【2018年の年運】十二支別の運勢・恋愛運 by芦屋道顕
■2018年はどんな一年に?
2018年は十干十二支では『戊戌(つちのえ いぬ)』の年。すくすくと伸びた樹々がますます生い茂る繁茂の年である。
が、ゆえにこれまではなかった日陰ができ虫も増え病も発生し、対処が必要にもなるのじゃ。
2018年は、まだ繁茂の季節の名残りを楽しめるものの手放しに喜んでいてはいつ足元をすくわれるかも分からぬ。
外敵にはもとより、身の内にも生ずる病に気を配り、虫のついた枝葉は切る決断を、しかし誤って幹や花実のついた枝を切らぬ見極めが肝要となろう。
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■十二支ごとの2018年の運勢
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★子年〜巳年
【子年】
●全体運
自身の目標が高ければそれに到達するにはやや苦労多き年となるようじゃ。しかし、よほどの野心家でもなければ、日々それなりの努力をして報われる。努力と結果の間にタイムラグがあり、投げ出す誘惑が多いが負けぬことじゃ。敵やライバルとおぬしでは、最後に笑うのはおぬしであるぞ。
●恋愛運
新たな出逢いの多き年となる。恋人募集中のおぬしには心踊る年となり、すでに相手のいるおぬしには心揺れ、贅沢な悩みも抱えがちな年となろう。
いずれも、異性から己の至らぬ部分を指摘されがちで交際は楽しいばかりでなく修行の側面もある。が、火遊び目的の輩ほど甘く、本気の相手ほどおぬしのためを思うてあれこれ言うのじゃ。良薬口に苦し、良縁もまた同じ。
【丑年】
●全体運
運気、心身ともにやや「膠着」しがちな年である。受け身の姿勢でいれば、気付けば周囲に遅れをとり、足腰も弱り気力も衰えがちである。
ゆえに、意識して己の身体を動かし、新しい物事に関心を持ち心を柔軟にして運気もまた動かす努力が必要。面倒に思えても歯磨きのように習慣化すれば苦とはならず、運もまた一つの動きが次に繋がり、上昇気流が生ずる如く良き事も起きていくはずじゃ。
●恋愛運
意識して己の魅力を見いだし、鬱陶しがられぬ範囲でアピールしていくべき年じゃ。
何もせずにいれば、無風のまま干物女となりて一年を過ごしてしまいかねぬ。が、全体運と同様に、面倒に思えても己の魅力を引き立てんと日々努力すれば、その甲斐はあるはずじゃ。この年、独り身のおぬしは方々にその笑顔を振り撒けば、玉の輿に繋がる縁も掴めるぞ。
【寅年】
●全体運
転換の年である。しかも良いほうに、じゃ。2017年の丁酉の年は勢いはあるが何かと問題も生じやすかったと感じているおぬしは、今年は身辺に落ち着きが取り戻せるはず。
2017年に成し遂げたことがあり、満足いく年だったおぬしは、飽きて新たなことをしたくなるやもしれぬが、継続は力なり。足場を固めてこそ充実した一年を送ることができるであろう。
●恋愛運
恋多き女の浮名を流すやもしれぬ。この年、おぬしの心を熱くさせる出逢いも出来事も多く、その意味では楽しき一年となる。
が、楽しさは相手の心を知らぬ片想いの間か、あるいは両想いになってからであろう。想いが言動や態度から暴かれ、相手がもし受け入れぬならその恋は瞬時に苦悩に変わる。そのようなことのなきよう、想いは秘めて作戦を練り、慎重に進めるが吉じゃ。
【卯年】
●全体運
あらゆることが思いがけない方向へ連鎖する年となる。バタフライエフェクトなる言葉があるが、まさにそれを身をもって知る。人生万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如しもあてはまろう。ピタゴラスイッチもじゃな!
いずれにせよ、悪意の行いが善果を生むこともなければ、善意の行いが悪果を結ぶこともない。心正しく生きれば良きことが続くであろう。
●恋愛運
世の運気が繁茂する草木に虫や病の生じる時期であり、その影響を多く受けるおぬしの恋路にもまた、悪い虫や恋の病も現れる。
しかし、どのような病害も恋の根や実を枯らすほどではなく、おぬしの目配り心配りで乗り越えられる。障害があってかえって結束が強まる恋もあり、これまた塞翁が馬の言葉を思い出すものとなろう。
【辰年】
●全体運
気力体力共に充実し、これまでの倍量の物事をこなし成果を上げ得る年である。このようなときは周囲からあれこれと助けを求められあるいは相談事を持ち込まれもするが、義侠心など出さず己の心に従いて、気が進まなければ断るがよい。
この年、おぬしはあらゆる物事をこなせるが時間は有限。人のことよりも己の利益や満足を追求するのは人として当然で、天がおぬしに与えた権利でもあるのじゃ。
●恋愛運
夏までは順調である。おぬし本来の天真爛漫さが人を惹きつけ、多少の押しの強さもまた魅力となる。恋愛もまたこの年は達成運であるゆえ、受け身でいるばかりではもったいない。己の逃げ道をなくさぬ範囲で、これと思う相手には積極的にはたらきかけていきたいものじゃ。
秋分以降は押しの強さは裏目に出やすくなる。ここからは古き価値観となるが「女は愛されてこそ幸せ」が当てはまる運気ゆえ、恋の舵取りは主導権を相手に譲れるとよいのう。
【巳年】
●全体運
新年といいつつ、目新しいことはあまりない。今日という日が昨日の続きであるとひしひしと感じるが、決して落胆するようなものではなく、むしろ歓喜すべきものであろう。
なぜならば2018年は過去に汗水流した結果が無駄ではなかったと知ることの連続となるからじゃ。受け取るものが多く、回顧することが多く、ゆえに新たなものの入り込む隙間は少なかろうが、幸福度は高いぞよ。
●恋愛運
全体運は結果を受け取り味わう年であるが、恋愛方面では新旧の入れ替えや関係の変化も多く、なにやら活気はあるが心揺れやすき年となろう。
しかし、やはり恋も過去の関係には結果がもたらされるが、安心してよい。どのような結果となっても、それはおぬしがより満ち足りた日々を過ごすための流れの中でも起きること。成就する関係も当然あり、恋から愛、家族愛へと変遷するものである。