あるグラドルの悲劇（1）人間関係に要注意な『ASCリリス合・DSC土星合』
※こちらの記事はご自身でホロスコープを出せる方向けの内容となります。
人生って本当に、どんな人と出会うかによって大きく変わっちゃうわよね。
特にスピリチュアルや西洋占星術に興味がある人の中には、人生がうまくいかなくて悩み抜いてこっち方面にたどり着いた人が多いけど、本当に「生まれ持った運命には何の問題もなし。アナタの人生がうまくいっていないのは、被害妄想か努力不足では？」なんて人は、1人もいないのよね。
みんな、どこかしら「ああ、なるほどこの星回りの持ち主なら◯◯には人一倍気を付けないとまともに暮らすのは厳しいわね」って納得のいく星回り。
ネガティヴな話だから実名は伏せるけど「関係者」に恵まれなかったせいで悲惨な人生になってるある元グラドルの女性の例を挙げておくわ。なんというか西洋占星術の教科書に載せるレベルの典型的な星回りがあったから。
■美人グラドルがトラブルの挙句AV女優に
この元グラドルは美人で巨乳で人気があったのに、あるとき事務所に契約解除されて、その後は違法な薬物に手を出していたことが発覚したり、海外逃亡してたりといろいろ騒がれた人。今ではAV女優。
彼女は珍しく出生時間も判明してるんでASCやその他も分かったのね。
そのおかげで人間関係に要注意な星回りも判明したんだけど。まず「極め付け」なのが、赤いところ。
★アセンダントとリリスが合。ディセンダントと土星が合。月とスクエア。
アセンダントとリリスの合は「いじめられっ子アスペクト」リリスは人の心の暗部を刺激して暗い欲望を引き出すことがあるし、それが生まれ持った環境かつナチュラルにしてるときの自分自身、そして「肉体」を示すアセンダントに合。生まれながらに「暗い欲望」の対象にされやすい星回り。アセンダント牡牛座だから肉感的で「触り心地が良さそう」とも思わせる見た目。グラドルとして人気が出たのはこの見た目的なアドバンテージもあったのは明らかよね。（マリリンモンローにもこのアセンダントとリリスの合があるのよ）
でも、彼女の場合はさらに、ディセンダントには土星が合。で、この土星はリリスとはかなり正確な（オーブ1度）のオポジション。
ディセンダントは社会的に関わっていく人間関係全般、特に結婚相手や交際相手だけじゃなく仕事相手なんかも含めた大事な関係の状態、関わりやすい相手を示すわ。そこに土星。これは対人関係で苦労が多いこと、重圧を受けやすいことを示してるのね。
しかもリリスとオポジションで、月とはスクエア。月は女性の女性性そのものを表すから、それがリリスと土星によって「折られている」これは、性的にやりたくないことをやらされる、性的な搾取を要求された可能性も表すわ。
★12室ヘッド・6室テイルで「アングラ」な世界と縁あり
あと、ドラゴンヘッドとテイルは自然に周囲に集まってくる人達との縁や宿命的に置かれる環境の状況も表すけど、本来は助けてくれる人や未来につながる縁のポイントであるドラゴンヘッドが12室＝隠れた部屋。これだけなら、芸能人とか政治家の中でも影の実力者やその周辺なんかにいる人がよく持ってる星回り。小説家や漫画家みたいに「締め切り終わるまで部屋から出られず、自主軟禁状態」になる人とか、研究室にこもりっきりの研究者なんかにも出やすい。あとは引きこもり気味の人と、インドア派の人なんかにも出るんで、単体では悪い意味じゃないわ。でも12室は「人に言いたくない仕事」や「アングラ界隈」も表すのよね。
6室テイルも、世の中的にはキラキラしてない仕事に従事する人、若干飽き飽きしながらも続けられる仕事、「楽しくはないけど、この仕事なら一応続くし、お金持ち稼げる」仕事に就いてる人にはよく出る星回り。
例えば、昨今すごく増えてる「介護」の仕事なんかはこの6室に星が入ってる人が多い。でも、お年寄りのために心から尽くしてあげたいと思って介護士になって嬉々として働いてる人だったら、太陽とかヘッドとか、プラスの意味の天体や感受点が入る。逆に、やりたくないけど仕方なく介護士やってて、辞めても再就職はまたやっぱり経験があるからってことで介護士……。なんて人は6室テイルだったり。
あと、テイルはそもそも「悪そなやつ」がだいたい友達になりやすい、腐れ縁の関係者とどこで出会うかも表すのね。6室テイルだとずばり職場であまりよろしくない縁の相手と出会いやすいわ。
彼女の悲惨な人生はいくつものアスペクトが重なってるし、あらゆる岐路で本人の選択もゼロじゃなかったはずだから、もしこれ読んでる人に同じ星回りがあるからって同じことが起きるわけじゃないから安心してね。でも「アセンリリス合」「ディセン土星合」「月リリス土星Tスクエア」持ちの女性はやっぱり、近づいてくる相手が信頼できるかどうかは、人一倍気を付けたほうがいいのは確かよ。
続く。
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