結婚を意識したとき、貯金が多いに越したことはないけれど貯金がない…という場合もありますよね。貯金なしで結婚できるのか?また、一体どれくらいの貯金があれば安心して結婚できるのでしょうか?今回は結婚が決まったときにいくら貯金があるのが理想的なのか、貯金なしの場合はどうすれば良いのかという点についてご紹介していきます。
貯金なしで結婚できる?結婚する時いくら貯金があるのが理想?
プロポーズをされて結婚が決まったとき、相手はもちろん、自分の貯金がいくらあるのが理想なのでしょうか。
マイナビウーマンが2015年に行ったWEBアンケートでは、結婚のために貯めておきたい額は200万から400万円と答えた人が38.6%、400万から600万円は27.9%もいるということが分かりました。
結婚式のお金は結婚してからでも貯められますが、結婚は引っ越しや家具代など新婚生活の費用も必要です。結婚を意識するのであれば、200万円以上の貯金をすることが理想的と言えるでしょう。
25歳の女性が目標にしたい結婚のための貯金額って?
25歳というと大卒の場合、社会人3年目となって周りもちらほら結婚し始める年齢。仕事が楽しくなると同時に「結婚」が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
そんな25歳の貯金額は平均で182万円と言われています。まだ年収の高くない25歳の女性の平均月収は20万程度と言われているので、182万円という金額はやや高め。ですが、女性も貯金はあればあるほど助かりますから、平均以上貯められるという方は積極的に貯めて行きたいところですね。
ただし、結婚を意識していない女性の場合、貯金ゼロという方も少なくないようです。
結婚前に貯金なしという人の割合はどれくらい?
結婚する前に貯金なしという人はどれだけいるのか、ご存知でしょうか。
2017年11月に公表された「家計の金融行動に関する世論調査」によると、貯金がない単身世帯は46.4%もいるとされています。年代別に見てみると、20代では61.0%、30代では40.4%、40代では45.9%とされており、どの年代でも貯金なしの割合は高いことがお分かりいただけるはず。
いざ結婚をしようと思ったら、相手が全く貯金がないなんてことも十分あり得る話です。
結婚したいけれど相手が貯金ゼロの男性なら、結婚しない方が良い?
結婚を意識し始めたけれど、相手の男性が貯金ゼロでどうしよう…と考えている方もいるのではないでしょうか。現実問題、貯金ゼロの男性と結婚するのは難しいと言えます。なぜなら、1番お金を貯められる独身時代に貯金ゼロということは、お金に対する意識が低い可能性が高いからです。
しかし、相手の男性が貯金ゼロとはいっても、必ずしも上手くいかないわけでもありません。貯金ゼロの男性であっても、結婚後の生活費について真剣に話し合うことで生活の目途を立てられるのであれば、結婚してから貯金していくこともできるからです。
ただし、2人暮らしや子どもができれば支出は増えていきます。2人のお給料で生活を賄えるものなのかを計算し、結婚後にどれだけ貯められるかを話し合いましょう。話しお合ってみて少しでも不安がある場合は、彼の貯金が増えるのを待ってみることをおすすめします。
結婚生活は愛だけでどうこうなるものではありませんから、現実的に考えることも必要。貯金ゼロの男性と結婚するのであれば、あなたが主導権を握って貯金をしていこうという意識を大切にしていきましょう。
結婚したいのに貯金なしの場合、どうやってお金を貯める?
結婚したいのに貯金がないのであれば、自分たちの収入と支出を確認することから始めてみましょう。
まずは1か月間、家計簿をつけるようにしてみてください。
自分がどのようにお金を使っているのか、お金の流れを確認することで、必ず出ていくお金と削れるお金が見えてくるはずです。削れるお金が見えてきたら、無駄となっていた部分を少しずつ減らし、貯金に回すようにしてみましょう。予算を決めて、そのお金でやりくりすることを心掛けるだけでお金の使い方が上手くなってくるはずです。
また、貯金をするときは、お金を使いすぎないように「給料日になったら他の口座に月数万円のお金を入れて手を付けない」という先取り貯金を始めることをおすすめします。貯金癖のない人はあればあるだけ使ってしまいますから、先取り貯金で不安であれば、すぐには引き出せない定期預金を取り入れてみるとお金が貯められるようになってきますよ。
最後に
結婚生活は愛があれば何とかなると思っていても、生きているだけでお金は出ていってしまうものです。貯金がなければ、新婚生活も不安がつきまとってしまうことでしょう。結婚して仕事を続けるにせよ、辞めるにせよ、結婚してから心に余裕を持って暮らすには、結婚前に貯金をしておくことが重要です。お金のことで結婚生活がギスギスしないためにも、今は結婚を意識していないという女性も、将来のために少しずつ貯金をしてみてくださいね。