2018年現在、日本で受けられる顔用の脂肪溶解注射のざっくりラインナップはこちら
■脂肪溶解注射kabellineに出会うまで
経緯・kabellineの説明を飛ばして今すぐkabelline体験レポを読む
輪郭注射®︎は変化が実感できず
BNLSがブームになった数年前、BNLSと近い成分で安心安全のスペイン製という触れ込みのあったMLM注射(輪郭注射®︎)を受けてみました。しかし、肌はちょっと引き締まった感はあったものの、残念ながら脂肪が減ったと感じるほどではなく……。
SAGONI MELTは「フェイスラインがスッキリした」
その後も脂肪溶解注射の情報を収集し続けたところ『デオキシコール酸』が入ったもののほうが結果が出ていることを知って、昨年ひさびさに『SAGONI MELT(サゴニメルト)』というデオキシコール酸配合でなおかつ腫れにくいと話題の脂肪溶解注射を発見。
当時、まだ取り扱いクリニックは少なかったのですが、都内一等地にある美容クリニックに比べると、かなりお手頃価格を提示していた『あらなみクリニック』の千葉院で施術を受けることに決めました。
当時、4ccを小分けして顔の下半分とあご下に打っていただいたのですが本当にほとんど腫れず、口横やフェイスラインが少しスッキリ。満足したのと、その後さまざまな事情で2回目以降は受けなかったのですが、今年に入って4kgほど太ってしまいフェイスラインもまた緩んできたので、今一度SAGONIを受けるか、SAGONIよりも新しく出た製剤を試すか迷っていたところ……。
SAGONI MELTでお世話になった『あらなみクリニック』で、新しくサゴニメルトの約3倍デオキシコール酸が入った『kabelline(カベリーネ/カベリン)』なる脂肪溶解注射を導入したとのこと、さっそく受けてきました。
麻酔や針のオプション料金なし・圧倒的良心価格でkabellineが受けられる『あらなみクリニック』はこちら↓
脂肪溶解注射について(ページ下段。価格詳細あり)
■kabellineとは?
kabelline(カベリーネ/カベリン)は「デオキシコール酸」を主成分とする脂肪溶解注射の製剤です。
デオキシコール酸は人間の胆汁などにもともと存在する胆汁酸で、
脂肪組織に注射した場合は脂肪細胞を破壊するため、注射した箇所の脂肪細胞そのものを減少させられます。
2015年にアメリカ食品医薬品局(FDA)があご下脂肪(二重あご)の治療薬として承認した『Kybella(カイベラ)』はこのデオキシコール酸の単剤。日本でもかなり話題になりましたが、当時も2018年6月時点でも、日本では手に入れることができません。
また、カイベラはデオキシコール酸の単剤で細胞破壊による痛みや腫れなどが強く出るそうですが、kabellineはデオキシコール酸だけでなく痛みや腫れを抑える成分が配合されているため、ダウンタイムを考慮した長期のお休みが取得できない人でも安心して受けられます。(後述しますが、実際にほとんど腫れませんでした)
体験レポ『kabelline(カベリーネ/カベリン)』第一回目
カベリーネの第一回目は、2018年6月16日の土曜日。あらなみクリニックでは、kabellineを含む美容皮膚科の領域の診療を希望する場合は、事前に予約が必要なので電話予約をしておきました。
総武線の下総中山駅の南口を出て1分のところにある、あらなみクリニック千葉院へ。ちなみに本院は静岡県島田市です。
受付を済ませ……。
施術を受けるブースへ。
ブース内で、看護士さんから説明を受け同意書にサイン。何cc打つかは先生に顔の状態からどこにどれくらい打ったほうがいいかを診ていただき、予算との兼ね合いもあるので、初回の今回は4ccにしました。
両頬のほうれい線の外側にそれぞれ1cc、あご下の左右に1ccずつです。
そして、表面麻酔のクリームを塗布。
ちなみに麻酔に別料金はかかりません。ただでさえ施術料金は良心価格なのに……ありがたや。
クリーム麻酔は看護士さんが塗ってくださいます。塗ってからラップをして肌に密着させ、さらに密着度を高めるためにマスクを。
寝ながら待つこと約30分。
麻酔クリームを塗ったところがなんとなくしびれるような感じがして皮膚感覚が鈍ってきた頃に、また看護士さんが現れ、麻酔クリームを拭き取ってくださいます。
そして、注射器とkabellineを持って先生が登場。改めて打つ箇所を確認し、マーカーをして、
いざ!
実際の施術は麻酔が効いているのもありますが、極細針で総院長先生が施術してくださるので、ぜんぜん痛くないです。
左側のとても細い針を使います。この極細針、多くの美容クリニックでは数千円するオプションとなっているのですが、あらなみクリニックだと追加料金なしです、ありがた過ぎです。
4ccを少しずつ、マーカーをした範囲に打っていくので針を刺す回数としては15回程度だったでしょうか。ですが、本当にチクチクと「あ、刺さってるな」という感覚はありますが、液体が入ってくる違和感やそれに伴う痛みはほとんどありません。
本来は痛みに弱く会社などの健康診断の採血ではかれこれ何度か倒れている軟弱者の私でも、リラックスして受けられました。
そして、施術後はマスクをいただきましたが、感染症などの予防に注射箇所を保護する意味では必要ですが、腫れを隠す意味ではまったく必要ないので驚きました。
ネットなどで、近年効果があると話題のほかの脂肪溶解注射を受けた人たちはフグのように顔が膨らんでいたり、輪郭が四角くなっていたり内出血だらけだったりを観て覚悟して、顔の下半分を隠すためにフワフワしたストールも持っていったのですが必要なしでした。
■経過は続編で
6月16日に第一回目を受けて、この記事を書いている18日時点では48時間以上が経ちましたが、腫れる様子はありません。
ほかの脂肪溶解注射で効き目があると言われているものは、2-3日目が腫れのピークで目まで腫れぼったくなったり輪郭が四角くなったりしている方もいらっしゃるようなので、kabellineはデオキシコール酸が主成分とはいえ、やはり腫れない工夫がされているようです。
実感できた注射の影響としては、当日は注射を打った範囲に、ごくわずかですが筋肉痛のようなだるさくらいでしょうか。
また、ふだんはまんべんなく柔らかく、なめらかプリンでも入ってるのかなー?というあご下が、2日経った時点では手触りが少し違います。少し硬い(といっても「しこり」まではいかない)部分が細かく混ざっているような……。変な表現ですが、チーズケーキを作るときにクリームチーズがほかの材料とうまく混ざりきらず小さなダマができているような感じです。
脂肪細胞が破壊される過程なのかな?と、ワクワクしながら軽くマッサージしつつ経過を観察しています。次回は7月上旬に受けるので、またその前と後でレポートしたいと思います。
*kabellineについてのより詳細な情報などは、施術を検討されるクリニックにお問い合わせください。
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脂肪溶解注射について(ページ下段)
その他参考:
二重あご解消の新薬、米FDAが承認(2015.05.01)https://www.cnn.co.jp/m/usa/35063984.html
kabelline http://newfacelabs.co.kr/28
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