【男の本音】(2)背の低い彼のプライドを傷付けず心をつかむ会話術【恋愛コンサル・Ku】

けれど、そんな彼でも(1)でも説明したように、やはり身長が低いならそれだけ、青春時代から今現在に至るまで、いやこれからもずっと身長に関わるコンプレックスがゼロではないことだけは、覚えていたほうがいい。
「俺の身長が175cmだったら、いやもっと高くて180cmだったら、人生はもっと楽しかったかもしれない」

「おまえはいいよな。背が高いから」「ちくしょう、俺もあと10cm背が高かったら」

彼はこんなこと、決して一生、あわよくばSEXに持ち込める可能性のある女性の前では口にしないだろう。けれど、実は男同士ではこんな会話はザラだったりする。

自分より背の高い男が何かしらのチャンスをものにしたとき、そいつのたゆまぬ努力の結果だと知っていても、冗談で見た目のことを口にする。周囲の男も、さすがにそのときは返答に困ることがある。冗談だと分かっていても「いたい」と感じることも少なくない。

けれど、背の高い男友達も、よほどの親友以外には絶対に「お前、コンプレックス強過ぎて痛いよ?背の低いのは本当のことだろ。あきらめろ!」なんて口にしない。口にしたら最後、友情は終わるだろう。そして、いらぬ「一生の恨み」を買うことになるからね。