占い師やヒーラーが天職と言われても自覚してても他の仕事がしたい人へ。占い師やスピリチュアル業界に非常に多い『8室太陽』の活かし方、ココシャネルを例に。
※この記事は西洋占星術勉強中で「自分の出生時間が判明していてハウス区分が分かる」方向けです。
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■スピリチュアル界隈っぽいホロ持ちのココシャネル
ココシャネルって出生時間が判明してるんで、ハウス区分が分かるのね。で、あまりにも有名な人だから、伝記とか映画とかで性格とか業績とか転機とかは詳しく分かるし、割愛。
注目は「スピリチュアル界隈にいそう」「天職は占い師とも言われそう」な配置を持ってること。
まず、8室に獅子座の太陽・金星、乙女座の水星・天王星あり。8室に太陽金星水星が入ってると、だいたいは精神世界に興味を持つし探求するし、他人の心を読もうとするから、占い師的な生き方をする人はすごく多い。
そして、月が魚座で2室。8室の水星とオポジション。感受性がすごく鋭くて、そして一般大衆、特に女性を相手にする仕事でお金を稼げる。魚座といえばスピリチュアル。
■スピリチュアル適性はそのままファッションデザイナーとしての適性に
でも、彼女の職業はみんな知ってる通り、お針子からファッションデザイナー。占い師にはならず、ファッションデザイナーとして大成功した。
実は、今挙げたスピリチュアル向きな星回りは、そのままファッションデザイナーとしてもすごく適性があった、と読めるのよね。まず、8室の獅子座太陽金星水星で精神世界に興味を持ってそこを探求して他人の心を読む能力は、人の心の深い部分に訴えかけるセンスとして発揮できた。
2室の魚座の月はそのまま、一般女性の人気獲得。月と水星のオポジションで、流行に敏感で受信力も発信力もあったはず。
★月と合・水星とオポジションの魚座エリスがそれまでの「女性的」なファッションとの闘いに繋がった?
ついでに、月は当時まだ魚座にいたエリスと近接で、エリスと水星はタイトなオポジション。エリスは関わる天体や感受点の管轄する分野で「戦闘的に予定調和をぶっ壊す」疑問を投げかけたり波紋を広げることがあるのね。月と合、水星とオポジションとなれば、魚座の月と乙女座の水星で本当はとってもとっても女性らしい心とセンスを持ってるけど、それを「このままじゃいけない。変えていかなきゃ。闘わなくちゃ!」となって、コルセットにヒラヒラドレスから女性を脱却させることができたのかも。
さらに、彼女はDSCと双子座27度の火星がほぼ合で、火星=仕事で世の中からの注目を浴びやすい。双子座の火星は忙しかったり目まぐるしく移り変わったりする業界や時代を生き抜くのにぴったりで、まさに毎年毎シーズンで新しいものを生み出していかなきゃなファッションデザイナーとしては有利。
ちなみに、シャネルが占い師にならなかったのは、この双子座の火星と、7室の蟹座木星の影響が大きいかも。DSCと7室は社交の部屋で、そこに火星が合、木星までいるとなると仕事ではとにかくたくさん外に出て、いろんな種類の人に会って、社交的に振舞っていかなきゃになる。
双子座は現実社会、物質社会を楽しむ段階の星座で、それが仕事運を司る火星にあれば、引きこもってじっくり占いを勉強したり、1人の運勢を読み込んだりするのは性に合わない。7室の蟹座木星は「世のため人のために、現実的に、目に見える形で役立つこと」を自然に選ぶ気質として、運勢として表れる。
ほかに、スピリチュアル適性と無理に絡められないから割愛するけど、ファッションデザイナーとしての素質や彼女の生き方を説明できる星回りはたくさんあって、そりゃ占い師になんかなってられない感じ。
・・・ただ、シャネルは迷信深かったことでも有名だそう。水晶やカエルモチーフを集めてたんですってね。
ってことで、適性がどうあがいても占い師、スピリチュアルと言われてもほかの分野で活躍できる代表例でしたん!じゃ、ほかの例もまた挙げていくわね。
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