酢だこのカロリーってどれくらい?たこのカロリーや栄養、酢だこさんやかこぼこのカロリーも

「酢だこ」は、たこと酢を使った漬物の一種で、正月料理にも出てくる伝統的な日本料理です。「たこ」の下処理には時間と手間がかかるため、家庭でそのまま料理する方は少ないと思います。スーパーなどでも「酢だこ」や酢の物として売られていることが多いです。今回は、ダイエット中の方も気になる酢だこのカロリーを中心に、たこや酢だこをモチーフにした駄菓子「酢だこさん太郎」(華道)のカロリーをご紹介していきます。

「酢だこ」のカロリーは?

酢だこのカロリー 1人前5切れあたり 54kcal
酢だこのカロリー 1切れあたり 約10.8kcal

酢だこには、タンパク質、炭水化物、脂質の栄養素が多い順に含まれています。

タンパク質 8.9g
炭水化物 3.4g
脂質 3.3g

三大栄養素の他にも、ナトリウム、カリウム、ビタミンCなどの栄養素が含まれています。

懐かしの駄菓子!「酢だこさん」のカロリーは?

酢だこさん太郎(華道)のカロリー 1枚あたり13kcal

酢だこさん太郎は、魚肉のすり身を使った魚介類乾燥品です。醤油、醸造酢、調味料を使用していて、酢だこ風味にした人気の駄菓子です。ざらざらした食感と、ひきちぎるようにして食べるのも特徴的です。駄菓子と聴くと、子どもが食べるようなお菓子ですが、酒のおつまみとしても良く合う味です。カロリーが低く噛み応えがあるので、ダイエット中のちょっとしたおやつにも良いですよ。

例えば、ビール350ml缶、1杯分だと142kcalほど。それに「酢だこさん」のカロリーをプラスしても155kcalです。「酢だこさん」を4枚食べたとしても、200kcal以下でヘルシーですね。ビールのおつまみとしてよく知られているカシューナッツでも、1食分21gあたり121kcalです。ビールのカロリーと合わせると263kcalにもなります。それに、ナッツなどのおつまみ系は、値段も少々高めです。カロリー、値段を考えても、「酢だこさん」は、おつまみ、ダイエットに活躍する駄菓子なんですよ。

「酢だこ」と「酢だこさん」の違い

「酢だこ」は、茹でたたこを使った日本料理の漬物の一つです。たこは、ミズダコやマダコが主に使われています。酢にたこを漬けたシンプルな味付けで、正月などに食べる地域もあります。

酢だこを使った料理には、酢だこときゅうりの酢の物などがあり、酢、砂糖、だし、醤油といった調味料で味付けをします。「酢だこ」自体がさっぱりとした風味をしているので、暑い夏の時期にぴったりの料理です。そのまま、わさび醤油につけて食べても美味しいです。「酢だこ」は、加熱処理したたこを使っていて、酢に漬けていることから、それなりに日持ちもします。ただ、海の産物なので、酢に浸った状態で冷蔵庫に入れても、5日間ほどが保存期間です。長持ちさせたい場合には、冷凍保存もできます。
一方「酢だこさん」は、たこが一切入っていない、スケトウダラのすり身が主原料の駄菓子です。ほかにも、小麦粉やいか粉を使っていて、水分量も多く、酢だこによく似ています!さらに、酢だこの風味を出すための、酢の風味が特徴的で、甘酸っぱいタレになっています。そのため、袋を開けた瞬間にツーンと鼻にきます。値段は、1袋10円なので、10枚買っても100円です。お手頃価格なのも嬉しいですね。

「酢だこさん」は、駄菓子屋の他に、コンビニやスーパーのお菓子売り場で売られています。ほとんどが1枚単位で売られています。毎日でも食べたいという方は、ネット通販が良いでしょう。ネットでは、600枚入って600円など、1枚単位ではなく、いわゆる「大人買い」ができるんです。生の「酢だこ」と違い、「酢だこさん」は常温保存ができ、期限も1年間と長期保存できます。「酢だこ」と「酢だこさん」は、名前が似ているものの、たこと使う「酢だこ」とたこを使わない「酢だこさん」では、栄養も食べ方も大きく違います。

「たこ」のカロリーは高い?

たこのカロリー 100gあたり 76kcal

こちらのカロリーは、一般的に使われているマダコのカロリーです。100gあたり76kcalで、とてもヘルシーな食材です。日本でよく消費されているたこは、日本料理、カルパッチョなどのサラダ、などでもよく使います。「たこ」自体のカロリーは、低カロリーでダイエットに向いている食材といえます。ただし、「たこ」の味付けに高カロリーなものを使うと、その分ダイエットに不向きな食べ物になってしまいます。特に、たこのから揚げにすると、多くの油を吸収してしまうので、「たこ」を食べる際には調理方法に注意しましょう。

「たこ」に栄養ってあるの?

