あなたは対面側位をご存知でしょうか？対面側位は知る人ぞ知るセックス体位なので、性経験はあっても対面側位を初めて聞いた女性もいるかもしれませんね。対面側位はあまり広く知られていないですが、実は気持ちいいセックス体位として女性から支持されています。対面側位のやり方や気持ち良くなるためのコツなどをチェックして、セックスに取り入れましょう。
対面側位とは
対面側位とは、男女が横になり向き合った状態で挿入を楽しむセックス体位のことです。側位の種類は対面測位にとどまらず、背面側位・片足上げ前側位・横どり側位・鴨の入首側位（かものいりくび）・足掛側位（別名は窓の月）があります。側位の中でも定番と言えるのが対面側位ですが、3大体位（正常位・バック・騎乗位）のようにメジャーな体位ではありません。
対面側位って気持ちいいの？
“対面側位がメジャーにならない理由は気持ち良くないから？”と、頭をよぎった女性もいるでしょう。では、対面側位は気持ち良くないのでしょうか？答えは女性目線で言うとYESで、男性目線で言うとNOです。対面側位は激しいピストンがしにくくスローなピストンで挿入感を味わうセックスなので、男性は物足りないと感じます。実際、対面側位について男性に聞くと、“刺激が弱いからあまり気持ち良くない“と答える人は多いですね。対する女性は、「気持ちいいポイントに当たる」「クリトリスが気持ちいい」など前向きな意見が目立ちます。
対面側位のやり方
対面側位のやり方を見ていきましょう。お互いの顔を合わせるようにして横向きになり、男性の股の間に女性の脚を入れます。次に、ペニスを男性自身で持ってもらい膣へ挿入しましょう。対面側位はペニスの挿入が難しいですが、女性は片脚を軽く上げると挿入しやすくなりますよ。
対面側位で気持ち良くなるコツは2つ
気持ちいい対面側位をするためのポイントを2つご紹介します。対面側位は密着度が高く愛撫をしながら挿入を楽しむことができるので、やり方を工夫するともっと気持ち良くなりますよ。
前戯に時間をかけて性感帯をたっぷり刺激する
女性の場合、セックスの感度は前戯の時間で決まると言っても過言ではありません。対面側位で気持ち良くなるためには、前戯にたっぷり時間をかけて性感帯を刺激してもらいましょう。ペニスを挿入する前に性感帯をたっぷり刺激すると、感度が上がり対面側位でイキやすくなります。また、前戯でイクと膣やクリトリスが敏感になり、対面側位で中イキやクリイキを堪能することができますよ。
乳首やクリトリスを愛撫しながらピストンをする
セックスで気持ち良くなる方法には「同時責め」があり、ご存知の女性もいるでしょう。同時責めとは、複数の性感帯を同時に責めて感度を上げる方法のことです。対面側位の場合は、ペニスを挿入しながら男性に乳首やクリトリスを愛撫してもらいます。対面側位をしながらの同時責はかなり気持ち良く、クセになるほどの快感を味わうことができるでしょう。
対面側位のメリットは疲れにくく精神的な満足度が高いこと
対面側位はスローなピストンが特徴で疲れにくいのがメリットです。正常位や騎乗位などで疲れた時に対面側位へシフトすると、セックスを中断することなく休憩がてら挿入を楽しむことができます。対面側位はお互い体勢もラクで挿入しながらセックスを続けることができるので、クライマックスに向けて体力を温存しましょう。対面側位のメリットはもう1つあり、キスをして抱き合いながらまったりセックスができることです。対面側位は男性の温もりを感じながらセックスをすることができるので、精神的な満足度が高いと言われています。
対面側位で気を付けることは2つ
女性目線で考えると対面側位は、密着しながらスローセックスが味わえるなど魅力がありますよね。イイことばかりに見える対面側位ですが気を付けたい点が2つあります。
激しくピストンしない
対面側位はペニスが抜けやすいセックス体位なので、スローな動きでピストンしましょう。気持ち良くなってくるとピストンが速くなりがちですが、対面側位は“物足りないかも”と思うくらいの動きが丁度いいですよ。
フィニッシュのセックス体位に選ばない
対面側位はフィニッシュ向きのセックス体位でありません。なぜなら、対面側位は激しいピストンができないので男性は刺激が弱く射精するのが難しいからです。対面側位はセックスの中盤にしてフィニッシュは他の体位をしましょう。
最後に
48手の中で対面側位はメジャーな体位ではありませんが、女性からは“気持ちいいセックスができる”と評判がいいです。まだ、対面側位を経験したことがない女性は1度トライしてみて、セックス体位を開拓しましょう。