トランジットのドラゴンヘッドが出生のドラゴンヘッドに重なるタイミングで結ばれる相手は、今世に生まれてきて「こういう環境に生まれてこういう人間になって、こんな風に生きる」って生まれる前に予め決めたスケジュールとアサインしたメンバーがいるとしたら「こんな人と出逢って家族になる」あるいは「家族のようにずっと共にいる」メンバーとして「すでに名前が挙がってた人」なのよ。（実は、代替えはきくんだけどね）

「ノードリターン＝結婚」ではない

ノードリターン（出生図のドラゴンヘッドの位置にトランジットのドラゴンヘッドが重なること）は約19年に一度。ただ、このノード回帰単体では、必ずしも結婚相手と出逢うとか結ばれるわけじゃなくて、ほかの出方をすることも多いわ。

たとえば親が再婚して新しいパパやママができるのもそうだし、同性だけど仲のいい双子の姉妹みたいに思える親友ができるかもしれない。結婚までいかないけど異性で生涯頼れる存在との出会いかもしれない。
子供ができたり、養子をとったりするかもしれない。でも、大事な存在が人生のごく身近な範囲にやってくる可能性はすごく高いわけね。

でも今回の岡田くんのケースだと、このノード回帰に加えて、アセンダントから太陽天王星リリスまで揃ってる１室を、トランジットの木星とベスタが通過中で、12/23に限ってみてもトランジット木星はネイタルリリスに合に向かってて、トランジットのベスタはリリスとしっかり合。さらに、このトランジット木星は蠍座15度で、岡田くんの回帰中のノード軸にスクエア。

これ、ちょい意味深だなと思うのよ。なんでかというのは、

スキャンダルの落とし前婚でもあった？

ネイタルのリリスにトランジットの天体や感受点が合するときって「過去の嫌な記憶を蒸し返される」ことがあるのね。で、彼の場合はまさに、奥さんになった宮崎あおいとの昔のことが、結婚でやっぱり蒸し返されて、ニュースなんかだとファンの中にはやっぱりショックだったとか、離れるとかっていう人も出てきたそうよね。

彼の場合は芸能人だからたくさんファンがいるけど、ドラゴンヘッドもテイルも、自然に集まってきてずっといてくれる人間関係を示すから、ファンも表わすわ。そこに、トランジットの木星がスクエアの時期の発表だったから、やっぱりファンの気持ちを多少ザワつかせる（スクエアだから、穏やかじゃなくやっぱり「え！うそ！」ってなる）結果になったのかもね。

ってことで・・・。彼にとって、この結婚は１室の太陽にトランジット木星が近づいてきてるタイミングだから、普通に「木星婚」ハッピーな気分で踏み切ったはずなんだけど、それでも同時に心のどこかでは過去の関係を咎められるのも承知で「火遊びじゃなくて真実の愛だった」ことを証明するための「落とし前婚」だったのかもね。

ほかにもいろんなポイントはあるけど、まあこれだけのトランジットのイベントが重なったら結婚の形で家族が増えたのも納得。

じゃ、次回はようやく宮崎あおいと岡田准一の相性ね。