彼氏に「避妊して」と言えない女性の話を聞きます。ハッキリ言えない女性も悪いけれど、相手が30歳を超えた男性だとその神経を疑います。子どもを授かったとき、どのような対応をするのでしょう。今回は30代男性が避妊しない理由と、本命の彼氏であっても避妊するべき理由、さらには彼氏が気分を害することなく避妊させる方法について考えていきます。
30代男性が避妊しない理由・心理とは
30代にもなると責任ある行動をとるのが当たり前なのですが、避妊しないという非常識な行為をなぜするのか、考えられる理由を挙げます。
■彼女と結婚するつもり
「結婚するならこの人」と決めているから子どもができてもいいと考えています。
■30代に入り焦っている
早々に結婚して父親になりたいと思っています。これまで遊んでいた友だちに家族ができて羨ましいと思うし、自分もそろそろだと考えているから彼女が妊娠しても構わないと思っているのです。
■彼女を自分のものにしたい
ふたりの将来の話をしても彼女が乗ってこない場合、不安になりますが、自分以上の男を望んでいても既成事実を作れば必然的に結婚することができると思っています。
■甘えている
良くないと思いながらも、一度コンドームなしでセックスを許してくれたから「まぁいいか」という軽い気持ちで避妊しない男性もいます。
■勝手な勘違い
女性には妊娠しない日(安全日と呼ばれる日)があることや30代の自分は精子の活動が衰えていると勝手に判断し避妊しない男性もいます。実際は安全日などないし、医師に診断されたわけでもないのに精子の活動が衰えていると判断するのは精神年齢が低い証拠ですよね。
■何も考えていない
ただ快楽を求めているだけで彼女の身体のことを一切考えていません。妊娠したら「中絶させればいい」「本当に自分の子かと責めればいい」くらい簡単に考えています。
軽いノリで避妊しない彼氏とは別れるべき
どんなに好みの男性であっても、明らかに快楽目的で、彼女の身体をいたわることができないような態度が見られたら、いますぐ別れましょう。
本命の彼氏でも避妊するべき理由
女性は妊娠から出産まで約9か月、その後も授乳や乳児の世話に追われ、そのなかで職場復帰するのは大変なことです。妊娠に向けて仕事のボリュームを調節したり赤ちゃんを迎える身体づくりなど準備をしたりして出産したとしても時間に追われる生活が待っているのに、準備もせずいきなり母親になるとどうなると思いますか?!
例えば大事なプロジェクトの最中に妊娠、仕事が気になる一方で身体が言うことをきかないのは目に見えているし、場合によっては仕事を辞めて出産や育児に専念せざるを得ない状況になります。職場復帰は甘くない、どんなにキャリアを積んでいても一度家庭に入ると主婦、つまり「家の都合で仕事を休まなくてはならない人」だからよほどデキる人でない限り期待されません。
社会人として急に「子どもができたから仕事できません」と言って周りに理解を求めるのは非常識だし、急に妊娠させる男性にも責任があります。本気で交際しているふたりだからこそ家族計画についてまじめに話をしなくてはなりません。
彼氏に避妊してもらう方法
避妊しないことを許してきたのに突然「避妊して」は言いにくいですが、きちんと準備をしてから子どもを授かるべきなので、彼氏には気持ちを話して理解してもらわなくてはなりません。しかしながら、伝え方によっては関係がギクシャクする可能性があります。
最後に快く受け入れてもらえる方法をご紹介します。ポイントは男性のプライドを考慮した言い方をすることですよ。
■「実は気持ち良くないんだ」と言う
これまで彼氏が喜ぶから避妊せずにセックスしてきたけれど、妊娠するのではないかという不安からセックスに集中できなかったことを説明しましょう。彼女も気持ちがいいものだとばかり思っていたのに実はそうではなかったことを知ると、彼女を大切にしている男性ならば気持ち良くなってほしいと思うはず、また「気持ち良くできない=下手」と思われたくないので、次からは避妊するようになります。
■「しばらくはふたりで過ごしたい」と言う
本命の彼氏とは将来の話をすると思います。年齢的にすぐに子どもが欲しいと思っていても彼女が「趣味を楽しんだり海外旅行をしたりして、しばらくはふたりで生活したい」という考えを持っていることを知っていると「でき婚ではふたりの時間を楽しめない」と思って避妊するようになります。
■「○○くんは大人だから」と持ち上げる
テレビなどで常識がない人の話題が出たときに「○○くんは大人だから」と持ち上げ、ひとりの社会人として常識ある行動をとるよう促しましょう。
最後に
女性の中には開放感から避妊しないことを好む人もいますが、妊娠したら自分の生活が大きく変わることを頭に入れなくてはなりません。たとえ彼氏と婚約していても心身ともに子どもを迎える準備ができるまでは避妊するべきです。