「エロス」っていう星があるの、知ってる?
キューピッドと同一視されがちだけど、ギリシャ神話だと別人らしいわよ。キューピッドは赤ん坊だけど、エロスは大人の男。
だけど神話は置いといて。
西洋占星術を、自分で勉強始めた人でもなかなかたどり着かない、小惑星の一つなのね。※Astrodienstでの算出方法は恒星として算出しますが、占星術での扱いは「小惑星」です。訂正してお詫びいたします。(スタッフより)
一般の人はもちろん、知らなくてぜんぜんいいのよ。知ってたらKUGAHARAみたいなスピリチュアルに偏見持ってるその他大勢みたいなオッサンには「うわ~必死。ドン引き~」されちゃうしね。あ、でもKUGAHARAはアタシがどうしてもいい人過ぎて言えないような、本当に「男って最低!」って部分をバンバンさらけだしてくれてて、役に立つと思うから気が向いたら読んであげてねん。
で、元に戻るけど、エロスって町の占い師もあんまり知らないっていうか、「エロスの相性も見て欲しい」なんて言ったら「は?そんなもの見なくても充分、あんたと彼の相性は分かるんだよ!」なんて逆切れされちゃうたぐいの、重箱の隅つつきなポイントね。
★エロス=エロスを感じる魅力ポイント
この「エロス」って、場所(星座、度数)が分かると、他の天体や小惑星の相性と同じように使えて、ものすごく乱暴に言えば金星とリリスと冥王星とドラゴンテイルを足して4で割ったような感じ。
……師匠が生きてたら、こんな表現したらヒマラヤの雪の中に捨てられちゃうわね(汗)
もっと具体的に言うと、
「なんだか魅力的。ちょっとセクシーで惹かれる。でもそれって主に、肉体の魅力で、内面的にはどうでもいいかな~。ああ、一晩でいいから……やだ、執着しちゃってるアタシ!」
ってなるポイント。名前通り「エロスを感じる」原因を作るのよ。
★影響力は微妙
で、影響力はというと、あるにはあるけど、やっぱり先に上げた金星や冥王星みたいな基本の10天体ほどじゃない。
リリスやドラゴンテイルほど「執着・因縁・避けられない」みたいなドロドロさもない。
ただ、10天体までで相性を見て、その他のリリスやヘッド・テイルや小惑星のベスタあたりもからんでないし、ハーフサムやプログレスでも原因が分からない「なんだか、彼には妙にセクシーさを感じる」「彼女にはムラムラする」場合は、このエロスの星座と度数を出してみると「なるほどこれか!」ってなることがあるのね。
相性では、例えば自分の水星と相手のエロスが合だと、相手が自分の「声・コミュニケーション・書く文章」なんかにムラムラしてくれたりする。自分のASCに相手のエロスが重なると、相手にとって自分は「外見がドンぴしゃでムラッとくるタイプ!」だったりする。
このあたりの話は(2)でカンタンに話していくわね。