家族のことで悩みや問題、または心配事を抱えているという人は多いものですね。年老いた親の介護問題や、子供の進学や就職に関する心配、そして身内との関係がうまく行っていないという人もいるでしょう。このような家族の悩みは、現代社会における高齢化・少子化社会の問題に比例して増えていっていると感じます。このような家族の問題を抱えているときは、気持ちがどんよりしてしまいがちです。そして、楽しめるはずのことも心から楽しめなくなってしまいます。そんな時も、「引き寄せの法則」で気持ちを楽に持つことができます。引き寄せの法則は、自分の幸せだけでなく、家族の幸せにおいても有用なのです。ここでは、引き寄せの法則で家族の悩みを解決する方法、家族の幸せを引き寄せる方法についてご紹介します。
引き寄せの法則で家族の悩み・家族の病気を解決できる?
家族に病人がいるとか、問題を抱えて苦しんでいるといったように、自分以外の家族に何か問題が起こっていると、「自分だけが幸せで良いのか・・」という罪悪感に苦しむことがありますね。
しかし、だからといって、どこまでも一緒に苦しめば良いというわけではありません。
あなたが良い波動を持っているのなら、その波動を苦しんでいる家族にも広げてあげれば良いのです。
ですから、まず自分を満たしてあげることが大切です。
とは言え、病人の看病や介護を、不眠不休で頑張ることで、罪悪感に苦しまずにすむ、という場合もあるかもしれません。
また、悩みを抱えている家族のためにありとあらゆる解決策を提案することで、少しでも役に立っているという実感が得られる場合もあると思います。
ですが、このように相手を自分の力で幸せにしよう!と思う気持ちは、相手が自分の力で幸せになれないと思っていることになります。
大切なのは、相手が幸せになれる力を持っていることを信じることなのですね。
良い気分になってよい波動を広げるのは、「自分」しかないのです。
自分を幸せにできるのは自分だけということですね。
そのことを大切な家族に、あなたの内面から溢れる幸せの波動で感じ取ってもらいましょう。
家族みんなが本当に幸せになるために、あなたが持っている良い波動を広げること専念するのです。
そのためには、ゆっくり休息を取ることや、自分が良い気分になれる時間を作ることを忘れてはいけないのですね。
病気の家族も、問題を抱えている家族も、あなたの幸せそうな明るさからパワーを受け取ることができるはずです。
このことは、一人暮らしをはじめたばかりのお子さんにも、妻に頼りっきりの夫にも同じことがいえます。
「私がやってあげないと・・」そう思って過度に干渉することや、手助けをすることは、「相手が自分で幸せになる力」を信じていないからなのですね。
このように、相手が幸せになれる力を持っていることを信じることで、家族みんなが幸せになっていくのだということがわかります。
引き寄せの法則とは感情コントロール!家族の幸せを引き寄せる方法
引き寄せの法則では、「感情」と「波動」はワンセットであると考えます。
しかし、家族の問題で悩んでいるときは、自然とため息や怒り、不安といった感情に支配されてしまいますね。
こんな時は、どのようにして感情をコントロールすれば良いのでしょう?
まず、怒りや不安といった感情を自然な感情であると受け止めます。
そして、嫌なことや悪いことは、自分や家族を責めるのではなく、「学び」や「気付き」として捉えると気持ちが和らぐものです。
そもそも家族は、「気付きを与え合うため」に巡り合うのだといわれています。
だからこそ、幸せも苦痛も共有するのですね。
ですから、怒りを感じても、不安や悲しみも感じても、自分が本当に望んでいることは何なのかを知る意味で、良いことなのです。
相手に期待するのではなく、コントロールするのでもなく、目の前にいる人との関係をただ楽しむだけで良いと考えます。
このように、マイナスの感情を、プラスへとシフトチェンジしていくことで、感情をコントロールできるようになり、幸せを引き寄せる力も強くなっていくのでしょう。
そして、あなたが喜べば、幸せの波動が広がっていくのです。
悩みや不安は誰にとっても嫌な感情ですよね。
だからこそ、できるだけ素早く自分を楽にしてあげたいものですね。
最後に
このように、家族の幸せを望むとき、自分にできることは、ただ自分を肯定し、自分を満たすことだけで良いということがわかりました。
自分が幸せになることは、誰かの幸せを奪うこととは違います。
ですから、自分が幸せになることで罪悪感を抱く必要は無いのです。
自分を満たすことではじめて、目の前にいる家族を心から愛し、そして信じてあげることができるのですから。
引き寄せの法則は、家族間においてだけでなく、人間関係全般において有用です。
また、引き寄せの法則からは、どんな人間関係であろうと、自分にとってマイナスとなることは何も無いということにも気付きます。