恋の小さなサインに気付くか気付かないかで、「また失敗した」をストップすることができるかもしれません。心理学を使った恋の小さなテクニックをご紹介します。
恋愛心理学① 頬杖をつくのはなぜ?
デートの時やお茶をしている時、あなたと二人きりで話している時など、話の内容的には盛り上がっているのに、頬杖をついているカレ。
「私の話、つまらないのかな?」と心配になったことはありませんか?
合コンなどでは気を遣って「声かけた方が良いのかな?」なんて気にしてしまいますよね。
このしぐさ、実は「つまらない」わけではないのです。
おそらく周囲の人や、話しているあなたと同じくらいに心の中では盛り上がっています。
しかし彼の心に「はしゃいでいる姿を見られるのが恥ずかしい」という思いがあると、心とは正反対の行動を取ってしまうのです。それがこの「頬杖」なのです。
この行動を「反動形成」と言います。無意識で行ってしまうため、優しい人が周囲にいると「つまらないのかな?」と心配をかけてしまうのですが、カレはちゃんと盛り上がって楽しんでいますので、心配無用ですよ。
恋愛心理学② うなずき上手なカレの心とは?
あなたが話をしていると「うん、うん」と熱心に話を聞いてくれるカレ。
合コンなどでは好印象ですね。
しかしうなずき方によって、あなたの話に本当に興味があるのか、実は関心がないのかを見分けることができます。
話をしていて途切れる部分に自然に「うん、うん」とうなずきを入れてくれるのは、あなたの話に興味を持っている証拠。
内容を聞いてくれています。
しかし話している最中にも関わらず「うん、うん」とうなずきを入れるのは、正反対の「無関心」を表します。
このサインが出たら、相手中心の話を振ったり、相手の好きな話題に変えたりして相手の興味を引いてみましょう。
話を途切れさせず長く会話することができます。
恋愛心理学③ 共通の話題1つだけでも仲良くなれる!
カレと共通の話題があまりないから、私は彼と仲良くなれないのかも・・・。
そんな心配はいりません。一つでも共通する事柄があれば、深い仲になれるのです。
たとえば「同じ映画が好き」「同じ大学に通っている」「同じ業種に就いている」ということだけでもOK。
そのたった一つの共通する話題を深く掘り下げることで、相手との類似点を見出すのです。類似度が高くなればなるほど、カレはあなたを親密に感じます。
「音楽鑑賞が好き」「僕も好きだよ」「映画も好き」「僕も好きだよ」
という「似ている点」だけではなく、
「特に〇〇っていうバンドの〇〇っていう曲が好き」
という「深さ」が似ていた方が、カレはあなたにより親近感がわきます。
たった一つしかない共通点であっても、掘り下げて語り合うことで、カレをあなたのとりこにすることができるのです。
恋愛心理学④ 頭の中は「上書き保存」
男性の頭の中では、新鮮な情報を重要視する傾向があります。
合コンでは「最初から長くいた女の子」よりも「遅れて途中から入ってきた女の子」のほうが目新しく新鮮に映るのです。
「じゃあ遅れていけば良いの?」と思ってしまいますが、それでは足並みがそろいません。
このような場合は、「途中で髪をほどく(もしくは結ぶ)」「途中でカーディガンを脱ぐ(もしくは着る)」などして、小さく変化をつけてみましょう。
合コンなら男性陣の目を一気に引くことができますし、デートならカレが飽きないテクニックとして使えます。
恋愛心理学⑤ 「一度断ると良い」のは本当?
「簡単に誘いには乗らないで、最初は断ること」なんて、昔から恋愛のテクニックで言われていますが、どうしてなのか知っているでしょうか。
これは「お預けされると余計に気になる」という心理効果を狙っているからです。
食事をして良いムードになったところで「もう一軒行かない?」と誘われても「今日はダメ」と断ることで、後日さらにお誘いが来る可能性が高くなります。
この断り方もさじ加減ではありますが、ワンクッション置くことで相手に我慢させ、より強く興味を持たせることができるのです。
恋愛心理学⑥ 男性には「お願い」より「励まし」が効く?
いくら「〇〇が効果的」という心理学のワザがあっても、もちろん人は皆違うわけですから、育った環境や性格によってその効果はまちまちです。
男女という大きな違いも同じです。
逆に言えば男女で言葉を使い分ければ、かける言葉の効果も変わってきます。
上司が部下に声をかける場合、励まそうと声をかけても女性には効果がなかったという結果があります。
逆に女性には「お願い」をすると効果的であったそうです。
つまりカレに声をかけるなら「信じているよ」「頑張ってね」という言葉のほうが、心に響きやすいのだそう。
意中の人の周りに女性が多いなら、言葉一つで周囲の人たちに差がつけられます。
カレが求める「励ましの言葉」を使ってあげましょう。