カレーパンのカロリーが高い!太らずに食べる方法はある?

総菜パンを選ぶとき候補として挙がるのがカレーパンですが、ダイエットをしている人にとって、見るからに高カロリー・高糖質なカレーパンを選ぶのは勇気が要ることですね。ですが、食べたいものは我慢しないほうがよいですよ。今回はカレーパンのカロリーやダイエット中でも太らずに食べるための方法について解説します。

カレーパンのカロリーと糖質は?

まずはカレーパン1個あたりのカロリーと糖質を見てみましょう。

パンの種類 カロリー 糖質
揚げているカレーパン 380~400キロカロリー 40g
揚げていないカレーパン 250キロカロリー 25g

カレーパン1個あたり約120gあります。揚げているカレーパンは使用するパン粉や揚げ油のカロリーが加算されますし、パン粉の吸油率によってもカロリーは変わります。1個あたり400キロカロリー摂取していると考えたほうがよいでしょう。

一方、揚げていないカレーパン(焼きカレーパン)は油を使用していないので、その分のカロリーがカットできます。また、揚げるという作業がないので、なかみが漏れてしまう心配がないから生地が薄いことが多いですよ。生地が薄いぶん揚げていないカレーパンは糖質が少なくなりますね。同じような食べ物のピロシキは1個(120g)あたり約360キロカロリーです。

コンビニや市販カレーパンのカロリーは?

コンビニエンスストアや市販されているカレーパンのカロリーを見てみましょう。

市販のパンも焼きカレーパンのほうがカロリーが低いですね。揚げているカレーパンでカロリーが低くなっているのは、パンの大きさが関係しますよ。

カレーパンのカロリーは高い?菓子パンのカロリーと比較

パンの中でカレーパンのカロリーは高いのか、デリフランスを例に菓子パンなど他のパンと比較してみましょう。

デリフランスのカリカリチーズカレーパンは294キロカロリー、焼きカレーパンは213キロカロリーです。比較するとパンの中ではカロリーが目立って高いものではありませんね。ですが、パン自体のカロリーは他の食品と比べると高めですよ。

カレーパンはダイエット中はやめたほうがいい?

カレーパンのカロリーを見て、やはりダイエット中は食べるのをやめたほうがよいと考えた人もいるでしょう。たしかに小麦粉で形成しパン粉をまぶして油で揚げるのですから、必然的にカロリー・糖質・脂質量は多く摂取することになるでしょう。

ですが、カレーパンは腹持ちがよいので余計な間食を防げると、プラスに考えてはいかがでしょう。パンがどうしても食べたいときは菓子パンを選ぶよりもカレーパンを選ぶことをおすすめします。おなかと心が満たされずストレスを抱えるよりも、おいしく食べてダイエットの励みになったほうがダイエット後のリバウンドを防げますね。

また、最近の健康志向から焼きカレーパンの需要が高まっているため、パン屋をはじめスーパーなどでも焼きカレーパンを見るようになりました。焼きカレーパンを選ぶと揚げているカレーパンよりもカロリーカットできますね。

カレーパンは何も考えずに食べたら太りますが、食べる人の工夫で太るのを予防できるでしょう。

カレーパンを太らずに食べる方法はある!

ここからはカレーパンを太らずに食べる方法について解説します。

焼きカレーパンを選ぶ

カレーパンを太らずに食べる方法として、焼きカレーパンを選ぶことが挙げられます。
前項で比較したように、揚げたカレーパンよりも焼きカレーパンのほうがカロリーが低いですね。
油で揚げたカレーパンをあえて食べ、腹持ちをよくするという方法もありますが、1日のトータル摂取カロリーを抑えたいときは焼きカレーパンを選ぶとよいでしょう。

カレーパンを食事にする

カレーパンを太らずに食べるには、食事として食べましょう。
なぜなら、カレーパンを間食として食べたら1日のトータルカロリーの摂取量をオーバーするからです。
食事にするのですからカレーパン単品では食べませんよね。サラダやスープ(食物繊維)を先にゆっくりと食べて、締めくくりにカレーパンを食べるとよいでしょう。

どうしてもサラダやスープを用意する時間がないときは、トマトジュース(常温以上のもの)を飲んで血糖値の上昇を穏やかにしてからカレーパンを食べてくださいね。

朝食か昼食にカレーパンを食べる

カレーパンは朝食か昼食に食べると、摂取したカロリーを消費することができます。
カレーパンはカロリー・糖質・脂質どれをとっても多めですが「活動するためのエネルギーに変わる」とプラスに考えると1日を健やかに過ごせるメニューと言えますね。
夕食に食べてしまうと消化が間に合わず太る原因になるので、カレーパンは朝食か昼食に食べましょう。
昼食にする場合は午後2時までに食べて、カレーパンで得たエネルギーを夜までに使うようにするとよいでしょう。

カレーパンはよく噛んで食べる

カレーパンを太らずに食べるには、よく噛んで食べましょう。パンは柔らかいのですぐに飲み込みそうになりますが、口に入れる量を少なくし噛む回数を数えながらゆっくりと食べて唾液を出し、満腹中枢や消化器官を刺激しましょう。

カレーパンは1個だけにする

カレーパンを食べて太らないようにするには、食べるカレーパンの数を決めましょう。
1度に食べるカレーパンは1個だけ、カレーパン以外は野菜サラダかスープにするなど、ルールを決めると良いでしょう。
続けて他のパンも食べたくなりますが、カロリーが低いパンでも糖質は多いですよ。
サラダやスープなど野菜をたっぷり入れたものを副菜にして、カレーパンをゆっくりと食べましょう。
どうしても物足りないときは、カレーパンの上に溶けるチーズを乗せて温めて食べてみてください。温かさとチーズのコクで1個でも満足感を得られるでしょう。

低糖質のカレーパンを食べる

カレーパンを食べるときは、低糖質のカレーパンを選ぶのもおすすめです。
糖質制限ブームに乗って、メーカーは低糖質の穀物や糖質を意識したルーを用いてカレーパンを作り販売しています。コンビニエンスストアでも手に入りますよ。

カレーパンはカロリーが高いけれどダイエットの敵ではない

カレーパンはカロリーが高いですが、ダイエットの敵ではありません。腹持ちがよいので間食予防になりますし、焼きカレーパンを選ぶなど工夫することで太るのを防げますね。カレーパンを食事に上手に取り入れて楽しくダイエットしましょう。

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