ダイエットの停滞期を抜ける前兆とは?モチベーションを維持する秘訣を解説

運動をしたり糖質制限などでダイエットをしていると、途中まで順調に減っていた体重が思ったように減らなくなってしまうことありませんか。このような時期のことを「ダイエットの停滞期」といいます。
停滞期に陥ってしまい、なかなか抜けられないまま、ダイエットを諦めてしまうという方も多いです。しかし、ダイエットの停滞期について詳しく理解しておけば、上手に停滞期を抜けることができます。
そこで今回は、ダイエットの停滞期とは何か、停滞期を抜ける前兆やモチベーションを維持する秘訣について紹介します。

ダイエットで必ず訪れる停滞期とは

そもそも、ダイエットの停滞期とは、順調に減っていた体重が突然何をしても減らなくなってしまう時期をいいます。
「停滞期を避けたい」と思う方もいると思いますが、実はダイエットをしていると停滞期は必ず訪れます。

そのため、停滞期がくるについて事前に知識を持っておくこと、上手に乗り越えることが大切です。
停滞期に入ってダイエットを挫折してしまわないように、まずは停滞期に陥る原因や停滞期の期間、過ごし方について紹介していきます。

停滞期に陥る原因

停滞期に陥る原因は、2つあります。

1つは、糖質制限によって「ホメオスタシス(生体恒常性)」という体内環境を一定に保とうとする防御機能が働くことが原因です。ダイエットの際に、この防御機能が働くことをホメオスタシス効果といいます。

ホメオスタシス効果は、ダイエットで体重が減り糖質制限を行いエネルギーが制限されることにより、体が飢餓状態だと勘違いし少ない栄養で体を維持しようと基礎代謝を抑えようとします。基礎代謝が低下し、脂肪などをエネルギーに変換せず、体に溜め込もうとするので体重が減らなくなるのです。
このような、ホメオスタシス効果が起きることで、順調だった減量がストップし停滞期に陥ってしまいます。

2つ目は、女性の場合となりますがホルモンバランスの変化で停滞期に陥ることがあります。
生理前になると、体がむくみやすく太りやすくなるという方もいるでしょう。それは、生理前の期間に分泌される「プロゲステロン」という女性ホルモンが影響しているといわれています。
この、プロゲステロンは体に水分を溜め込みやすくする働きがあるので、太りやすくなり体重が減らなくなってしまうのです。
ダイエット中に停滞期というだけでもストレスを感じてしまうと思いますので、生理前のようなイライラしやすい時期にはダイエットを休むと良いでしょう。

停滞期はいつからいつまで?

停滞期は、人によって異なるため正確な期間ははっきりとは言えません。
しかし、停滞期に入る目安があって、大体体重が5%程度減量した1ヶ月前後頃に停滞し始めると言われています。

停滞期の期間は、平均的に2週間〜1ヶ月間続くという方が多いようですが、こちらも個人差があるので1週間程度で抜けたという方もいれば、2ヶ月以上もかかる方もいるようです。
適切なダイエット内容であれば、3ヶ月以内には停滞期を抜けられるといわれているので諦めないようにしましょう。

停滞期の過ごし方が大事

停滞期の過ごし方で大事なのは、特別なことは特にありません。
停滞期で上手く減量できないからといって、糖質制限で食事の量を減らしたり過度な運動を行わないことが重要となります。

停滞期に入っているということは、上記でも解説した体の防御機能となるホメオスタシスが働いている証拠なので正しくダイエットできているということになります。
そのため、ホメオスタシス効果が解除されるまでダイエット内容を無闇に変えず、もう少し努力し続けてみましょう。

ダイエットの停滞期を抜ける前兆2つ

停滞期について分かったところで、ダイエットの停滞期を抜ける前兆について紹介していきます。
停滞期を抜ける前兆を理解しておくことで、ダイエットへのモチベーションにも繋がるので、ぜひ参考にしてみてください。

体重が変化し始める

ダイエットの停滞期を抜ける前兆は、体重の推移を確認すると分かります。
体重を測っていて、少しずつでも減量し始めたら、それは停滞期を抜ける前兆の可能性が高いです。

これは、ホメオスタシス効果が解除されて、低下していた基礎代謝が元に戻ってきているからです。
ダイエットの停滞期を抜ける前兆のタイミングを知りたい方は、毎日同じ時間に体重を測るようにすると良いでしょう。
体重を測る時間としては、体重の増減が一番少ない朝起きてすぐ測るのがおすすめです。

食欲が落ち着いてくる

お腹が空きやすかったり、食べても食欲が収まらなかったのが落ち着いてきたら、それはダイエットの停滞期を抜ける前兆です。

これもホメオスタシス効果の一つで、体を防御しようと食欲が増していたのが、効果が解除されることで食欲が安定して落ち着いてきます。
食欲については個人差がありますが、停滞期を抜ける前兆を知りたい方は意識してみてください。

ダイエットの停滞期に負けない!モチベーションを維持する秘訣

ダイエットの停滞期に入ると、思うように体重が減らなくなりダイエットのモチベーションを維持できずに挫折してしまうという方は多いでしょう。

ここからは、ダイエットの停滞期に負けないよう、モチベーションを維持する秘訣を紹介していきます。

停滞期は必ず来る

順調だった減量がストップすると、なかなか辛いと感じると思いますがダイエットを行なっていると停滞期は必ず来るものです。

ダイエット中に停滞期が来るということは、順調に体重が減っているという証拠です。
体重が減らないからといって、焦ったり落ち込んだりせずに、ダイエットをしていると停滞期は必ずくるものだと知っておきましょう。

チートデイを作る

チートデイは暴飲暴食をするという意味ではなく、ダイエットで我慢をしてきた食べ物やスイーツなどを食べても良い日を作るということになります。

減量が停滞してストレスを溜め込みがちなタイミングなので、少しだけ自分を甘やかす日を作ることが大事です。
それでも、カロリーの高いスイーツなどを食べることに罪悪感を感じるという方は、1日の中で最も活動的で体脂肪が燃焼されやすい14時〜16時に食べるのをおすすめします。

ダイエットの停滞期は抜ける前兆がある!知識を身につけて乗り越えよう

ダイエットをしていると、停滞期に陥っていつ抜けられるのか不安で悩んでいる方も多いでしょう。しかし、停滞期を抜ける前兆として体重が減少し始めたり食欲が落ち着いてきたりとタイミングを知ることもできます。
また、停滞期にダイエットを挫折してしまうことも多いため、ダイエット成功には停滞期中にモチベーションを維持できるように努力することも大事です。

この記事を参考に、停滞期についての知識を身につけて、ぜひ辛い停滞期を乗り越えてみてください。

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