【芦屋道顕】拾った霊や魔物から逃れる(1)まずはこの呪術【霊的護身術】

拾った霊や魔物から逃れる(1)まずはこの呪術

これはある程度、自身で霊感があると自覚している人向けのやり方じゃ。ゼロ感のおぬしは、ほかの記事をご覧あれ↓
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■しつこい「拾ってきた何か」はこの呪法でだいたい祓える!

繁華街で飲み会があり歩いていたら悪寒がして、その後しばらくロクなことがなく明らかに「何か拾ってしまった」そして塩と酒の風呂に入っても近くの神社に行ってもあらゆる小手先のお祓いを試しても「やっぱり離れてくれない」ときが、霊感のある人は一生に何度か経験するやもしれぬ。たいがい、このような「なんとなく憑いてきた」霊は憑いている動機が薄いゆえ、代わりが見つかればすぐに離れてくれる。

★拾った場所が分かる場合は同じ場所または似た場所に行き「返してくる」のが一番簡単

霊感のあるおぬしならば、あとから気付いたとしてもどこで目には視えぬが厄介な輩を拾うてしまったのか分かるであろう。分かって、なおかつ手軽にできる祓いの手段を講じてもダメだったときは、改めて拾った場所を訪れてみるのじゃ。

※いないとは思うが、霊感があって肝試しにと自殺の名所や廃虚などの曰く付きの場所へわざわざ出掛けたならば、それはヤクザ事務所に刃物を手に乗り込んで脅迫され借金を背負うたようなもの。再度訪れるのはこの場合はNGじゃ。

例えば埼玉に住んでいて池袋での飲み会の帰りに背筋がゾクっとし、その後ロクなことがないとする。ならば、時間のあるときにまた池袋に出向き、背筋がゾクっとした場所を今一度訪れるのじゃ。

★その場のなるべく近くで「残らないものにお金を使う」お賽銭OK・最高は「寄付」

そして、そのゾクっとした場所からなるべく近く……半径3m以内にファストフードでも自販機でもあれば有り難いが、とにかく「残らないもの」に、お金を使うことじゃ。多額でなく、500円以下でよい。お金もまた、おぬしのエネルギーの一部であり、それをその場に少し「置いていく」ことで、憑いてきた何かは「まだこいつはここにいる」と、そこに残ってしまうのじゃな。

神社仏閣の近くや敷地内で拾ったのであれば、そこでお賽銭を入れることじゃ。

そして、一番効き目がよいのは、もしその何かを拾ったら場所の近くで寄付をする場所があれば、コンビニのナントカ募金でも良いので募金すること。大道芸人がいれば、チップをやること。

対価としてモノやサービスを得ずに、一方的にお金を置いていくのは霊的な目で見るとより多くの純粋なエネルギーを置いていくように視えるのじゃ。心の中では「厄落とし!」と思うていても関係なく、霊や魔物には憑代のおぬしがどっしりとそこに留まるように視えるのじゃ。

そして、その金はいろいろな人のところを渡っていく。その何者かがしばらくして「おや?取り憑いてやったあいつのエネルギーがあっという間に感じられなくなったぞ?」と気づく頃には別の人がそこにはいる。結局のところ、ババ抜きと一緒で自分が引いたババを見知らぬ誰かに渡すようなものではあるが、誰もがその何者かと波長が合い悪いことが起きるわけではなく、そして波長の合うものが見つからなければ何者かはまた、おぬしのような人間が通りかかるまでそこで待つことになる。長いもので400年は残るというが、それ以前にはだんだん薄れて消えるじゃろ。

☆古来は「動物への餌やり」などもOKであったが

また、この術は古くは「その場にいる動物に餌をやる」などの方法もあった。野良犬や猫、鳩や雀への餌やりをして動物にその魔物やら霊やらを持っていってもらう、というものじゃ。しかし、現代では野良犬は見なくなり、野良猫や鳩への餌やりは近所迷惑であるゆえ、勧められなくなった。魔物や霊を追い払えたとしても、それで生きた人間の怒りや恨みを買うのであれば、そのほうがずっと恐ろしい。くれぐれも、この呪法は現代ならば「カネで解決」が安心じゃぞ。

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しかし、拾った場所が分からない・戻ってみたけど離れてくれなかった・旅行先で拾ってしまいもうそこには到底行けない(まとまった時間も何万円単位のお金もない)場合の奥の手があるのじゃ。それもやはり、少々はお金と時間がかかるが、九州や北海道などから拾うてきて、戻しに行くのは無理でも、例えば隣の県ならば30分で行けて電車賃も1000円程度、ならば不可能ではあるまい。

それについては次回に。

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