ニキビの芯は取っていい?正しく出す方法と取れた後のケア方法

ニキビに不意に触れた時に、固い芯のようなものを感じたことはありませんか?ニキビは一見、傷のようであり、膿が出ているように見えますが、そうでない場合も。ニキビの芯を取るか取らないかで、ニキビの進行を予防できるとも言われています。そんなニキビの芯を出すための正しい方法やニキビの芯が取れた後の対処法、さらには注意点などをご覧下さい。

ニキビの芯とは?

ニキビの芯は、ニキビができる原因の1つにもなっている「角栓」です。お肌は、約28日周期で再生をしており、古い皮膚がどんどん表面に押し上げられて、剥がれ落ちます。

このお肌のターンオーバーが不規則のため、剥がれ落ちなかった古い角質が、過剰分泌された皮脂などと混ざり合って、角栓が生まれます。

 

それが毛穴に詰まることで芯のようなしこりができるのです。

ニキビの芯は中身は角栓から膿に変わる!

ニキビの芯は、ある段階までは角栓ですが、症状が悪化すると膿が加わります。ニキビが進行する過程は、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビという順番。白ニキビと黒ニキビくらいまでは、角栓の状態ですが、赤ニキビから炎症が起こり始めて、黄ニキビになると膿が現れるのです。

さらにひどくなると、ニキビの周りまで炎症が広がって、膿や血が固まったものが皮膚の下にできます。触るとしこりのような感触があったり、痛みを感じることも。これがしこりニキビという黄ニキビよりも悪化してしまった状態です。

ニキビの芯を出してもいい白ニキビ&黒ニキビ

ニキビの中には、芯を出してもいいニキビと、芯を出すことがNGなニキビがあります。ニキビの中でも、芯を出しても大丈夫なニキビは、白ニキビと黒ニキビです。果たして、白ニキビと黒ニキビは、どうして芯を出してもいいのでしょうか。

白ニキビと黒ニキビは芯を出してもいい?理由は?

白ニキビと黒ニキビは、段階でいうとまだ最初のレベルの状態です。白ニキビと黒ニキビの毛穴の奥に隠れているのは、角栓。逆に、ニキビの芯を取り出して、ニキビの原因である角栓を排除することで、赤ニキビになるのを防いでくれますし、芯を取り除けば、綺麗に治ると言われているニキビ。そのため、白ニキビや黒ニキビの芯を綺麗に出すといいのです。

自己流で白ニキビを潰すのはNG!

ただし、自己流でむやみやたらに白ニキビを潰すのはNGです。自己流で白ニキビを潰して、そのまま放置してしまうとニキビが治るどころか、お肌のコンディションを悪くしてしまう原因にも繋がります。ニキビの芯を出したいと思ったら、正しい方法を知ってから実践してみましょう。

ニキビの芯を出す正しい方法をチェック

早速、白ニキビの芯を出す方法をご紹介します。ニキビの芯を出す方法は、大きく分けて2つ。綿棒を使う方法とコメドプッシャーを使う方法です。どちらもご覧下さい。

ニキビの芯を出す方法①洗顔をする

ニキビの芯を出す時は、手も顔も清潔な状態で行うことがポイントです。手を綺麗に洗ってから、洗顔をします。手の平に適量の洗顔料を出して、ホイップクリームのようなモコモコの泡を作りましょう。それができたら、泡を使ってお肌を優しく洗い上げます。小鼻の部分を洗顔することも忘れずに。

ぬるま湯で泡だけを流したら、きれいなタオルでお顔の水分を吸い取るイメージで拭きます。

ニキビの芯を出す方法②針で軽く穴を開ける

針を用意して、白くポツンとした白ニキビの部分に垂直になるように軽く刺しましょう。針で指すことによって、小さな穴が開くので、ニキビの芯が出やすくなるメリットがあります。

