私は丑年生まれだからのんびりしているとか、亥年生まれだから思い立ったら突き進むとかよく言いますね。
占いではどうなのか、その人が持つ性格を挙げてみましょう。
十二支の持つ性格
子年生まれ | 勘が良い。勤勉。一度怒ると激しい。 |
丑年生まれ | 信念を押し通す。研究心が旺盛。短気を起こすと失敗する。 |
寅年生まれ | 決断力がある。義理堅い。強引なところがある。 |
卯年生まれ | 優しい。周囲に敏感。自主性に欠ける。 |
辰年生まれ | 競争心がある。苦しいことにも立ち向かう。気位が高い。 |
巳年生まれ | 落ち着いたムードを持っている。仕事熱心。執念深い。 |
午年生まれ | 世話好き。行動力がある。熱しやすく冷めやすい。 |
未年生まれ | 物事に熱心。創意工夫して生活改善する。理屈っぽい。 |
申年生まれ | 友達に寛大。家庭的。一貫性に欠ける。 |
酉年生まれ | 几帳面。頭の回転がよい。虚栄心が強い。 |
戌年生まれ | 正直。活動的。浪費性がある。 |
亥年生まれ | 率直。地道に仕事をする。嫉妬心が強い。 |
十二支同士の相性
相性が悪い十二支
- 子一午
- 丑一未
- 寅一申
- 卯一酉
- 辰一戌
- 巳一亥
相性がよい十二支
- 丑一子
- 寅一亥
- 卯一戌
- 辰一酉
- 巳一申
相性が悪いと聞くと良いイメージはありませんが、自分とは別の角度から物事を見ることができると考えてみましょう。
相性がよいという関係はお互いに助け助けられるという考えです。また例えば丑年生まれならねずみのストラップやキーホルダーを持っておくと良いでしょう。
今年(平成29年)は酉年
11月は酉の市がありますね。地方によって色々な言い伝えがありますが、酉は収穫の最盛期という意味があることから昔は熊手や鍬などの農具を売っていたようです。その名残で今も装飾された熊手が売られており、福を掻き込む、お金を掻き込むということで商売繁盛のお祭りにもなっているようです。
西と言えば“金運”と思い浮かぶ人が多いと思います。九星気学で言えば七赤金星と重なり、収穫や実りというキーワードから金運の方角となったのでしょう。
関連する記事
【2018年(平成30年)は戌(いぬ)年!】知ると面白い十二支の知識
11月(霜月)の九星気学占い★八白土星中宮の月 ★11月7日(立冬)から12月6日(大雪前日)まで①
11月(霜月)の九星気学占い★八白土星中宮の月 ★11月7日(立冬)から12月6日(大雪前日)まで②
今月(11月)は亥の月
収穫の酉が過ぎその豊穣を祝い翌年の準備の月です。
亥の子(いのこ)という行事が主に西日本に残っており、亥の子石(いのこいし・縄で縛られた平たくやや大きい石で、数人の子供が持てるようになっている)を持って近所の家を回り、歌を歌いながら石を地面に叩いて廻るというお祭りです。
11月の亥の日に行われその頃から家には暖を入れて(火を入れる)いたようです。
来年(平成30年)は戌年
戌の日というと安産がキーワードですね。
これは戌より犬の方で、犬は安産であるということで妊婦さんが腹帯をする日に戌の日を選びます。
また安産祈願に戌の日を選んで行かれる方が多いようです。
まとめ
酉、亥、戌の3つだけ見ても日本は十二支を大切にして四季を楽しみ、移り行く季節の目安とし、健康で豊かな生き方を祈願していたのでしょう。
今はネット等で天気の情報を得、食べるものは冬を待たなくても夏を待たなくても好きなものがすぐに手に入ります。
これからもっと便利な世の中になるでしょう。
しかし古代からの風習や教えは何らかの形で今も残っています。意味を知り伝えて行きたい日本の文化だと感じます。
関連する記事
【2018年(平成30年)は戌(いぬ)年!】知ると面白い十二支の知識
11月(霜月)の九星気学占い★八白土星中宮の月 ★11月7日(立冬)から12月6日(大雪前日)まで①
11月(霜月)の九星気学占い★八白土星中宮の月 ★11月7日(立冬)から12月6日(大雪前日)まで②