【辛口オネエ】ある女優の不倫(2)2017年はトランジットがやっぱり「苦闘期」だった【西洋占星術】

【バックナンバー】ある女優の不倫(1)運も気性も強い特別な生まれの人だった

※有名人占いは読みやすさを考慮し、勝手ながら敬称略としております。


ある女優の不倫が世間に知らしめられちゃったのは、スクープ記事が載った週刊誌が発売になった8月頭。2社の週刊誌に載ったそうだけど、とりあえず先に話題になった片方のが出た日、8/3で出してみたわ。

当時のトランジットと、女優の出生図の二重円がこれね。

★月土星合の日の「削ぎ落とし効果」

みんなも知ってる通り、2017年は土星が射手座にいて、この頃は21度付近を運行。週刊誌の発売日は月が射手座の中盤から後半に入ってて月土星合の日。

「月土星合」の日って、月=女性性、妻としての状態や女性の精神状況や健康を表すのね。その月に対して土星=重圧、責任問題がのしかかってくる日でもあるのね。

土星合は、合する相手の天体が山ほどなにかを抱えてるときには「削ぎ落とす」効果が出ることがあって。

道徳的にも厳しいおっさん先生だから、不倫なんかしてればそりゃ「けしからん!反省せい!」と、不倫が終わるようにはたらくわけよね。

でも、土星って単純に底意地が悪いわけじゃなくて、相手の天体が長い目で見ればそのほうがいい、社会的に、道徳的に、健康にいい生き方に軌道修正させてくれるのよ。

だから、週刊誌のスクープっていうそれだけだと単にゴシップ好きの格好の餌食になったような形ではあるけど、起こるべくして起きたこと、でもあると思うのよね。

★トランジット月土星合が乙女座18-19度の太陽天王星冥王星合にスクエアだからダメージは大きかった?

ただ、彼女の場合は、このトランジット射手座21度の月土星合は(1)でも話したけど、ただでさえ強烈な人生を送りがちになるネイタル(出生時の天体の配置のことね)の乙女座太陽天王星冥王星合とスクエア。

トランジットの木星以遠、つまりは土星、天王星、海王星、冥王星がネイタルの天体にスクエアやインコンジャンクト、オポジションになるときって、やっぱりどうしてもカウンターパンチ喰らうような衝撃、ダメージを受けることはあるのね。

彼女の場合は、この不倫発覚の影響でドラマや番組出演がキャンセルになって女優活動に支障が出てるみたいだし、やっぱりダメージは強かったみたいよね。

★トランジット火星とネイタル火星も合

と、スクープ記事発売当日の運勢だけでも充分に「苦闘期」だったんだけど、さらにこの夏は火星が獅子座にいたじゃない?で、この8月前半はトランジット火星が獅子座8度を通過。彼女のネイタルの火星は獅子座9度で、いわゆる「火星回帰」マーズリターンだったのね。

火星回帰は、約2年半に1度起きる配置。仕事面では新しいスタートになることが多いのよ。あとは男性関連ね。彼がいないと彼ができるかもだし、いると喧嘩増えるけど情熱も燃え上がる的な。

ただ、他に個人の運勢に重要な天体、太陽月金星火星の状態が良くないと、トラブルとして出ることもある。

このとき、彼女はさっき話したトランジットのスクエア喰らって、世間的には名誉が損なわれるタイミングだったから、それに火星回帰が火に油を注いでおおごとになったのかもね。

過去にも、浮名を流してきたり、公にならないけどいろいろあったときは、トランジットが個人の運勢に重要な天体と何もアスペクトしてないとか、スムースな角度ばかりだったんで難を逃れてたのかも。

で、実は他にも気になる配置はいくつかあって。それはまた次回に。

続きはこちら→ある女優の不倫(3)しばらくやばいけど不死鳥並みの復活も必至

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