スピリチュアルな世界は目に見えないものであるため、私たちは魂のSOSに気が付きにくいものです。スピリチュアルな視点からみると、病気には3つの原因が考えられます。その3つとは「肉体の病気」・「幽体の病気」・「霊体の病気」です。このように、病気など体調不良が魂からのSOSである場合があるのです。大切なのはそのSOSの意味を知ることです。ここでは、病気の原因を3つに分け、魂からのSOSの意味についてまとめていきたいと思います。
「肉体の病気」とは?
私たちは身体を酷使し過ぎることや、過労、そして生活リズムの乱れによって肉体の病気を引き起こすことがあります。
肉体の病気は、身体を休ませることによって回復させることができます。
すなわち、身体を休ませるためになる病気というわけですね。
ガーディアン・スピリットからのメッセージと考えることができます。
そして、肉体の病気にならないためには、日頃から呼吸法に気を付けることや、休息を心がけることが大切です。
「幽体の病気」とは?
幽体の病気は「魂の病気」ともいわれます。
魂の病気は、「思い癖」が原因であると考えられています。
私たち人間は誰にでも多少の癖がありますね。
自分で気付いていない癖もあり、知らないうちに人に不愉快な思いをさせていることもあるでしょう。
癖が人間関係に影響を及ぼし、自分にとって悩みの種になることもあります。
「幽体の病気」はそれを知らせてくれるサインです。
例えば、相手に息苦しい思いをさせる癖がある人は、喘息など呼吸器の疾患で自分が息苦しくなることによって、魂からサインが送られているのです。
呼吸器系の疾患はやきもち焼き、束縛の癖がある人などに多いでしょう。
また、物事を注意深く見ない傾向がある人は目の疾患にかかりやすくなっています。
そして、不平不満ばかり言う癖がある人は、「飲み込めない」・「腑に落ちない」ため、消化器系の疾患に悩まされることがあるのです。
悪口ばかり言う癖がある人は、舌や喉、歯の疾患に、頑固な人はガンに、人の目を気にしすぎてがんばりすぎる癖がある人は、肩こりに悩まされます。
このように、幽体の病気はこのような「思い癖」を矯正するためになると考えられています。
いずれも、致命的なものではなく、慢性的な病気が多いということからも矯正が可能であることを意味しています。
矯正が可能だからこそ、病気になることによってSOSが送られてきているというわけです。
ただし、病気が治ったからといって、思い癖を治す努力を怠ってはいけません。
魂が変わっていなければ、別のサインを通じてSOSが出てしまう、すなわち別の病気になってしまうのです。
「幽体の病気」とは?
幽体病気は名前の通り、霊の病気です。
私たちは皆、生まれる前から人生で学ぶべき「カリキュラム」を決めてきていると考えられています。
実りのある人生を目指して、どのような経験をするか決めてくるのです。
人によっては、カリキュラムに病気が組み込まれている人もいます。
病気と向き合って充実感を経験することや、乗り越えていくことが魂の目的である場合もあるのです。
このように、霊体の病気は「向き合うこと」や「受け入れること」が大切だということがわかります。
「肉体の病気」と「幽体の病気」の間に生じる更年期について
肉体と霊体との間にズレが生じることによって起きる不調和が「更年期」です。
肉体と霊体には、何箇所かポイントとなる接点があり、それがホルモンの分泌点と重なっていると考えられているのです。
例えば、額には脳下垂体ホルモンが、喉には甲状腺ホルモンが、そしておへその下には婦人家計のホルモンがありますね。
これらのポイントがどの程度ズレているかによって、更年期の症状は大きく異なってきます。
女性には閉経もあるため、特に女性ホルモンの不調が起こりやすくなっています。
男性にも更年期がありますが、時期や期間、そして症状は女性ほどはっきりとしていません。
そのため、自覚することができない場合も多いようです。
男性の場合は症状として主に、無気力・鬱(うつ)が多くなっています。
いずれも更年期対策としては「心の持ち方」が重要であると考えられており、適度な運動と休息、質の良い食生活によって対策を取ることができます。
最後に
このように、体調不良は魂からのSOSと考え、内観することが健康に暮らすための秘訣だということがわかります。
いつも同じような体調不良に悩まされている人は、これを機に「いつもがんばり過ぎていないか」、「休息は取れているか」、「質の良い食事は摂れているか」といったように、自分の思い癖や、生活習慣などについて改めて見つめ直してみると良いでしょう。
きっと思い当たる節があるはずです。