「水星魚座」期間の彼の運勢の傾向と対策
水星が魚座を運行する期間は老若男女みなロマンチストになりやすい。それまでの水星水瓶座は何事も理性で判断してはっきりとイエスまたはノーを言っていた誰かの態度や言動にも変化が出るだろう。
人としての良心から、ノーと言いたくても言えないこともあれば、健気に片想いを貫く女性への同情心を愛と取り違えてくれるかもしれない。
今までなんとも思わなかった相手に、少しばかりのエロティックな欲望を抱くことも出てくる。恋をする女性にとっては追い風が、季節より少し早く、暖かな春風が吹く時期になるだろう。
＊水星の運行で占うけど、観るのは彼の太陽星座でOKだよ。
◎牡羊座の彼
本来は思い切りがいい彼。嫌なものは嫌とはっきり言うし、駆け引きなんて面倒だし空気も読まない、女性の言葉にしない気持ちなんて推測したいとも思わない。
だけど、この時期の彼は少し普段より優しい、といえば聞こえはいいけれど、優柔不断でノーをはっきり言えないようだ。（幸いなことにバレンタイン期間はまだノーが言えたから、押しの強い女性に押し切られてはいないと思うけど）相手の気持ちを思いやり、傷つけまいとする。そんなところからついうっかり「この子はぼくが守らなきゃ」になることもある。
メソメソした女性が嫌いなのは相変わらずだけど、健気に努力しつつ、報われずにちょっとだけ弱気になっている女性を彼は放置できない。今期の彼からは、彼が人としての標準搭載している「同情心」または「父性」を引き出せるかもしれないね。
★牡牛座以降は次のページにて
◎牡牛座の彼
本質的に快楽主義の彼は、時間やお金に余裕があると衣食住や五感の満足を追求しがちだけれど、今期は精神的な充足を求めるようだ。人とつながること、誰かに必要とされること、一緒に何かやり甲斐のあることに取り組みたいと密かに願っている。
心惹かれる異性のタイプも、今期はそれに合わせて今までとは変化している。共に何かを成し遂げるのに相応しい知性と教養を兼ね備え、これまでにもコツコツと実績を積み重ねてきた女性に目が向く。・・・見た目や家柄など、持って生まれた要素に惹かれがちな彼はが、珍しくそういったものは気にしない。
もし君が、これまで彼のストライクゾーンから条件的に外れていたとしたら、今期は珍しく自助努力で彼のストライクゾーンに入り込める可能性がある。もちろん、すでに圏内にいたなら、それ以上の関係への進展も可能だよ。
◎双子座の彼
彼の守護星である水星にとって、魚座はあまり居心地の良い星座ではない。情緒的過ぎて双子座の感性とは相容れないし、魚座的なロマンスは双子座にとっては一口でお腹いっぱいになる。
ほかの異性になら、この時期の水星の影響を受けた情感いっぱいの愛の表現やついうっかりやってしまいがちな、悲劇のヒロインになりきった涙ものの自分語りは、相手の気を惹く手段になるかもしれない。
だけど、双子座の彼にはそれは、甘い果物に砂糖とカラメルをかけて食べさせられるかのような過剰な甘ったるさを感じさせてしまう。君は大丈夫だと思うけど、この期間は彼に直接逢いたくて震える系のメッセージを送るのは控えたほうがいいし、繋がっているSNSでなにかを匂わせるポエムを書くのもやめておこう。
明るく爽やかに、軽やかに。そうしていれば、ほかの女性からの過剰なアピールに疲れた彼は君の隣に逃げて来るだろう。
◎蟹座の彼
今期の彼は絶好調だ。学問やビジネスや経済面、万が一家庭持ちだったら夫婦仲がうまくいっているかは分からないけれど、彼は今期「異性受け」は抜群だ。
魚座の水星は、彼が生まれ持つ優しさや同情心を過剰にではなくほどよく引き出す。そして、女心をくすぐるどころかその気になれば蕩けさせる甘い言葉で、周囲の女性を魅了して歩くだろう。これは、今まで彼を意識していなかった女性が彼に惹かれ、ライバルが増えることを意味する。
けれど、これまで彼とは事務的なやりとりしかできなかったり、仲はいいけれどイマイチ優しくしてもらえないと悩んでいた女性にとっては至福のひとときになるだろうし、今期に今までの壁を乗り越えてしまえば、水星が牡羊座に移動したあとも、一度近付いた関係はそうそう離れることはないはずだよ。
★獅子座以降は次のページにて
◎獅子座の彼
今期の彼は気難しい・・・というほどでもないけれど、真向かいに水星がいた時期より少しばかり寡黙な男になるかもしれない。
だけど、それが君とのコミュニケーションを拒否しているようには見えないはずだし、実際に拒否もしていない。毎日やりとりしていたのに急にメッセージが減ったり既読にならなかったりしても心配ない。
彼は外に関心を持ち他人と積極的に言葉を交わす時期を過ぎて、一時的に自分自身との対話の時間を増やしているだけだ。彼の気持ちを尊重したいなら、彼からの連絡頻度や逢いたいという気持ちの温度に合わせてあげられるといいね。
◎乙女座の彼
彼の守護星が真向かいの魚座入りしているこの期間は、彼自身にとってはあまり心休まる時期とは言い難い。そもそも神経がやや過敏な彼にとって細かなことが気になりストレスになることも多い。
