画像出典:紙の月(Amazonビデオ)
じゃあ、宮沢りえさんの占い、いよいよ過去のトランジットの話。
昔々の貴乃花との婚約時点と破局時点の年月日が判明したからそのときの時期運を占うわ。
【貴乃花との婚約時点の二重円】
内側の円が宮沢りえで外側の円が貴乃花との婚約発表のあった、1992年11月27日のトランジットね。
★出生のジュノーにトランジットのドラゴンヘッドが合、トランジットのジュノーが出生のドラゴンテイルに合
黄色で囲ったところね。ジュノーには「正妻の権利」って象意があって、実は結婚するカップルにはこのジュノーの絡みがあることが多いのね。
あとは、今回みたいに結婚話が出てきたり、公にしたりってときにトランジットとの絡みでもよく出てくるわ。
この場合、自分のジュノーにトランジットのドラゴンヘッド合は生まれ持った「正妻になるための権利」をごく自然に行使できるタイミングが来たってことね。婚約発表ってまさにそうよね。それまで隠してたとしてもジュノーは常に「私はあなたの正妻になるのよ!もう、公にさせて!」って叫んでて、それを表に出せるときがようやく来た感じ。
かたや、トランジットのジュノーが宮沢りえのドラゴンテイルに合してるのは、問題発生のタイミングでもあったわけよね。トランジットのジュノーは、アスペクトする相手の天体や感受点に対してなんらかの「主張」をするから、実はジュノーが個人天体に重なるとその分野でちょっと問題というか交渉ごと、厄介ごとが起きやすくもあるわ。
例えば、トランジットのジュノーが金星に重なると、お金の問題でなんか言われたり。恋人に「おまえ金遣い荒いよな。直さないと家計任せられないよ?」とか言われてカチンときたり。
でも、それについてちゃんと話し合ってなにかを改善して合意すれば、今度は「家計はおまえに任せる!俺はお小遣い制でいいよ」って騒動が持ち上がった分野について「権利」を獲得できるわ。
ただ、このケースみたいにドラゴンテイルとの合だとそれまでの人生で自然に獲得してきた人間関係や環境や、もう過ぎたことに対してアレコレ言われて、それをどうこうしようってのは難しかったかもしれない。ふんどしやサンタフェのことをとやかく言う人もいたかもね。
★出生リリスにトランジット水星冥王星合で聞かれたくないことを聞かれる時期
もう一つ、タカとの婚約発表当時は宮沢りえの出生のリリスとトランジットの水星冥王星合が合。しかも疑り深く物事を掘り下げる蠍座。彼女の掘り返されたくない過去やぶっちゃけ性的なことにまで、世間の深い関心が集まっちゃうような時期だったのね。
発表後からじゃんじゃん結婚を阻止する動きがあったのも、時期的なものもあったかもしれないわ。
【貴乃花との婚約破局時点の二重円】
で、これが残念ながら貴乃花との婚約が白紙になった1993年1月23日のトランジットとの二重円。
婚約発表からほぼ2ヶ月しか経ってないんだけど、この「たった2ヶ月」ってのが意外とポイントで。
★「3ヶ月」経つと状況は激変。でも2ヶ月だと?
世の中やアタシの占いメニューでも「3ヶ月後の」とかってよくあるけど、3ヶ月経つと太陽水星金星は起点となる月日の星座から全部スクエアになってることが主で、なおかつ2.5ヶ月で星座を変える火星も星座が変わってるのね。これが1ヶ月や2ヶ月だとあんまり状況変わんないこともある。だから「3ヶ月後」が大事なのよ。
だから、元々はうまくいく2人でも「3ヶ月」ごとにうまくいかなくなるとか逆に言えばまたうまくいくようになることはあるのね。
でも、ある起点日に決めたことを、3ヶ月も経たないうちに撤回することになるのは正直なところ元々の関係が弱かったと観ることもあるわ。もちろん天体配置の激変期で何か起きた、とかもあるけど。
ちなみに宮沢りえと貴乃花の破局のタイミングの特徴的な配置は、青い線で囲ったところだけど、
・宮沢りえの出生のドラゴンテイルに火星が合
→発表時点でジュノーが掘り返して騒いだ彼女の過去が、結局トラブルになってて、より一層騒がれてた状態。
・宮沢りえの出生の出生の土星ベスタ合にトランジットのテイルが合
→土星ベスタ合の人は性格的には忍耐強いけど運勢的には人よりそれだけ忍耐を要求される状況になりやすいとも観る。
トランジットのテイルは、あまり嬉しくない、過去の因縁なんかから訪れる出来事や人間関係を表すけど、やっぱり、あまりにも周囲からいろいろと言われて、泣く泣く婚約破棄を受け入れることになったのかもしれないわね。
ま、でもこれを乗り越えて今回のステキな結婚ができたんだし、古いしきたりだらけの世界に押し込まれなくて女優として素敵な作品残し続けてるんだから結果オーライよね!
ってことで、宮沢りえ占いはここまで。またほかに気になるカップル見つけたら占うわねん!