(3)6月の日食と星回りが実体化する下半期は『権威の失墜』が【2021年下半期と近未来/辛口オネエ】

(3)6月の日食と星回りが実体化する下半期は『権威の失墜』が【2021年下半期と近未来/辛口オネエ】

(3)6月の日食と星回りが実体化する下半期は『権威の失墜』が

実は上半期の6月の時点で双子座で日食(新月)が起きていて、ほかにも6月の星回りには『権威の失墜』を示唆するものが多いのよね。

■6月の日食を始めとしたいくつの『権威失墜』『価値観の反転』を示唆する星回りを振り返る

★日食は不吉は「迷信」それとも?

日食は昔は、そのときの統治者、最高権力者が「翳る」すなわち失墜する暗示で、暗殺されるだのクーデターで政権が倒れるだのが起きてもおかしくない、いわゆる『凶兆』とされていた。

最高権力者といっても、世界で一番強い国の大統領1人が危ない、というわけじゃなくて、あらゆる集合体で、小規模なところでもそこの「社長」「頭領」「主人」の権威や存在に危険が及ぶものだから、まあ家父長制度の時代だったら当たり前に「男」が危ない。現代だったら女性でも女性社長や団体のリーダー、シングルマザーで戸籍の筆頭、みたいな「主(あるじ)」なら、やっぱり危険の対象になる。女性の場合は月食のほうが関わるけど。昔の占星術師だったら、自分のパトロンの王様や貴族には日食の時間は部屋にこもらせて、カーテン閉めて、絶対見ないようにと言い含めたわよね。死なれちゃ困るし。

一般人もそういう噂を聞くことになるしは単純に太陽が欠けて空が暗くなるのって不吉だからやっぱり日食は怖がる人も多かったみたいよね。

でも、現代では日食や月食は単なる天体イベントみたいにとらえられて、観測ツアーまでできてて動画や写真もネットにバンバン上がってて、日食や月食が「不吉」というのは「写真を撮られると魂を抜かれる」と怖がるのと同レベルに思われがちになってきた。

そうはいってもぶっちゃけ、月にロケットが飛んで火星に移住できる時代でも、このあたりの「迷信」に属していても何千年と廃れなかったことや、占星術の技法の一つとして生き残ってることは、やっぱり効力がある、と、迷信の世界に生きてるアタシ個人は思ってるのよね。

(3)6月の日食と星回りが実体化する下半期は『権威の失墜』が
画像や動画程度ならいいけど、直接観るのはどうかしらって。

何年も前になるし、事件が事件だから実名は挙げないけど、沖縄だかどこかで日食観測と音楽フェスが一緒になったようなイベントがあって、それに参加してた芸能人が、全員じゃないとは思うけど「この人も!この人も!この夫婦も!?」と、その後約1年以内に次々と事件起こして、逮捕までいった人もいるのよね。ま、偶然でしょうけど(汗)

で、そんな日食を喜んで観ちゃったにしても観てないにせよ、日食や月食の影響って当日じゃなく、長いスパンでは、1-2年、でも結構な割合で数ヶ月以内、または次の新月や満月、日食や月食の頃に出るのよね。

★6月は影響がはっきりするまで時間がかかる「トランスサタニアンが関わるアスペクト」も多数

そして、6月には実は、それまでに構築されてきた仕組みや積み上げられてきた土台、それを良しとしてきた人々の価値観がひっくり返る・崩壊することを示唆する星回りがいくつもできてるのね。

まず6月6日の蟹座火星と山羊座冥王星のオポジション。蟹座火星は一般大衆のエネルギー、情熱そのものでもあり、働き盛りの人々であり、その人々が力を注ぐ対象でもある。この時期に世の中で一般大衆と、彼らが情熱を傾けている対象と、山羊座冥王星が象徴する権威的な、絶対的な存在が真っ向から対立・対決をする。

冥王星のほうが強いから、この時点では一般大衆、一般大衆が情熱を注ぐ対象が折られる、ダメージを受ける、方向転換を余儀なくされるかもしれない。でも「冥王星オポジション」で壊れたり方向転換したりした物事は、そこからまた不死鳥のごとく復活することがある。冥王星は破壊と再生、というのは2012年-2015年に聞き飽きたかもだけど。大衆はここでバキッとやられて、だからこそある意味「自分達が闘うべきは、こっちだな。権力者や権威組織だな」と分かるのかもしれない。

さらに、6月14日には双子座の太陽と魚座の海王星がスクエア。太陽と海王星が正確なスクエアを形成するのは基本的に毎年2回で、太陽が象徴する達成者、リーダーが過大な理想を抱いて迷走したり、それまでの道のりに不安が生じたり、大衆から不信感を抱かれたり。逆に過大な期待をされて、あとで「裏切った」と思われやすくもなるタイミング。

そして6月15日は水瓶座の土星と牡牛座の天王星がスクエアに。これは社会のインフラや経済的な仕組み、制度やその制度の根拠となる法律、憲法まで見直して、変えていくことを余儀なくされる時期。土星と天王星のアスペクトの影響は、アスペクトが正確に形成されたときに例えるならそれまでみんな漠然と問題だと思っていたけど、誰も議題に挙げなかったことを、議題にするようなタイミング。そこから本格的に検討や対応が始まって、実際に問題が解決するまでは時間がかかるのね。でも、いずれにしても「現行の制度・仕組み・その責任者」は何かしらの責任を問われて、制度や仕組みを見直すか、それが難しければその立場を追われることになる。

これだけの星回りの影響が出始めたら、おのずと社会は大きく変化するし、トップは入れ替えないとその変化は起こせない。言葉は悪いけど、トップの座にしがみついている誰かが潔くその座を降りればいいけど、降りない場合は「降りざるおえない」ことが明らかになってくる。「その座に相応しくない」と、大衆が突きつけて、本人も自覚することが起きてしまう。現実には、これまでは隠蔽できたことが全部明るみに出てきてやむなく、が多いかもしれないわね。

続く。

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