お久しぶりじゃの。芦屋道顕じゃ。
先日、転職が決まった友人がおってな。
前の会社の先輩が皆、ツーブロックのゴリラばかり集うた体育会系のブラック企業で、繊細で身体も強くなく酒も飲めぬ友人はずいぶんと苦労して、心もかなり折れておったのじゃ。
このままでは死んでしまうと、夏くらいから転職活動を始めたが、いかんせん友達はそのような職場環境ゆえに、たいした仕事結果も出しておらず、これといった自己PRもできぬ様子であった。
エージェント経由で紹介される会社は新卒で入った会社よりランク下ばかり、年俸も下がるものばかり。それでもこれぞと思うた会社の評判を調べてみれば、人間関係がギスギスしていて転職者が多いゆえ求人も頻繁にかけているという会社ばかりとあって踏ん切りがつかずにいたのじゃ。
そこで、やはり人事を尽くして天命を待つがよし、人事は尽くしておるゆえ、残るは天命を待つばかりでなく「神頼みをしよう」と、仕事運の上がる神社参りに付き合うことにしたのじゃ。
ほかにもいろいろと候補はあったが彼の1番の願いは「人間関係の良い職場と出会いたい」であったゆえ、仕事運全般にもよいが、とりわけ良き仕事仲間と出会えるとの評判のある、神奈川県横須賀市の『走水神社』に参拝することにしたぞよ。
次のページに画像あり!
走水神社とは?
社殿を真正面から撮るのははばかられたゆえ、斜めからじゃ。
走水神社
本当は自身で参拝するのが一番で、それに及ぶご利益などは期待できぬが、横須賀が遠くてどうしても行くのは難しいというおぬしは、この画像に向けてバーチャル参拝もよいぞ。
■由来
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)妻であった弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと) じゃ。日本武尊はそもそも仕事運の祭神であるが、走水神社については、この夫婦の美しき伝説がそこに拍車をかけておる。
走水神社の公式情報によると、
日本武尊は、上総国へ軍船でいっきに渡ろうと船出されましたが、突然強い風が吹き海は荒れ狂い軍船は波にもまれ進むことも戻ることもできず転覆するかの危機に、日本武尊に付き添ってこられた御后の弟橘媛命が「このように海が荒れ狂うのは、海の神の荒ぶる心のなせること、尊様のお命にかえて海に入らせて下さい。」と告げ、「さねさし さがむのおぬにもゆるひの ほなかにたちて とひしきみはも」と御歌を残し、海中に身を投じられました。たちどころに海は凪ぎ風は静まり日本武尊一行の軍船は水の上を走るように上総国に渡ることが出来ました。以来、水走る走水と言われております。
とのこと。
ざっくり言うなら、夫の無事を祈願し己の身を投げた妻と、その妻をこよなく愛した夫婦を祀った神社であるわけじゃな。
この妻の献身ゆえに夫は無事己の使命を遂げられたゆえ、夫婦円満の祈願も良いが仕事運の祈願により相応しいのじゃ。
仕事の人間関係運の祈願には別宮にも参拝を
さて、あいにく当日の天気が芳しくなく、良い画像が撮れなかったゆえ画像なしで恐縮であるが、この走水神社には本殿のほかにも参拝してほしい宮がある。
本殿の左にある別宮には、日本武尊の無事を祈願して、妻の弟橘媛命と共に自ら犠牲になった従者たちが祀られておるのじゃ。死ぬことを強要されたわけではなく、喜んで付き従うたそうじゃ。弟橘姫命は今で言うならば、あらゆる女性の憧れの優しく美しく大盤振る舞いの女上司でもあったのかのう。
とにかく、この別宮がとりわけ「仕事の人間関係を良く」するご利益があると評判になっておるのじゃ。そのおかげで、2014年には改築され綺麗になっておった。
仕事の人間関係に悩むおぬしは忘れず立ち寄ることじゃな。
■小泉元首相やイケメン息子たちも参拝に!?
走水神社は小泉元首相の地盤の横須賀にあるゆえ、小泉元首相も参拝に来たことがあるそうじゃ。元首相だけでなく家族も来たそうじゃ。
元首相は妻がおらぬゆえ、家族といえばあのイケメンな進次郎氏も孝太郎氏であろうか。地元のご利益ある神社とあっては、今後も参拝する可能性が高いゆえ、神の導きによりて参拝時にばったり出くわすかもしれぬのう。
わしは男であるからたいして嬉しくはないが、独身のおぬしは、身なりを整えて参拝に訪れる価値ありじゃぞ。
さて、わしの友達であるがこの4月からめでたくホワイト企業と噂の会社に転職が決まりよった。転職を願うおぬしであれば、良き転職先が見つかるよう、わしも陰ながら祈っておるぞ。
【参考・引用元】
走水神社公式ウェブサイト
http://www12.plala.or.jp/hasirimizujinjya/
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