が自由になってきたこれからの時代は、厄年と捉えるかどうかは別として、32歳と36歳前後は男女ともに大転換期ってことねん!