突然の眠気⑶集合体での世界線移動とマンデラエフェクトの話
■集合体単位での世界線移動とマンデラエフェクト
前の話のちょい繰り返しになるけど、世界線の移動はけっして珍しいことじゃなくて、集合体単位では時間がかかるけど大きく動いてだいたいは元の世界線には戻らない。これは現実的な言葉だと「時代の変化」「体制の変化」で、政治や経済、制度の改革もあれば大災害や戦争、パンデミックを経験するかしないか。
集合体単位で大きく世界線移動をするときは猛烈な眠気で眠る代わりに、大人数が同時に怪我や病気による入院や療養のために日常生活から「隔離」またはなんらかの事情で「幽閉」されることもある。残る集合体と、移動する集合体とがそれらしい理由で分離されるのね。で、隔離や幽閉が終わったり、昏睡から目覚めたりすると違う世界にたどり着いてる。
でも、その新しい世界にも、別の世界線に分かれたはずの誰かもまたいることも多い。でも、その人はその世界線でずっと生きてきた誰か。SFでよくあるけど「パラレルワールドのもう一人のその人」なのね。
★小規模な違いでも集合体単位の世界線移動だと「友達や家族と記憶が一致する」個人単位だと一致しない
ちなみに、集合体単位で世界線を移動する場合も時間をかけて少しずつ移動するから、その途中経過で起きることは比較的小規模。例えば中学時代に好きだったある海外の人気バンドに初期に本当はあと一人メンバーがいたはずなのに、アラサーになってそのバンドのこと調べたらそのメンバーの話が一切出てこない、とかね。これ、マンデラエフェクトって結構有名よね。世の中で経験してる人が多いから、こんな言葉ができたわけよね。
最近はネットで調べ物をしても歴史修正や情報修正がされてることも多いから、実際にあったことを誰もが知ってるけど、表向き「なかったこと」にされてるなんて、たくさんあるからそっちの可能性もあるけど。あと、単なる記憶違いね。
めっちゃ余談かつどうでも良い話だけど、アタシ自身は実はあの発明王のドクター◯松氏がもう何年か前、86歳で亡くなった記憶があって。当日、どこぞの掲示板やSNSでいろんな人が「ガンには勝てなかったか」「あの世でも発明を」なんて不謹慎な書き込みしてるのを読んだり、無くなるような時期なのか占ったりした記憶があるのね。(確か、運勢的には穏やかかつ話題になる時期で、なるほどガンとはいえ苦しまず大往生で、また世間で話題になったのね、と思ったわ)新型コロナ騒動で2020年4月に、新型マスク発明のニュースを見て92歳で御存命なんで、びっくりして。周囲に聞いたら「死んだニュース覚えてない」人と「あれ?86歳くらいのときに亡くなった記憶が」と、記憶が分かれるのよね。
本題に戻るわね。で、集合体単位で世界移動した場合は、昔も今も仲の良い友達や家族、そのほかにも世界中にたくさん自分と同じ記憶を持った人が存在する。「◯◯というバンドには初期に●●というメンバーがいた」と自分だけじゃなく、多くの人が覚えてる。でも、公式に「いなかった」ことになって、昔の、そのメンバーがいた頃のCDのジャケットを確認したら「いない!」となったら、それはそのメンバーが存在しない世界線に集合体で移動したのかもしれない。
個人単位で移動した場合は自分だけの記憶になったしまって、何十年来の親友で一緒にコンサート行ったはずの友達に聞いても「そんなメンバーいなかったよ」と言われてしまうはず。でも、個人単位で世界移動をするときは、そういう「長年の友人」「過去をたくさん共有している誰か」とは自然に疎遠になってることが多いから、記憶が正しいかを確認すらできないことがほとんど。
ちなみに、集合体単位で移動しても「親友だった人」とは違う世界線に移動した場合「そんなメンバーいなかったよ」とやっぱり言われてしまうでしょうね。
続く。
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