スピリチュアルな世界には、人間関係におけるコミュニケーションにおいて大切な二つの法則があります。それは「波長の法則」と「カルマの法則」です。波長の法則とは、波長(私たちが生み出すエネルギー)の同じ者同士がお互いを呼びあうというものです。カルマの法則とは、自分の思い・言葉・行動の全てがいつか自分に返ってくるということを表します。人間関係は、この二つのスピリチュアルな法則に従い、スピリチュアルなコミュニケーション術を身につけることで、あなたの恋愛や人間関係はどんどん良くなっていくでしょう。ここでご紹介する「波長の法則」と「カルマの法則」のコミュニケーション術は、恋愛においても人間関係においても、私たちのたましいを成長させてくれるためにあるものです。
波長の法則から学ぶ恋愛術・人間関係を良くする方法:出会う人はみな「鏡」「先生」
「波長の法則」では、自分の波長が低くなっているときはイヤな人ばかりに囲まれ、波長が高くなっているときは、ポジティブで良い人ばかりに出会うようになると考えます。
ですから、今ある人間関係は、今の自分自身の「鏡」ということができるのです。
鏡には実物のまま映る「真映し(まうつし)出し」と、左右が逆に映る「裏映し(うらうつし)出し」の場合があります。
自分を「真映し出し」に見せてくれるのは、自分と共通点がある人です。
これに対し「裏映し出し」に見せてくれるのは、自分に足りないものを持っている人、そして自分の弱点をまともについてくる人です。
もしも、あなたにせっかちで、そそっかしい部分があるのなら「真映し出し」の人と出会ったとき、自分と似ていることを感じて反省することや改めよう!と思うきっかけを作ってくれますね。
そして、「裏映し出し」の人と出会ったときは、せっかちなあなたにとって、のんびりで気長なタイプの相手を最初は理解することができないかもしれませんが、自分を内観してみると「自分がせっかち過ぎるのかな」、「こんな風にのんびり生きるのも良いかな」と思えるものです。
このように、人間関係は「鏡」・「先生」と思うことでコミュニケーション術を学ぶことができるのです。
同じような人にばかり出会って、ストレスを感じないようにするためには人と出会う度に「鏡」から目を反らさずに自分を内観することです。
そうすることによって、あなたの周りから嫌いな人が減り、好きな人が多くなっていくのです。
また「波長の法則」では、ネガティブな気持ちでいるとネガティブな人ばかりに囲まれると考えられています。
カルマの法則から学ぶ恋愛術・人間関係を良くする方法:はじめから良い人と思って接する
「カルマ」とは、「業(ごう)」のことを指します。
「カルマの法則」では、人に意地悪をすれば、やがて自分が意地悪をされ、人に対して親切にすれば、やがて自分が親切にされると考えます。
この法則は「自分」というものを良く理解するためのものであり、「自らまいた種は自ら刈り取る」という真理が示されたものです。
自分の思い・言葉・行動はすべてカルマとしてたましいに記録されると考えられています。
そして、寸分たがわず自分に返ってくるのです。
だからこそ、日頃からプラスのカルマをまいておくことが大切なのです。
また「カルマの法則」では「人間なんて信じられない」と思って人と付き合っていると、自分自身も人から「あの人は信じられない」と思われる存在になってしまいます。
これとは逆にどんな人に出会っても「人って素晴らしい」そう思える人は、自分自身も人から「あの人は素晴らしい人」と思われるのです。
みなさんの中には「人見知りが激しい」とか「なかなか人を簡単に受け入れられない」という人もいるでしょう。
ですが、そのような人も、出会う人ははじめから「良い人」と思って接するようにしてみましょう。
そう思って接することで、相手の良いところがたくさん見えてくるはずです。
実際、良いところが一つも無い人はいません。
相手からしてみても、「良い人」と思って接してもらうことで嫌悪感を抱きはしないでしょう。
逆に自分の良い面を見せたいと思ってくれるはずです。
ポジティブな思いのエネルギーもネガティブな思いのエネルギーも相手に必ず伝わっているものなのです。
そして、その後の人間関係に大きく影響していくのですね。
最後に
これらのことから、人間関係を円滑にするためには、相手に対してポジティブな思いを持つことが大切だということがわかります。
例え無愛想な人でも、話し方にトゲがある人でも、その人の良いところを探すようにすることがポイントだといえそうです。
あなたがポジティブな思いのエネルギーを送ることで、スピリチュアルな法則によって、相手は必ずそれに応えてくれるのです。
その術を身に付けることで、あなたの人間関係は今までよりももっと円滑なものになるはずです。
嫌いな人が多いと、苦しいのは自分です。
そして、好きな人が多いと幸せなのも自分なのです。