【芦屋道顕】家にいながら一年分の厄落とし『大祓(おおはらえ)』がおすすめじゃ!

早いもので、この一年も残すところあと1カ月。12月に入ればやれ大掃除じゃ、来年の厄年は何歳じゃ、吉方位は何処じゃと開運のための情報収集にみな奔走し始める。まさに師走じゃのう。

■一年の厄を祓う基本は「大掃除」だけど

翌年の運気を上げるために大切なことはまずは大掃除。

「今年の汚れ今年のうちに・・・」というキャッチフレーズで、掃除用洗剤かなにかが売られていた時代もあったのう。

しかし、見える汚れをいくら落としても、清々しくはなれど一向に運気など上がらなかったとこの一年を振り返り、悔しく思う者もおろう。

己のことのみならず「そういえば毎年の大掃除だけでなく週一ペースでこまめに断捨離と掃除をしてる、きれい好きのあの子もまだ仕事も恋も鳴かず飛ばず」と、身近な誰かを思い浮かべて、掃除の開運力に疑問を抱くこともあろう。

開運にあまり役立たなかったから、この年末は大掃除をやめようなどと思う怠惰な女子はさすがに皆無であろうが、念のため言うておくと、大掃除はもちろん普段の掃除も、実は開運には役立っているはずじゃ。

人間はどうしても当たり前の日々には感謝できぬものであるが、掃除は確実に、起きる可能性のあった大難を小難に、小難を無難にしてくれていたはずで「何もない一年だった」「少し大変な時期もあったけど、なんだかんだで平穏だった」ならば、掃除の甲斐はあったのじゃ。

■神社で年に二回行われる『大祓(おおはらえ)』とは?

さて、効果は実感できずとも掃除は開運には役立っていて、やらぬよりやったほうがやはりよい、とここまで話したが、ここでさらに開運に繋がる重要な行事を紹介したい。

昨今の神社仏閣ブームのおかげで知る人もかなり増えたが、日本各地のある程度の規模の神社では、日々の生活による「気枯れ(けがれ)」枯渇した生命エネルギーを元に戻すこと、日頃の罪や穢れ(けがれ)を祓うために『大祓(おおはらえ)』が6月末と12月末の年二回行われる。

6月は「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」
12月は「年越大祓(としこしのおおはらえ)」という。

両方受けるのが理想ではあるが、6月の大祓を都合で受けられなかったとしても、12月晦日の年越大祓を受けられれば、心身ともに清められた状態で初詣ができる。

日々の生活で消耗し気枯れたままで、1年間に知らず知らずのうちにまとわりついてしまった他者の念やら、どこぞで拾った魑魅魍魎やら、自身の抱いた悪心の残骸やらで曇った心では神様に挨拶、あるいは祈願をしても加護が得られぬのは道理。

初詣に晴れ着や礼服を着るのも良いが、肝心なのはやはり服の中身。心身が清く正しくあることなのじゃ。

年越大祓は主な神社で12月31日に受けられる。(30日から受け付けている神社もある)当日に直接神社に足を運べる場合は、大祓式に参加するため、開始時間までに神社で大祓を申し込む。所定の初穂料を納め、己の罪穢れを托する、薄い和紙のような人形(ひとがた)が入った袋を受け取る。*形代(かたしろ)とも呼ぶ。

人形(ひとがた)に、自身の名前と性別、生年月日(または数え年。神社によって異なる)を書き記し、人形で自分の身体をなでる。調子が悪い、怪我をしているなどがあればその部分をなでる。そして、人形に息を3回吹きかける。

そして、人形を受け取ったときの袋に戻して神社に納める。

この後、多くの場合は神社の外庭で執り行われる大祓式に参列する。この際に、納めた人形はお焚き上げされ、人形に移した罪穢れが祓われるというわけじゃ。

大祓式の終了後は、本殿に移動して大祓祈願祭に参列する。帰りには初穂料の額に応じた大祓の神札や御守などが授与されるのじゃ。

■一年の厄を祓う『大祓(おおはらえ)』は自宅にいながら受けられる

しかし、忙しく大晦日に神社に足を運べぬ人も昨今は多い。そのような人でも大祓式に参列した人と同様に罪穢れを祓えるよう、今では大祓を行なっているほとんどの神社で、大祓の郵送申し込みができるのじゃ。

たとえばこれは、方位除けで有名な寒川神社の大祓の申し込み書じゃ。事前に神社に足を運んだ折に申し込んでおくと、このように夏と冬の二回、人形と初穂料の納め方などが送られてくる。(神社によって初穂料の納め方は異なる)年越大祓の申し込み書は11月下旬に届ける神社が多いようじゃな。

あとは、大祓式に参列するときと同様、人形に名前と性別、生年月日あるいは数え年を書き込み、体をなでて息を3回吹きかけ、返信用封筒に入れる。

初穂料を指定された方法で支払い(郵便振替か現金書留が主流じゃ)申し込み期限までに人形と現金書留あるいは郵便振替の控えも同封した返信用封筒を送れば申し込み完了じゃ。

これで、大晦日当日は家で年越しそばを食べていようと、彼や家族と観光地に出かけていようと、おぬしの罪穢れを托した人形はお焚き上げされ、今年の穢れは今年のうちに祓い清められるのじゃ。


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