【芦屋道顕の夢占い】(2)水漏れ・雨漏り・水をこぼすetc.水のトラブルの夢の霊的解釈
世の中で水の大被害が出ている時期に不謹慎と思うたゆえ少し休ませてもろうたが、水の夢について、霊的夢占いの第2弾じゃ。
★芦屋道顕の霊的夢占いバックナンバー
(1)夢と季節と霊的存在の密接な関わりとは
■尿意や寝る前に見たものの影響ではなく見る「水のトラブル」の夢占い
(1)で、夢占いを行う前に、除外しておく条件をあげている。先に(1)を読んでほしい。以下は、それらに当てはまらない場合のみじゃ。病気の可能性についても、言及するといろいろと差し支えがあるゆえ、ここでは控えたい。
■水漏れ・雨漏り・水をこぼす・水が溢れている夢
まず、そこから水が出てはいけない場所から水が出ている、蛇口やシャワーが壊れて水が出っ放し、コップの水をこぼしてしまって床がビシャビシャになるなどは、ずばり
浪費・己の人生から漏れ出ているものがあることの警告
であることが多い。
一番は「無駄遣い」への警告、そして昨今は情報漏洩やハッキングによる金銭的な被害などもあるゆえ、己は気付いていなくとも、潜在意識あるいは守護的な存在が「漏れているから注意せよ」と伝えてきているのやもしれぬ。
あとは個人によりだいぶ異なるが「雨漏り」は、将来に対する大きな不安を抱えているときに、実際に浪費をして次回の支払いが間に合うかの瀬戸際であったり、経済的に頼っている相手や会社などになんらかの変化があり、頼れなくなる可能性を示唆していることもある。
蛇口やシャワー、風呂の水が止まらなくなるのは、蛇口をひねったのが己であれば、己が何かをやらかして問題を起こすかもしれない、収拾がつかないことになりかねないとの霊的なメッセージやもしれぬ。「覆水盆に返らず」ということわざがあるが、
まさにそれをこれから行わんとしているときの警告であろう。
★河川の増水、床上浸水etc.の夢
これらは過去に経験があれば、その経験を呼び覚ますきっかけが寝る前までにあった、などが一番考えられる。
が、頻度は低かろうが、「予知夢」ということもある。これについては、そのものずばり夢と同じことが起きることもあるが、もっと大きな規模で起きる出来事を、感知している……概ね、守護者やその場所の主(ぬし)やその遣いが伝えてくれているのじゃ。
ある時期に多くの人が似たような夢を見る、あるテーマに沿った夢を見るときは、その後に大きな出来事が起こることもある。
身近な他人が見ている夢を受信してしまうこともある。
誰かとちょうど同じ時間に寝ていて、同じ眠りの深さ、同じ霊的な領域へのアクセスができていると、誰かが観ている夢をまるでその人が部屋で観ているストリーミング配信の映画をその気もないのに外から霊的アンテナでキャッチして観れてしまうようなものじゃ。
その場合、まったく知らぬ誰かとたまたま波長が合ってしまうこともあるが、多くはおぬしと霊的な絆のある誰かの夢の共有であろう。その場合は、相手のために何かできることがあるやもしれぬ。
しかし、その夢を共有する相手を探しても見つからなければそれはそれでよい。すぐに見つかり「奇遇だね」「なんでだろう?」と相手もその夢を気にしているならば、話し合い掘り下げていけば、何かしら2人の関係あるいは2人のそれぞれの人生の転機をうまく乗り切るヒントともできよう。
が、未来は刻一刻と変化するもの。その日に受け取った夢のメッセージが、三ヶ月後に分かることもあるが、三ヶ月後にはもう役に立たなくなっていることも多い。夢のメッセージの多くはそのときに必要な情報、いわば「なまもの」である。
特に、先々についてのメッセージであるならば、夢の細部まで覚えていてふだんは忘れたつもりでも、ことあるごとに思い出すなどして、実際に受け取ったメッセージが役に立つときまで覚えていられることが多い。
メモったり絵にしておけば確実ではあるが、しなくても忘れないものじゃ。
朝起きて、慌ててメモらなければ朝食を食べ終える頃にはすっかり忘れ果てている夢は、ほとんどが肉体や寝たときの環境、精神状態からくるものであって、正しく解釈して役立てねば!などと思う価値もないものである。思い出せない夢は思い出さなくてよいぞ。
むしろ、とても怖い夢を見たのにうまく忘れられたなら、あるいは何かしら義務や責任を夢の中で負った気がするのに忘れたなら、それは忘れたままにするがよい。これは非常に大事なことゆえ、後々話すぞよ。
続く。
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(1)夢と季節と霊的存在の密接な関わりとは
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