自然パワーは偉大です。しかし、私たちの周りには人工物がとても多く存在します。もちろん一方で自然を求めてやまない人たちが多いのも事実です。サーフィンや登山、フラワーアレンジメントや盆栽なども、自然との対話をしながら行う趣味ですね。人間も一つの動物ですから、本来生まれてきた環境である自然の中に身を置きたいのは当然と言えます。そんな自然パワーを借りて行うおまじないをご紹介しましょう。
あなたにも“八百万の神”の力が感じられるはず!
自然パワーのおまじない①呪いや不運を避けるおまじない
このおまじないは、不運が続いて困っている時や、誰かに見られているような気味悪い感じがする時に使うと良いでしょう。
呪いからバリアするというよりも、今体についている悪い気を吸い取ってくれるような作用があります。
やり方はとても単純です。「木に触れること」ただそれだけ。
木があなたのよどんだ気を吸い取ってくれます。
触れた手からすーっと抜けていくイメージをすると良いですよ。
自然パワーのおまじない②お守りや占い道具を処分する時のおまじない
普段占いをしなくても、お守りを買ったことがないという人は少ないかと思います。
しかしお守りには期限があるのを知っていますか?
1年程度で交換するのが良いとされています。
もし神社に持っていく機会がない時でも処分できるように、このおまじないを試してください。
とっても簡単です。それは「太陽光に当てる」だけ。
3日以上は当てておきましょう。
これはお守りが遮ってくれた不運を、浄化させてしまう効果があると言われています。
気が抜けた炭酸のように、すーっと空中に抜けていくイメージをしましょう。
そしてなるべく行ける時に神社へ持っていきましょう。
占いカードやパワーストーンなどは、この方法で行えば霊気が抜けると言われています。
あとは分別して処分しましょう。
自然パワーのおまじない③穴の開いた貝はお守りに
砂浜で穴の開いた貝を見つけたら、ヒモに通してお守りにしましょう。
“自然界のお守り”はたくさんありますが、その中でも貝殻は特に珍しいアイテムです。
もらったものよりも自分で見つけたもののほうが強力なので、ぜひ川や海で探しましょう。
穴が開いた川の石でも効果的だとか。
自然パワーのおまじない④節のある枝で編む魔除けのおまじない
節のある枝の中でも、柔軟性のあるぶどうなどのつる植物を使いましょう。
願い事をしながら編むと叶うという古い言い伝えです。
このような植物が身近にあるのが当たり前だった古き良き時代のおまじないです。
編み方にも願いをかける魔女独特のものがあったのだそう。
そして丸く編んでリースを作りましょう。
リースはクリスマスだけでなく、魔除けとして使われていたものです。
日本の茅の輪にも似ていますね。「輪」も「編む」と言う行為も「結ぶ」という行為にも魔除けの意味があります。
ドアにかけて不運が入るのを防ぎましょう。
自然パワーのおまじない⑤川を渡るおまじない
もし呪いや不運がつきまとって不調が続いているのなら、「呪いは水を超えられない、そうあるように」と唱えながら、橋を渡りましょう。
水というのは“境目”を意味します。
魔除けのラインとして使うことで、水の力で呪いを押さえてもらうのです。
簡易的なものとしては、ホースから出る水でもOKです。
勢いよく水を出して、言葉を唱えながら向こう側へまたぐと良いでしょう。
もう一つは、イヤな思い出を消したい時のおまじないです。
白い紙に思い出を書きつけ、燃やしてしまいます。
その灰を持って川を渡ったところまで行き、灰を川に流してしまいます。
そしてまた川を渡って戻ってくるのです。
川が文字通り“水に流し”てくれます。
そして川の向こうの世界に置いてきた思い出は、戻ってくれば二度と蘇ることはありません。
自然パワーのおまじない⑥山の神様に感謝する日
いつも木の枝をとったり花を切って飾ったりするのなら、7がつく日だけはお休みしましょう。
7は山の精霊と結びつく数字だと言われています。
この日は山の神様に感謝し、敬意を表する日です。
木の実も拾わない、キノコも採らない、花や枝も切らないようにして下さい。
山で仕事をする人たちは、いつも山の危険と隣り合わせでいます。
しかし神様の加護があるから仕事ができると考えるのです。
そのため、この日は植物を傷つけないのがマナーなのです。
日本でもそのような考え方をする人もたくさんいます。