色占いを知っていますか?色というものは不思議な事に、世界共通のイメージをもたらします。
赤と青では暖かいイメージは赤であり、それは国境を越えても誰もがそのように答えるのです。
生まれた地域の風習や環境、個人の好みではあまりイメージが左右されにくいことから、古代より色を呪術的な意味で利用してきました。それがパワーストーンの色や五行思想の色に発展しています。現在では心理状態を表すものとして色彩療法(カラーセラピー)が行われています。
ある色が気になって選んだことで、その人の深層心理を探ることが出来るのです。
この占いのような心理学のような診断は、日常でも簡単に行う事が出来ます。
代表的な色のイメージをご紹介しましょう。
あなたが今日なんとなく選んだ洋服の色は何色でしょうか?
彼の洋服の色でもOKです。さっそく占ってみましょう。
『赤』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
情熱、活力、行動的、勇敢、大胆、決断力、強い意志、チャレンジ精神、指導力、外向的
ネガティブキーワード:
衝動的、破壊的、短期、感情の起伏、怒り、闘争心、自己中心、強引、好色
赤でイメージするものはたくさんあります。
燃え盛る炎や夕焼け、華やかなバラの花、口紅、血液、信号などです。
どのイメージもちょっと刺激的で鮮烈なイメージがあります。
赤は人間が原初的な段階で認識できる色であり、本能である生きる力と関連づけて認識されてきました。
心身ともにバイタリティーがあり強い意志を持って勝負をする時に選ぶ色であると言われています。
しかし好戦的で怒りを爆発させやすくなります。
『黄色』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
快活、天真爛漫、自由、ユーモア、好奇心、躍動感、直観、栄光、富
ネガティブキーワード:
気まぐれ、情緒不安定、臆病、わがまま、子供っぽい、ルーズ、楽観、不注意、嘘
黄色は太陽の色や実る穂、黄金の色であることから富や豊かさを表す色とされています。
その一方で黄色を過剰に好む人は精神の不安定さを表すとされています。
黄色を選ぶときは、好奇心旺盛で快活です。楽しい雰囲気に満ちている時が多いでしょう。
しかし物事を深く考えず気まぐれに動く時でもあります。
『緑』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
平和、調和、安定、慈愛、穏やか、現実的、誠実、若々しい、再生、成長
ネガティブキーワード:
貪欲、利己的、怠惰、未熟、頑固、物質的、官能的、嫉妬
緑色は信号が示すように安全を意味します。
安らぎやリラックスをもたらすので、登山や森林浴が癒しと結びつくのも納得です。
何より目に優しい色としても有名です。
緑を選ぶときは、穏やかで安定した気分でいる時です。
周囲にも愛情豊かに接し、調和をもたらします。
もし穏やかさが欲しいなら緑を選んでみましょう。
ただし強すぎると頑固になったりお金に執着するようになります。
『青』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
冷静、理性的、思索、慎重、神秘性、誠実、爽やか、友好的、理想、英知
ネガティブキーワード:
冷淡、悲哀、憂鬱、皮肉屋、不安、孤独、独善的、心の弱さ、内向的
寒色の代表である青は、赤とは正反対とも言える印象です。
青い光を浴びたり見たりすることで気分が落ちつき、高揚感を抑えてくれます。
食欲が抑えられることから青いお皿を使ってダイエットする人までいるのです。
青を選ぶときは思索的で落ち着いた気分の時です。
知性に優れ芸術的な直観力を持つタイプが好むと言われています。
冷静で友好的でありながら、多すぎると気分によっては陰鬱で独善的になりやすくなります。
『白』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
純粋、清潔感、生まれ変わり、リセット、新鮮、若さ、申請、完全主義、正義感
ネガティブキーワード:
潔癖、拒絶、無関心、冷たさ、けじめ、神経質
白は純粋無垢な色として花嫁衣裳にも使われています。
光を反射して他のどの色にも染まらない白は穢れのないイメージそのものです。
白ヘビや白いハトなどの白い生き物を神の使いと扱うこともあり、白には何か特別な感情を抱きます。
白を選ぶときは潔癖で正義感が強い時です。
純粋さを求めており、自分をリセットしたい時も選びます。
しかし度が過ぎると潔癖を守るために他人を受け入れなくなりがちです。
孤立しないように注意しましょう。
『黒』を選んだ人の深層心理とは
ポジティブキーワード:
重厚、高級感、威厳、神秘性、成熟、奥深さ、力強さ、意志力、真剣
ネガティブキーワード:
暗さ、不安、絶望、闇、孤独、秘密主義、頑固、押し付けがましい
黒は白とは反対に不吉を思い起こさせる色です。
全ての色を覆い隠す色であることから、奥深さが表されます。
ファッションでも黒をキレイに着こなせる人は大人の魅力があります。
黒を選ぶときは自分を守りたい気分の時です。
鎧としての服やインテリアに黒を選ぶ時は、心の中に誰も入れたくない事を意味します。
自分を強く見せたい時にも選ぶことから、威厳のある色とも言えます。
しかし自分のやり方を頑固に守ったり押し付けがましくなることもあります。
その他の色のキーワード
オレンジ色:
暖かさ、社交的、思いやり、元気、八方美人、わがまま、目立ちたがり
ピンク:
優しさ、愛情、女性的、上品、甘え、誘惑、受け身、傷つきやすさ
茶色:
安定感、落ち着き、地道、古臭い、謙虚、消極的、温もり、円熟、伝統
グレー:
落ち着き、粋、慎重、分別、バランス、中立、寂しさ、妥協、無気力
紫:
霊性、神秘、高貴、叡智、芸術性、瞑想、個性的、不安、狂気、尊大、矛盾