たこには、タンパク質、脂質、炭水化物の栄養素が含まれています。

タンパク質 32.8g
脂質 1.4g
炭水化物 0.2g

ほかにも、ビタミンE、ビタミンB12と銅の栄養成分の量が高いです。「ビタミンE」には、体内の細胞膜を活性酸素から守ってくれる働きがあります。肌や細胞の老化を予防でき、若返りのビタミンとして知られています。そのため、美肌やアンチエイジングに効果的です。「ビタミンB12」には、赤血球を作る働きがあり、貧血や動脈硬化、不眠症の予防も期待できます。体内の栄養素を効率良く循環させてくれる効果が期待でき、ダイエット効果も期待できます。「銅」には、ヘモグロビンの合成を助ける働きがあり、鉄の吸収を促進する働きがあります。そのため、貧血予防に効果的です。また、体内の酸化を抑える、抗酸化酵素の成分で活性酸素による動脈硬化、心筋梗塞、老化やがんを予防します。さらに、鉄の代謝など神経伝達物質の代謝にかかわっているので、体内で鉄を働かせる手助けをしてくれます。また、ビタミンB2のリボフラビンが過酸化脂質の分解を手助けしてくれ、タンパク質、脂質、糖質の代謝を促進する働きが期待でき、ダイエットに効果的です。

たこには動物性のタンパク質が含まれている

たこの成分は、ほとんどタンパク質でできています。タンパク質は、動物性タンパク質です。動物性タンパク質は、体内の必須アミノ酸である、「イソロイシン」「バリン」「ロイシン」を豊富に含んでいます。高タンパクで低糖質、低カロリーなので、たこはダイエット界でも注目されています。アミノ酸をバランス良く摂ることで、筋肉量を増やし、代謝をアップしてくれます。タンパク質は、たこなどの動物性タンパク質、大豆などの植物性タンパク質を半々で摂り、バランス良く摂ることで、健康的な体づくりが期待できます。

「酢だこ」以外にも!たこを使った料理

たこは、カロリーが低く、弾力性のある食感から、ダイエット効果が期待できます。たこを使った料理は、バリエーション豊富で様々な国の料理でも楽しめます。

日本料理…お寿司、たこの刺身、たこ煮、たこ焼き、たこの酢の物
西洋料理…たこのカルパッチョ、たこのマリネ、アンチョビ炒め
アジア料理…ナクチボックム、たこ&いか焼き

海外では、「たこ」をデビルフィッシュとして食べない国もあります。しかし、日本ではおせち料理にも使われるほど珍重されてきた食べ物です。ほとんどのたこ料理が、カロリーもそれほど高くないので、ダイエットにも効果的の食べ物ですよ。

「かまぼこ」のカロリーは?

「酢だこ」の風味を再現した駄菓子の「酢だこさん」には、魚のすり身が使われていると紹介しました。まだ、魚のすり身って何?と疑問に思う方もいると思います。魚のすり身は、茶わん蒸しなどにも入っている、「かまぼこ」に使われています。「かまぼこ」は、タラ、グチ、イトヨリ、などの魚をすり身にして、デンプンなどのつなぎと合わせて作ります。杉の板の上に半円筒形で盛ったものが「蒲鉾(かまぼこ)」です。

かまぼこのカロリー 100gあたり 95kcal
かまぼこのカロリー 1本145gあたり 138kcal

かまぼこに含まれているタンパク質は17.4g、炭水化物(糖質)は約14.1g、脂質は1.31gです。かまぼこには、砂糖やみりん、デンプンなどの調味料が入っているため、メーカーによっては糖質量が異なります。かまぼこの原材料は、糖質の低い魚肉のすり身なので、ほかの練り製品と同様に低糖質です。低カロリー、低糖質、高タンパクの「かまぼこ」は、ダイエット向きであることから、かまぼこダイエットをする方もいます。

「揚げかまぼこ」のカロリーは?

注意するべきことは、「かまぼこ」の種類です。「かまぼこ」は、蒸したかまぼこが基本とされています。「かまぼこ」の中には、たっぷりと油を吸った高カロリーの「揚げかまぼこ」もあります。

さつま揚げのカロリー 100gあたり 139kcal
さつま揚げのカロリー 1枚65gあたり 90kcal

せっかくヘルシーな「かまぼこ」なのに、高カロリーになった「かまぼこ」を食べてしまわないように注意しましょう。また、「かまぼこ」は、塩分もたくさん含まれているので、食べ過ぎてむくみの原因になる危険性もあります。ダイエットの際には、カリウムを含んだ食材と一緒に食べる、他の栄養もバランス良く摂るなど、健康的なダイエットを心掛けましょう。

最後に

今回は酢だこのカロリーを中心にたこのカロリーや栄養、酢だこさんやかまぼこのカロリーをご紹介してきました。酢だこ、たこは、低カロリーで低糖質、高タンパク質で、ダイエットに向いている食べ物です。アミノ酸などの栄養素も豊富に含んでいて、必要な栄養をバランス良く摂るために適した食べ物といえます。駄菓子で人気の酢だこさんは、たこを使わず味付けで酢だこを再現したお菓子です。低カロリーでダイエット中のおつまみ・おやつに向いています。酢だこさんと同じ魚肉のすり身を使用した、かまぼこも低カロリーなので、ダイエット中には注目したい食べ物ですよ。

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