ただ、それは彼に恋する女性には役立つこともある。これまで本音と建前の建前だけでやりとりして「いい人」の姿しか見せなかった彼ならばらふとした瞬間に裏の顔や本音を見せてくれる。彼が本当は何を大切にしていて、何に憤るのかが分かる。すでに親しくて、彼のイライラの八つ当たりすら受ける立場なら、それは小さな子供が母親にだけ甘えてわがままを言うのと同じ。「ヨシヨシ」して手なづけてしまおう！
◎天秤座の彼
今期の彼が君とコミュニケーションを取りたがるか、どれくらい時間を割くかと彼の気持ちは比例する。あまり歓迎できないタイプの忙しさ・・・楽しくもなんともないけれど、なる早で処理しなければいけないタスクに追われる忙しさで彼は息抜きを必要とする。
平和主義と言われつつ、怠惰な気質でそもそも愚痴の多い天秤座男はこんなとき、一番心許せる女性の元へ行こうとする。彼の理想は美しさや社交性のみではなく、どんな彼でも受け入れる寛容さのある女性だ。だから、もし今期、彼が君といて不平不満ばかり口にするならそのままに。
そして、彼の連絡が減ったならそれもそのままに。今期は打つ手がないけれど、放っておいても3月6日を過ぎたらコミュニケーションがもっと取れるようになるはずだ。
◎蠍座の彼
彼にとって心躍る季節がやってきている。水星ばかりでなく、今期はほかにも彼の人生を盛り立てる星回りになっていて、特に恋愛運は好調だ。黙っていれば渋くて素敵、ペラペラしゃべれば楽しい人と、周囲の異性は彼の全てを肯定する。
こんなとき、あえて彼をdisって自分を印象付けようとしたり、追わせようと駆け引きしても徒労に終わる。それよりも、その他大勢の中の一人でもいいから彼にとって気分のいい言葉をかけ、心の扉を開きっぱなしにさせておこう。ホワイトデーを待たずに、彼は君をその奥へ招き入れてくれるかもしれない。
★射手座以降は次のページにて
◎射手座の彼
今期の彼はふだん以上に壮大な夢を語り、ロマンティックなポエムを書きたいようだ。でも、現実がそれを許さない。学生でも社会人でもあるいは早期リタイアをした自由人でも、2月下旬から3月はだいたい忙しい。けれど、彼はそこにさらに今年はイレギュラー業務や家の水回りのトラブルなどへの対応であたふたしているかもしれない。
彼に限らず、男の大半は女性からのアドバイスや手助けは自分の無能を思い知らされるようで嫌うけれど、今期の彼はむしろ歓迎するはずだ。口先だけの「こうしたら？」は余計だけど、資料作りを手伝ったり信頼できる修理業者を教えてあげたりには、心から感謝してくれるだろう。本来とても難しい「セカンド・セフレの立場からの昇格」すら考えるよ。
◎山羊座の彼
目の前のことに精一杯、あるいは余裕はあるけれどあえて集中力を発揮しているとき、多くの男は、遠くにいる女性には残念ながら意識が向かない。いや、妻や恋人が前髪を作ったことにすら気付かないことすらある。
でも、今期の彼は顔をあげて周囲をぐるりと見渡し、気になる女性がいれば自ら歩み寄っていくだろう。そして、楽しく笑顔で会話をして関係を深めていこうとする。
だから、これまで彼との距離が縮まずにいたとしても、今期は希望が出てくる。すでに多少親しいなら楽しい時間を過ごせるだろう。まだ知り合いレベルなら君のほうから業務連絡でいいからコンタクトを取ってみよう。彼から業務外の雑談や誘いが返ってくる可能性は今までより高いはずだよ。
◎水瓶座の彼
この期間の彼の関心は、まずお金のことみたいだね。決算期だし確定申告の時期だし、歓送迎会でも飲み代が出ていく。どれにも関係のない身分だとしても、春は何かとお金がかかる。
もともと男女平等意識が強くて、悪気のない割り勘男が多いのもこの水瓶座だけど、今期は輪をかけてケチ・・・ではなく経済観念がしっかりしているかもしれない。彼への愛を貫くなら、過去に素敵なお店で奢ってくれたり高価なプレゼントをくれたりした過去の彼のことは忘れ、世間の愛され貢がれ女子と気前のいい男たちのことも別の星の生物たちだと思うことにして、彼の将来性や誠実さにフォーカスしよう。
◎魚座の彼
彼の星座に入った水星はこの期間、彼に特別なアイデアを発想させ、潜在能力をも引き出し夢を叶える手伝いをする。彼の不思議な魅力は高まり、男女問わずたくさんの支持者が集まってくるようだ。けれど、その中には詐欺師や悪女も混ざっていて、君には彼らが危険人物だと分かるだろう。
ただ、残念なことにこの時期の彼は君の忠告を聞かない可能性が高い。「でも、彼は凄い人なんだ」「だって、あの子はいい子だよ」人はときには痛い目に遭ってからでないと真実に気付けないことがある。彼や狡猾な人々から「人の悪口を言う嫌な女」の濡れ衣を着せられる危険もある。トロイのカッサンドラにならないためには、良心が痛んでも黙っていたほうがいいこともあるようだ。
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