理想の男を育てる方法(2)スーツ・制服姿はかっこいいのに私服が「クソダサい」男【Ku】

僕はその店に行くために身なりを整えるための資金も必要だったから、それもあって少しばかり「周回遅れ」になってしまったようだった。

さて、ここまで僕の長い黒歴史にお付き合いいただきどうもありがとうございました。(苦笑)ここからタイトルの話……ようやく本題です。

■流行に敏感な男、疎い男。ひとりの女性を大切にできるのは果たしてどちらだろう?

さらに、これはあとから知ったことだけど、彼女の周囲には僕なんかよりずっと流行に敏感で天性のセンスを持ち、次々に最新の流行に乗り換えていく男性たちが多かったようだ。

お金もあって情報感度も高い。常に世の中の流行を把握し、かっこいい自分を演出できる男たちも、確かに存在する。

ただ、そんな男たちは恋人だって取っ替え引っ替えしていくのが一般的だ。

同じ男から言わせてもらえば、彼らのような流行に敏感過ぎる男たちはいくらカッコよくても、恋人としてはおすすめできない。

なぜなら彼らの多くは、自分をいかに良く見せるかを一番に考えるナルシストで、連れ歩く女性もアクセサリーのように「自分を引き立ててくれる」存在とみなしているからだ。

もちろん例外もいるけれど、彼らのほとんどはより若く美しい女性が現れればすぐにそちらに乗り換える。ブームの去ったブランドを売り払って新しいブランドを買うように気軽に、それまで熱烈に愛を語った恋人と別れ新しい女性を熱烈に口説く。結婚しても、子供が生まれても、当たり前の権利のように若く美しい女性と浮気をするだろう。

そして、そんか彼らが改心することはほとんどない。なぜなら、そんな彼らが選ぶのは若く美しく、金やステイタスのある配偶者を得るのと引き換えに、妻の座におさまりさえすれば浮気は見て見ぬフリをできるような、ある意味割り切った女性たちだから。

もし、君が自分の若さや美しさに自信があって、なおかつ浮気も許せる割り切りができるなら、彼らのような世の中でも一握りの男たちを狙ってもいいだろう。だけど、