ニキビの芯を出す方法③-1 コメドプッシャーを押し当てる

ニキビ部分に針で軽く穴を開けたら、消毒したコメドプッシャーを押し当てながら、白い芯を取り出しましょう。ニキビ部分が真ん中に来るようにクッと当てるだけで、白い芯がキュッと顔を出します。

ニキビの芯を出す方法③-2 綿棒で押して潰す

コメドプッシャーがないという方は、綿棒を2本使って押し出す方法がおすすめです。まず、清潔な綿棒を2本用意して、ニキビを挟んだ後、両脇からゆっくりと押して芯を外に出します。白ニキビを潰す時のポイントは、ゆっくり行うことです。

 

 

 

ニキビの芯が取れた後の対処法

ニキビの芯が取れた後は、取れた後の部分をケアすることが大切です。そのままにして置くと、腫れてしまったり、雑菌や細菌が入って、他の肌トラブルを生み出す可能性があります。さて、ニキビの芯が取れた後は、どんな対処をすればいいかをご紹介します。

ニキビの芯が取れた後のケア①ゆすぐか拭き取る

ニキビの芯が取れた後は、清潔なタオルで優しく抑えるようにして拭き取るか、少し熱めのお湯ですすぎましょう。ニキビの芯が取れると、毛穴が開いている状態です。熱めのお湯ですすぐことで、真皮が勢い良く再生をしてくれます。

ニキビの芯が取れた後のケア②冷やして毛穴を引き締める

開いたままの毛穴をキュッと引き締めることで、肌の再生が促されると言われています。冷やす時は、化粧水や保冷剤を使って冷やしてあげましょう。

ニキビの芯が取れた後のケア③保湿する

毛穴をキュッと引き締めたら、芯が取れた時に最も大切な保湿をしましょう。芯が取れた後の毛穴は、乾燥させてしまうと治りが遅くなります。そのため、乳液やワセリンなどを使った保湿がとても大切。清潔な指、もしくは綿棒を使って、患部に塗って挙げましょう。

患部を乾燥させないために、その上から絆創膏や、ハイドロコロイドでできている包帯をつけてあげるのもおすすめです。

 

 

 

ニキビの芯を出すのがNGな場合

ニキビの芯は、どの段階で出してもいいというわけではありません。先ほども少し触れましたが、芯を出していいニキビとダメなニキビがあります。最後に、ニキビの芯を出すのがNGな場合をご紹介します。

黄ニキビと赤ニキビは芯を出したり潰すのはNG

ニキビの段階が、炎症を起こしている赤ニキビと膿が出て来ている黄ニキビの場合は、芯を出そうとしたり、潰すのはNGです。特に黄ニキビを潰すと、クレーターとなって、ニキビ跡の原因に。ブドウ球菌が増殖したことで黄色い膿となり、溜まることで黄ニキビになります。そのため、黄ニキビを潰すのはNGなので、気をつけましょう。

ニキビの芯が埋まっている場合は無理をしない

ニキビの芯が埋まっていて、なかなか取れないという場合、取りたくなったとしても無理に取るのはNGです。埋まっている芯を無理に取ろうとすると、痛いだけでなく、ニキビの跡が残ったり、アクネ菌が増殖してしまう恐れがあります。

取っている時に、これは難しいと思ったらそこでストップして、今まで取っていた部分を、しっかりアフターケアしましょう。それでも、埋まっているニキビの芯を取りたいという方は、専門医に相談することをおすすめします。

最後に

ニキビの芯とは何か、芯の出し方や取れた後のケア方法についてご紹介しました。ニキビの芯は、最初は角栓でしたが、それが進行すると膿ができて、最後にはしこりになります。鏡を見るたびに気になって、触れたり潰したくなる衝動にかられますが、赤ニキビ、黄ニキビにまで進行したニキビは、無理に潰すのではなく、塗り薬を塗ったり、お医者さんに相談しながらケアしてあげることが大切です。ニキビは、生活習慣を改善することで予防に繋がることがあります。普段の食生活、睡眠など、身近なことから見つめ直してニキビ知らずのお肌を目指しましょう。

 

 

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