【Wなスポーツ選手の恋シリーズ】
(2)まずは金星水星の相性から
■相性でのキロンのはたらき
再び2人の二重円。今回は赤で線引いたところを見てほしいんだけど。
ちなみにキロンのマークは上が「k」で下が「o」になってるやつね。
こういうの↓
★キロンのはたらきとは?
キロンって小惑星で、実占では最近では使ってる占い師も多いと思うけど、1977年に発見された比較的新しい天体なんで、文献は少ないし英語ばっかだし(泣)実占でデータ集めてくしかないのよね。
とはいえ、メジャーになってるキロンの作用といえば心の傷、要は「トラウマ」チックな過去の記憶と「癒し」それも、一度は自分が傷付いて、それを乗り越えて今度は人を癒す側になるんですって。ちょいややこしいわよね。
でも、前も話したけど医者や占い師やカウンセラーにはキロンが目立つ位置にあったり(ホロスコープの上の方ね)仕事に関係する天体と合だったりする人が多くて。なんでかというと、本人が過去に辛い思いして、トラウマを乗り越えるために学んでいった結果、今度は同じように苦しんでる人を救おうってなるからなのね。
★キロンの相性はキロン側の心の段階次第
で、キロンって相性で絡むと、キロンを持ってる側のトラウマがどれくらい癒されてるかによって、重なる相手の天体や感受点への影響が異なるのよ。
たとえばAさんのキロンとBさんの水星が合だったとする。
キロン側が、たとえば小学生時代にいじめを受けたことがあって、そのトラウマを抱えてるとする。それが癒えてない場合、Bとはコミュニケーションを取るたびに、なぜかちょいちょい傷付いたりする。Bはけっしてそんなつもりはなくて、でも「小学生時代が一番楽しかったなー!Aはどうだった?」とか言って、Aのトラウマを掘り返しちゃうとかね。
そのせいで、AはBに会うたびに傷付くからだんだん嫌になるかもしれない。でも、そんなことはいざ知らず、BはAと会うと心を開いてなんでも話せて「あー、すっきりした!癒された」ってなったりする。BはAと会うのは楽しみなんだけど、Aはフェイドアウトしちゃう、とかね。
でも、もしAがトラウマを乗り越えてたなら、Bにそこを突かれても平気で「私は小学生時代はいじめられててさ。でも今はBみたいな最高の友達がいて幸せだよ」って言えて絆が深まったり、Bが友達関係で悩んでたら相談に乗ってあげたり励ましたりできるのね。
で、Bは「Aといると癒される」ってなるし、AもBといることで、自分の過去の辛い経験が無駄にならず役に立ってるって思える。キロンを克服して使いこなせてると、相性では相互作用でお互いが癒されるのよね。
で、今例に挙げた後者のパターンが、キロンの相性の理想的な出方ね。
■スポーツ選手と彼女のキロンの相性は?
スポーツ選手のキロンは、自身の土星とオポジション。かなり重めの心の傷とか自分自身への葛藤は抱え込んでなおかつ外には出さないタイプ。まあ、そもそもトラウマ的なことを日常的にペラペラ話す人っていないけど。
で、そのキロンは彼女のドラゴンテイルと合、海王星ドラゴンヘッドとオポジション。彼女の海王星ドラゴンヘッドと彼の土星が合でもあって(この2人、合だらけ)彼の重苦しいトラウマは、意外にも彼女の海王星とドラゴン軸に飲み込まれるようにして癒されていったかも。
占い的にも、彼女自身や周辺の人間に得体の知れない感じがありそうな表示だけど、もしかするとそういうのも彼には心地いいのかも。王子様が身分隠して出かけて、陽気な悪どもとつるんでるときだけ、本当の自分になれるみたいな。
それだけじゃなく、彼女のキロンもまた、彼のドラゴンテイルと合、金星とオポなのね。彼に心の深いところ、前世から持ち越してるカルマ的なものを癒されつつ、癒してもいる的な。
これは、彼女側も、もちろん金持ちで素晴らしいスポーツ選手の彼と付き合うことは誇らしいだろうけど、彼が有名人じゃなくてもきっと、出逢って深い関係になるのが約束されてたような運命を感じたんじゃないかしら。
【Wなスポーツ選手の恋シリーズ】
(2)まずは金星水星の相性から
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