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みなさんの中には、「シンクロ」という言葉を使ったことがある人がいるのではないでしょうか?シンクロやシンクロニシティは、アニメやゲーム、そして歌の歌詞の中でも使われることがある言葉ですね。シンクロの類語には「呼応する」・「共鳴する」などがあります。「呼応する」とは、一方の呼びかけにもう一方が答えることであり、「共鳴する」とは、他人の考えや行動に共感するということです。このように、「シンクロ」という言葉には「共時性」という意味があるようです。
私たちはこの「共時性」（シンクロニシティ）という法則を使って生きることによって、もっと豊かに、もっと健康に、そしてもっと幸せになることができると考えられています。ここでは、そんなシンクロニシティについてまとめていきいと思います。これらの意味を理解して上手に活用することで、シンクロニシティや引き寄せを体験することができるようになるでしょう。
シンクロニシティとは?
「シンクロニシティ」とは、スイスの心理学者・精神科医であるユングが提唱した概念であり、「意味のある偶然の一致」を指します。「因果関係のない二つの事象が、類似性と近接性を持つこと」とあります。ユングは、このシンクロニシティについて「体験者あるいは目撃者にとって重要な意味を持つ、偶然の出来事で、それによって一種の覚醒、あるいは悟りに近い感覚が得られるもの」と定義しています。「シンクロニシティ」を日本語にすると「共時性」・「同時性」などといった意味があります。「シンクロニシティ」という言葉がどのようなときに使われるのかというと、偶然の一致があったときや、偶然が偶然を呼んだときなど、不思議な現象が起きたときでしょう。そのため、スピリチュアルや潜在意識と紐づけされた位置付けをされることが多いようです。実際、シンクロニシティは、潜在意識ではあまり意識をせず、ぼんやりと考えていることが現実として起こることが多いと考えられています。
また「シンクロナイズ」とは、「同時化すること」などといった意味があるため、時間やタイミングを合わせて二人以上の人が同じ動きを同時にするスイミングはシンクロナイズドスイミングと呼ばれています。
シンクロシティ＝意味のある偶然の一致・引き寄せを起こす願いが叶う偶然の一致とは?
シンクロニシティは、「意味のある偶然の一致」または「引き寄せを起こす願いが叶う偶然の一致」ともいわれています。
例えば、
- 誰かのことを考えていたら、電話やメールがきた。
- 妄想することや想像することが現実になる。
- 特定の数字の組み合わせや同じ数字が繰り返し目の前に現れる。
- テレビや雑誌、インターネットなどでいるも同じ場所・物の案内を見る。
- 進路に悩むとき、夢で進むべき道を教えてもらった。
- 予知夢、あるいは他人と全く同じ夢を見る現象や、まだ起きていないことを眠りの中で知らされること。（夢は、目覚めているときの私たちと「リンク」しているといわれています。）
みなさんの中にも、このような体験をしたことがある人は多いことと思います。
また、時としてそれまでの生き方を大きく変えてしまうほどインパクトの強い出来事が起こることがありますが、これもまた大きな意味を持つシンクロニシティなのです。
このように、自分で意図してやろうとしてもできないような偶然が重なって起こることをシンクロニシティと言います。
あたかも意味をもつかのように、むすびあわされた偶然のことですね。
この現象が起こったときは、何か意味のあるメッセージが送られていると受け止め、その場所に行ってみることや、その人に会ってみると良いでしょう。
人は無意識のうちにたくさんの思考をしていると考えられています。
その無意識の潜在意識で考えたことがシンクロニシティとして起こっているのです。
そのため、ネガティブな思考はネガティブなシンクロニシティが、ポジティブな思考はポジティブなシンクロニシティが起こると考えることができます。
ですから、幸せになるためには、日頃からポジティブな思考癖をつけると良いですね。
また、潜在意識とつながりやすい人とはシンクロニシティが起きやすい人であり、願いを叶えやすい人であると考えることができます。
そして、全てにおいて偶然はなく、あらゆるものが「リンク」しているということもわかってきます。
最後に
これらのことから、この世の中には、色々な次元の世界が交錯して存在しているということがわかります。
そして、そのことを理解することによって、異なる次元からの現象としてシンクロニシティが頻繁に起こるようになるのです。シンクロニシティが頻繁に起こるようになると、その意味を理解することができるようになり、求める答えが得られるようになります。だとしたら、私たちはもっとシンクロニシティの現象を有効活用すべきなのではないでしょうか?シンクロニシティは幸せの連鎖と考えることができるのです。
