はあ~い。生年月日も名前もナシでの婚活女性からの漠然としたご相談に真実をぶっつけてメッタ斬りにするシリーズ第2回よ。
じゃ、サクサクいくわね。
第2回:「高嶺の花」を信じるな!
Q.「いつも『高嶺の花』と言われて、フラれてしまいます。どうすれば高嶺の花ではなく、庶民的で親しみやすいイメージを持ってもらえるでしょうか?」
A.「問題はソコじゃない!『高嶺の花』は、プライド高そうな女を傷つけずに振る最高の決まり文句よ!」
ご質問の詳しい背景は割愛するわね。だって、一人や二人のレアなご質問じゃないんだもん。だから、特定の個人のケースとしてじゃなく、一般的にありがちな例として、お答えするわね。
■『高嶺の花』と言われる主な原因は3つ
まずね。そう言って断ってくる男は、相手の女を本気で「高嶺の花」なんて思ってないのよ。でも、どうもこの女とは付き合いたくないな~って思ったときに、これから上げる3つの条件の1つでも満たしてると、
「ボクには君は高嶺の花だから・・・もっと君にふさわしい人を見つけて欲しい」
なんて、悲しげな顔で告げて、サッサと逃げ出せるってわけ。
その条件は・・・。
1.女のプライドが高そう
2.女が高価なブランド品を身につけてる・贅沢な暮らしをしている
3.女の家柄や収入、学歴が本当に男より高くて、一緒にいると劣等感を感じる
まず、1.女のプライドが高そう の場合、例えば性格的に合わないとか好みじゃないとか、他の好きな人が出来たとか言ってフッたら、怖いことになりそうじゃない?だから、男も頭を使って、なんとか女側から恨まれないように考えるわけよ。
で、「君は素晴らし過ぎてボクにはもったいない」なんて褒め殺して、「あら、そんな卑屈にならなくてもいいのに・・・でも確かにそうかも~」って女が勘違いしてくれるのを期待してるわけよ。
だから、具体的に「どこが高嶺の花に思えるの?言ってくれれば改善するわ!」なんて言っても、あーだこーだ言って最終的には逃げ出すわよその男。
で、2.女が高価なブランド品を身につけてる・贅沢な暮らしをしている と、3.女の家柄や収入、学歴が本当に男より高くて、一緒にいると劣等感を感じる だけど、これはもう男という生き物のサガでね。
高価なブランド品を身につけてたり、元彼が金持ちだったり、実家が裕福だったり本人に収入があったりすると、「オレのお金でこの女を養っていけるのか。満足させられるのか」って考えて、「あ、無理かも」と思ったらもうその女は「愛し守り、保護すべき対象」じゃなくなっちゃうのよ。
まあ、女の経済力をアテにする男なんてヒモくらいだから、そんな男、最初からお断りだと思うけど。
■本気で「高嶺の花」と思っても好きなら男は告白をする!
それで、一番大事なことは、「高嶺の花」を理由で断ってくるのは、「本気で高嶺の花と思ってるかどうか」じゃなくて、「断りたい」って気持ちが先にあって、その理由として「高嶺の花」って言ってるだけってこと。
(ま、ただ贅沢な暮らしをひけらかしたり、元カレがスーパーカー乗ってたワみたいな話をしたりしたせいって場合もやっぱりあるから、そういうのには気をつけるべきだけど)
本気で好きだと思ったら、身分違いだろうと借金があろうと、男は女にとりあえず好意を見せるし、好きって気持ちは伝えるものよ。(結婚については別だろうけど、とにかく「恋人になる」ためのアクションは起こすわ)
もし、女が両家の子女でブランド品身につけてても、男が本気でその女を好きになったら「オレの稼ぎじゃそんなに贅沢はさせられないけど、でも必ず幸せにするよ」なんて言うものよ。真面目な男なら、高嶺の花の女を射落とすために努力して、自分ものし上がっていくわ。
それでもどうしても家計が厳しくなりそうだって思うなら、きちんと「オレと結婚すると、月々、家のローンはこうで、だから生活費はこれくらいで…やっていけるように、キミも考えてくれないか?」って説明して、堅実な金銭感覚を身につけさせようとしてくれるのよ。
ね、どうせだったら、そういう男に惚れられたいじゃない?
だから、「高嶺の花」って言われても、その言葉に振り回されないこと。言われたら「はい、次!」よ!