水槽の中で熱帯魚や海水魚などを飼育し、観賞を癒しとしている人は多いことでしょう。泳ぐ魚や揺らめく水草、キレイなネオンライトを見ていると、現実を忘れさせてくれますね。
風水的にも一日の中に癒しの時間を作ることは運気を上げるのに有効的です。ですが、水槽は置く場所によって運気をダウンさせることもあるため注意が必要であるといわれているのです。
とはいえ、水槽をふさわしい場所に置くことで開運効果が発揮できるためポイントを押さえておけば良いのです。
ここでは、そんな水槽の風水的な影響と気を付けたいこと、そしてどんな運気を上げるのかについてまとめていきたいと思います。
風水で気をつけたいこと①水槽の影響力について
風水において活用される「水」は悪いものを吸収しやすいものとして邪気を祓うために使われることがありますね。
風水において「水槽」は水の気を持つアイテムで「海」を表現しているといわれています。
そして水はお金を運んでくるとされ、「金運」や「財運」アップに効果があると考えられています。
水の気には、「貯める」効果があるためですね。
中国では、金運の吉方位に水槽を置く手法をよく使います。
また、水槽の中の水草はグリーンですね。
グリーンは風水において癒し効果が高いものとされるため、風水の相乗効果をもたらすものであると考えることができます。
このような理由から、水槽は運気に影響を与えるものと考えられているのです。
中国では、金魚はお金がたまる金運アップの象徴とされています。
水槽の水は、動いている状態が良いとされています。
その動きはゆっくりであるほうがお金はゆっくり貯まり、精神的にも落ち着いていられるため、ゆっくり動く金魚が適しているわけですね。
金魚なら金魚鉢でも飼育することができ、丸みを帯びた金魚鉢は風水的にも良いとされます。
風水で気をつけたいこと②風水的に良い水とは?
古来、文明は水のある場所から発展してきました。
事業に成功した人やセレブと呼ばれる人たちの多くは湖畔や海辺、川辺に別荘など住居を構えていることからも、「水」が持つパワーの強さがわかります。
水際の空気は清らかでリラックスできますね。
そこに緑がプラスされれば最高の癒しスポットになります。
私たちはレジャーや旅行で水際を訪れるだけで気分転換ができます。
このように、水は幸せを運ぶものなのです。
とはいえ、「良い水」にはいくつかの条件があります。
1. 淀んだ水ではなく、澄んだ水であること。
2. 24時間常に循環した水であること。
3. 水が空気に触れていること。
風水効果を発揮するためには、水は淀まないよう、常に清潔な状態を保っていることが大切です。
金魚鉢のように循環器を取り付けることが難しい場合においては、こまめに水を交換することが大切になってきます。
良い水は良い運気を招くということを忘れないようにしましょう。
風水で気をつけたいこと③水槽の置き場所としてふさわしい方角と部屋は?
ふさわしくない方角に水槽がある場合、その水を循環させることで、場のエネルギーが乱れるという考え方があります。
このような場合は、風水効果を期待する上で、逆効果になってしまうということを忘れないようにしましょう。
置き場所としてふさわしい部屋は、玄関やリビングとされ、避けるべき部屋は寝室であるといわれています。
寝室は、睡眠は「陰の気」を持つ行為であるのに対し、水槽の水は「陽の気」を持つためです。
このことから、寝室に水槽を置くと睡眠が妨げられるということがわかりますね。
風水では家の入り口である玄関は、「気」の入り口であると考えます。
ですから、「貯める」効果があるとされる「水」を玄関に置くと良い気を貯めることができるでしょう。
しかし、水が淀んでしまった水槽は悪い気を貯めるため注意が必要です。
水槽の中には悪いエネルギーを浄化する作用がある植物を入れておくと良いでしょう。
家の玄関を出て玄関ドアを背中に付けて顔が向いている方位によって、お金の気が流れている方位(財方)が異なります。
その財方の方位に水槽を置くのが望ましいとされているのです。
例えば、
玄関の向きが東向きの場合は、財方は北・南西。
玄関の向きが西向きの場合は、財方は北・西・南東。
玄関の向きが南向きの場合は、財方は南東。
玄関の向きが北向きの場合は、財方は東・南西。
玄関の向きが北東向きの場合は、財方は南東。
玄関の向きが南東向きの場合は、財方は東・南・北西。
玄関の向きが北西向きの場合は、財方は東・南西。
玄関の向きが南西向きの場合は、財方は南東。
となっています。
風水で気をつけたいこと まとめ
このように、水槽を置く場所は慎重に考えることが開運の秘訣であるということがわかります。
そして、水槽は金運をアップさせたい人にとって、オススメのアイテムなのですね。
その水槽の手入れを怠らず、水を淀ませないことが重要です。
これは、風水全般にいえることですね。
良い気が好むものは、キレイなものであるということを忘れなければ、誰にも取り入れることができる風水術なのではないでしょうか。