破れたり色あせたりした靴下は迷いなく捨てますが、特別状態が悪くない靴下は何年も使い続けるという人がほとんどでしょう。捨てるタイミングを逃した靴下は放置すれば何年も自宅に居座ることになりますが、経年劣化した靴下をはき続けるのはおすすめできません。この記事では、靴下の捨て時についてご紹介します。捨てるタイミングを決めると、物が増えず気持ちよい生活ができます。
断捨離の第一歩は靴下から!
靴下はプレゼントでもらったりお正月の福袋などに入っていたりして自然に増えていきます。気に入って購入していないものはローテーションに入らず、捨て時も逃し、収納の奥にしまい込みがちです。
足元は目につく部分なので、劣化したものをはいているとあなたの印象も悪くなります。
「今年こそ断捨離しよう」と考えている人は、手始めに靴下から処分していきましょう。
靴下の捨て時はいつ?
靴下は生地や使用頻度や扱い方によって劣化状況が異なるので「〇年経ったら寿命」という基準はありません。ただ、定期的に買い替えることで部屋を片付けたり気分を一新できたりします。靴下の捨てるタイミングについてご紹介していきます。まずは収納から靴下をすべて出してチェックしてみましょう。
靴下の捨て時「臭い靴下」
レギュラーで日常的にはいている靴下は、気づかないうちに繊維の間に皮脂などが入り込み汗などの臭いが残るようになります。洗剤で洗っても臭いが取れない靴下は捨て時です。
靴下の捨て時「毛玉」
毛玉がたくさん出ている靴下は捨て時です。おしゃれは足元からなので、毛玉がついている靴下をはいていると相手に与える印象が悪くなります。潔く捨てましょう。
小見出し:靴下の捨て時「ごわごわする」
ごわごわする靴下をいつまでもはくのはやめましょう。肌触りが悪い靴下に慣れていると忘れがちですが、肌触りがよい靴下をはくと気持ちがよいですし、モチベーションアップにもつながります。
靴下の捨て時「ゴムの部分が伸びかけ」
ゴムの部分が伸びかけている靴下をはいて歩いているとずれていき、ストレスになったり靴擦れの原因になったりします。見た目も悪いので捨てましょう。
靴下の捨て時「1年以上履いていない」
1年以上はいていない靴下は今後もはくことはありません。捨てましょう。
もこもこ靴下の捨て時
もこもこ靴下は毛玉が目立ってきたら捨て時です。毛玉と一緒に髪やほこりが絡まると見た目が悪くなりますし、清潔感もなくなります。何度か使って毛玉ができてゴワゴワしてきたら捨てましょう。
靴下の捨て方ってどうしてる?
自治体によって靴下は古着や古布類に分類されますが、燃えるゴミとしても捨てることができます。各自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。また、以下のように活用してから捨てるというものおすすめです。
部屋の掃除に活用してから捨てる
はき古した靴下は、細かい部分の掃除に向いています。例えば、照明器具の傘や窓の桟や巾木に積もったほこり取りに適しているでしょう。
油がべっとりと付着したフライパンをふく
揚げ物の後処理は面倒ですが、使い古した靴下で油を吸い取ったりふいたりすれば、その後の処理が簡単になります。
コーヒーの出がらしを使って消臭剤を作る
靴下の状態がよく、捨てるにはもったいないという場合は、乾燥させたコーヒーの出がらしを靴下に入れ、縫って蓋をすると消臭剤になります。消臭効果が無くなったら捨てるとよでしょう。
靴下以外も!その他のアイテムの捨て時
靴下の捨て時についてご紹介しましたが、他にも捨て時を迷う衣類がありますね。一部ご紹介します。
- 下着セットの捨て時 ブラジャーかショーツどちらかがヨレたら
- パンツの捨て時 生地のシルエットが伸びたら
- ハンカチの捨て時 生地が劣化したり縫製が悪くなったりしたら
- コートの捨て方 古くささを感じたとき
下着やハンカチは消耗品なのでタイミングに合わせて捨てることができますが、コートは捨てるのに勇気が要ります。ですが、コートも新作が出れば欲しくなるもので、どんどん増えていきます。シーズン前に姿見でそのコートを着て、古臭さを感じたら勇気を出して処分するとよいでしょう。
靴下の捨て時!寿命を決めて割り切るのもあり
いつまでも持っているわけにはいかないとわかっていても、破れていないものを捨てるというのに抵抗がある人は少なくなりません。そんなときは捨て時のマイルールを作ってみてください。例えば、靴下を3枚から5枚をローテーションしていると、半年もすればヨレてきます。衣替えの時期や年末の大掃除の時期に合わせて捨てるというルールを作るのはどうでしょう。また、扉の桟をふいたり消臭剤にしたりして有効活用してから捨てると罪悪感なく捨てられますよ。
「おしゃれは足元から」というように、靴下は見られていないようで目立つ部分です。清潔感ある靴下をはくようにしましょう。