こちらは、
前編:占いや風水、スピリチュアルが必要な人達ってどんな人達?
中編:いい意味で貪欲な「幸せだけど、この幸せが続くように・より一層の幸せを望んで」占いを信じる人達とは
の続き。最終回ね。
※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。
■重要!運が強い人は「占い結果が自分の願いと異なる」と思ったときは「自分自身の心に従って」
だからこそ、なんだけど。何かを迷ってて占いをやって、結果が出て、その結果が望ましくなかったら、そこで判明した自分の本心に従うのが一番なのね。
当たるとか外れるとかじゃなく、占いを活用するうえで、一番有効なのって実はこの使い方だと思うのよ。
「彼と別れたほうがいいですか?」って占いをするとき、本気で自分の気持ちが分かってない人って、ぶっちゃけいないのよ。魂は、潜在意識は答えを知ってるはずなのね。でも、表層意識はいろいろ考え過ぎてたり外部からの情報が多過ぎたりして、なかなか自分の魂の声が聞こえない。
そんなとき、占い結果が、魂の声を引っ張りだしてくれるのね。
「彼とは別れたほうがいいですよ」って出て、
「やっぱりそうか。別れたほうがいいんだ」って、気がラクになるなら、元々、別れたかったのよ。逆に「何よ……ほんと?別れたほうがいいの?やだなぁやっぱり別れたくない」って思うなら、占いの言葉一つに左右されず、自分の「やっぱり別れたくない」に従えばいいのよ。
★占いはポジティブな動機付けに
で、今はあえてネガティブな表現の占いの例だったけど、ほんとはね、占いは基本的にポジティブな考えになるように、アタシはそう思ってるし、ポジティブな動機付けにこそ、使えるものだと思ってるの。
「彼とは結婚できる相性ですか?」って占うときがあったとして、ぶっちゃけると「結婚できない相性」なんてこの世に存在しないのね。そりゃ、難易度の幅はあるわけだけど。
で、結婚できる相性か聞いてるのに、まさか同じ空間にいるのも耐えられないほど嫌いな男との相性を占いはしないでしょ?「結婚したい」相手だから占いでしょ?
だから、アタシはそういう占い結果で、伝統的な相性占いならダメって出るものでも、なんとかしてちょっとでもうまくいく可能性を探して示したいと思ってるのね。
だって、本来なら性格的な相性はイマイチでも、もしかしたら相手のお母様にめっちゃ気に入られるとか、相手が出世街道な海外転勤の条件で「夫婦で行けること」があって(独身者だと美人局に遭う可能性があるとかで)タイミング的にどうしても結婚したいとか、もっと身近な例でいえば授かり婚になるとか。そういうのは持って生まれた相性より「時の運」が左右するし。
さらにいえば、本人の「時の運」では結婚みたいな大事件の暗示がないけど、めちゃ相性がいい相手と出逢って相手の時の運が結婚時期で相手が運気がめちゃ強かったら、相手の運気に飲み込まれるというか巻き込まれる形で一気に結婚、とかもあるわけね。
で、運が強い人は、今挙げたような、相性はイマイチだけど相手のお母様に気に入られるとか、相手とタイミングが合うとか、そういう一般的には「ミラクル」なことも起こせちゃうのよ、自分が本当に願ってるなら。
■運気には波がある。「うまくいかないとき」も認めて、そして「運気」のせいにしちゃうメリット
でね。説明は難しいんだけど、自分を信頼し続けるためにも、自分をダマしちゃいけないのね。これが、近年の『引き寄せがうまくいかない』なんかの原因(これもまた詳しくははるかちゃんが過去に書いてるはず)だけど、
どう頑張ってもこの世ではうまくいく時期、いかない時期はあるのよね。
「私はいつでも幸せでうまくいかない時期なんてありません♪感謝♪」みたいなこと言ってるのって、言ってるだけで、実生活は「ばびろん○つこ」的な作り物のキラキラ女子キャラか、あとはもう本当に突き抜けちゃった「私たちは生まれながらに皆、幸せなのです。幸せになろうとする必要はありません」な悟り系か。前編で話した生まれつき恵まれ系ですら、セレブ同士のコミュではうまくいってるいってない、劣等感抱いたりいろいろあるだろうし。
で、うまくいってないとき、人ってドツボにはまりやすいと思うの。特に占いを信じるような人は、運が強い人でも心のどこかに「私は自分一人の力で生きてるわけじゃなく、周囲の助けで生かされてる」みたいな謙虚さがあるからこそ「運気」がなかったとしたら「自分の努力不足」「自分が悪い」ってなりやすいのよ。
でも、ほんと、いくら努力したって、うまくいかないときはいかないし、ぶつかりやすい相性の相手とはぶつかっちゃうのはしかたないことなのよ。
★うまくいかないときは「星のせい!」で自分を責めず、他人を責めず
だからアタシ、前述の「結婚できない相性なんかない」とは真逆のスタンスで、未来の運気なんかでは、うまくいかないとかトラブルが起きやすいみたいのは、はっきり話してるのね。
毎月の占いなんか読んでると、どう読んでも「うまくいかない時期になるっぽい」ってことあるでしょ?
で、実際に特にトラブルなくうまくいけば儲けものだし、うまくいかなかったなら「なーんだ、運気がイマイチだったんだ!しょうがないよね~」って、自分を責めずにいてほしいのね。
例えば、「水星逆行」時期のゴタゴタってもう星占い好きの間じゃ有名になってきたけど、これ、知ってると知らないで、その時期に起きるトラブルに対しての気持ちが全く違うと思わない?
電車遅延、通信トラブルでメッセージが届かない……。水星逆行を知らないとただひたすらイライラして、連絡こない相手に怒ったりしちゃうけど、水星逆行知ってからは「あ~水星逆行だからかぁ」って諦めつくようになってきたんじゃない?電車や通信会社や連絡つかない相手への怒りが半減か、慣れた人ならゼロに近いでしょ?
ってのも、水星逆行時期に毎回話しててクドくてゴメンだけど。
何が言いたいかというと、運が強いと思ってない人ももちろんだけど、運が強い人は特にその「運が強い」と思える「自分への信頼」を、なるべく失わないようにして欲しいのね。
まず、その「自分への信頼」こそが願いを叶えるための、幸せな人生を送るための、生まれ持った最高の能力で神様からのギフトだから。
自分への信頼を失わないために、自分の努力でどうにもならないことは星のせいに、運のせいにしちゃう。で、うまくいかないときは無理に抗って疲れ果てるより、受け入れてその時期にふさわしい過ごしかたをする。
これもやっぱりどっかで話したけど「天気予報」くらいにとらえてくれればいいの。雨の予報で晴れることもその逆もある。でも大雨って言われても、行きたい屋外イベントがあるなら、中止が決まってないなら行けばいい。レインブーツ履いてしっかりした傘持って。それでもイベントが雨で中止になったら、自分が雨女なんじゃなくて「天気が悪いせい」よ。
……ここまで話してみて、気付いたんだけど、運が強い人はきっと「うん、もうすでにそう思ってますからご心配なく」って思ってそうよね。でも、そうだったらアタシも安心だし、やっぱりとっても嬉しいわ。
ってことで、これからもよろしくねん♪