※辛口オネエの占星術は実占データに基づいた『自論』で、検証段階の内容も多く含まれるため一般的な解釈と異なる場合もございますことをご了承ください。
・・・なんて前置きをしてもらったけど「この天体のこの影響はもしかしてアタシが発見したかも!?でも、このケースにしか当てはまらないかも?」とドキドキしてたら、あとからスタッフに『◯◯氏が同じことすでに◯◯という本で提唱してましたよ』とか、占ってる段階でたいがいは判明するのよね。
でも、じゃあ「◯◯氏も提唱してるけど」って言えばいいかというと、そこからぶっ飛び展開させたりもするし、師弟関係はないから名前出したら逆に失礼だし、ってことで……。アタシの何かについての解釈が「アレに基づいてそうだけど、なんか変だぞ?」と思ったらお手数だけど自分で有名かつ世の中に認められた西洋占星術の著作をどんどん読んで自学自習しておいてねん!
じゃ、本題。
小惑星ジュノーの相性:恋愛以外の関係
相性占いしてると結婚までいくカップルと、離婚に至るカップルと、あとはトランジットだと離婚騒動のとき、それから「訴えてやる!」「契約解消だぁ!」みたいなビジネス系のゴタゴタのときによく目立つ配置になってる「ジュノー」について。
ジュノーはゼウスの正妻の「ヘラ」で、正妻の権利主張に関わるから……みたいな話は基本的なことだから割愛するけど、ジュノーは合やアスペクトする相手の天体や感受点に対して常に「主張する側」になるわ。
だから、カップルならまだいいけど職場の人間とかで「あの人、いつも私にだけ口うるさい。もう4年も悩まされてる」とか、そういうときにまず太陽から冥王星までの天体配置をチェックしたあとで、顕著な配置がなかったら次に疑うのがこのジュノーの個人天体(太陽月水星金星火星)へのアスペクトなのよね。
★ジュノーと個人天体が合
合の場合は「ジュノーを持つ側が、天体側を色々な意味で気にかけて、その気はなくとも細かいところまで気付いてしまう」そして「ジュノーを持つ側が、天体側が『自分の主張を受け入れてくれるはず』と無意識に期待してしまう」だから、ああしろこうしろと言いがちになるのね。
相手のジュノーの太陽、月、金星への合はそこまで面倒ではないわ。問題は水星か火星への合。水星はそのものずばりコミュニケーションを司ってるから、相手のジュノーが自分の水星にしてるとこっちは議論を望んでなくても、相手はやたらと「でも、それは」「私だったら」と、悪気はないんだけど「意見を聞いてほしがる」そして、ジュノー側は無意識のうちに「論破しようとしてくる」
ほかの天体や感受点の相性はいいのに「なぜか口喧嘩が多い。干渉される」なんてことがあったら、相手のジュノーが自分の水星に合してないか確認してみてもいいかもね。
ちなみに、ジュノーが関わってなくてもお互いの水星同士や水星と火星がハードアスペクトだと口喧嘩は多くなるわ。「黙っててくれればいい人なんだけど」と愚痴ってる夫婦とかは、水星火星ジュノー以外の相性はいいからなんとか続いてるんでしょうけどね。
ジュノー×水星もやかましい関係になりやすいけど、問題はジュノーと火星の関係。ジュノーの主張に対して水星はコミュニケーションで反応しようとするけど、火星は下手したら暴力沙汰になるわ。ジュノー側が女性で火星側が男性だったら本当に気を付けないと。
あとは、ビジネスの場で女性同士とかならさすがに殴り合いはしないけど、ジュノーの主張に火星側がカッとなってジュノー側に対して何かしらの攻撃アクションを起こしやすくなるのよね。
ちなみに、ジュノー側がそもそも自分自身のネイタルで水星ジュノー合とかハードアスペクトを持ってたら「もともと毒舌な人」火星まで加わると「クレーマー体質」だったりもするわ。もし、自分が身の回りの誰かにやたらネチネチ言われて困ってて、調べてその配置があったら「この人はそもそも、人にキツイことを言いがちなイラつきがちな人なんだ。きっと私にだけじゃないんだろうな」と思うと気休めになるわよん!
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