カロリーメイトはダイエットの味方？カロリーメイトのカロリー・糖質も

momoko

3年前

ダイエットに活用できて気軽に手に入る食べ物としてよく挙がるのがカロリーメイトです。しかし実際、カロリーメイトはダイエットの味方になってくれるのでしょうか？SNSを見ると、カロリーメイトダイエットで痩せたという人もいればカロリーメイトをダイエットに使って失敗した、逆に太ったという人もいるようです。そこで今回は、カロリーメイトをダイエットに上手に活用する方法と、栄養調整食品であるカロリーメイトがなぜ太る原因になったのか？についてご説明します。

カロリーメイトのカロリー・糖質は？

まずはカロリーメイトの基本情報として、そのカロリーや糖質をおさらいしましょう。

カロリーメイトの種類

ブロックタイプ
ゼリータイプ
リキッドタイプ

主にダイエットに用いられるのはブロックタイプです。飲んだり吸ったりするとすぐに食べ終わってしまいますが、ブロックタイプは噛むので3つのなかでいちばん食べ応えがあるからです。食べるさいは1本をゆっくりと噛んで唾液を出し消化器官に刺激を与えるのが大事ですよ。

カロリーメイトのカロリーと糖質

カロリーメイト1箱（4本80gあたり）のカロリーや糖質を見てみましょう。

チーズ　400キロカロリー　糖質40.7g
フルーツ　400キロカロリー　糖質41.4g
チョコレート　400キロカロリー　糖質39.7g
メープル　400キロカロリー　糖質40.3g
プレーン　400キロカロリー　糖質41.7g

1本あたり100キロカロリーで糖質は10g強あります。カロリーも糖質もそれほど差があるわけではないので、お好みの味を選ばれるとよいでしょう。栄養面を見ると、5大栄養素がバランスよく摂れるようになっています。ただし、1箱あたり0.7g強～2gしか食物繊維が含まれていないという部分はお知りおきください。

カロリーメイト 1ケース（4×30箱）
価格：5151円（税込、送料別) (2021/10/6時点)

楽天で購入

カロリーメイトダイエットで太った人がしたこと

カロリーメイトをダイエットに利用し太ってしまった人がしたことをご紹介します。この方法はおすすめできません。

3日間カロリーメイトしか口にしないダイエット

これは3日間カロリーメイトだけ食べる（1食400キロカロリー）というダイエットです。3食で約1200キロカロリーしか摂らないため必然的に痩せることになります。痩せる理由は、摂取カロリーが成人女性の基礎代謝（息をするだけに必要なエネルギー）とほぼ同じだからです。また、これまで口にしたものが排出されるため3日くらいで体重がドッと減るのです。
しかし、順調に体重が減るのは数日だけ、3日で3キロ痩せたから1週間で7キロ痩せるというダイエットではありません。

3食ともカロリーメイトにして痩せなくなる理由

摂取カロリーを極端に少なくするダイエット法は日が経つにつれて痩せなくなります。その理由は次のとおりです。

筋肉が痩せ脂肪燃焼しなくなったから
筋肉が痩せ血行が悪くなったから
腸内環境が乱れたから
カロリーメイトは炭水化物だから

それは血行促進や脂肪燃焼の働きを持つ筋肉が栄養が足りないことによって痩せてしまうからです。
また、カロリーメイトを何日も食べると、栄養補助食品ではありますが、栄養は偏っていきます。そうなると腸内環境が悪くなり便秘を引き起こします。老廃物が身体に溜めるので余計に血行が悪くなります。
さらに、カロリーメイトの栄養成分表示（裏面）を見ると、いちばんに記載されているのが「小麦」、つまり炭水化物ですので、食後の血糖値を急に上げることになります。摂取カロリーは低くても血糖値の乱高下が激しい食生活は太りやすいと言われています。

カロリーメイトしか食べないダイエットは止めよう

カロリーメイトしか食べないダイエットをした人のSNSには次のようなことも書かれてしました。

カロリーメイトを食べすぎてブツブツができた
カロリーメイトを止めたら急に太った

身体は食べたものから成り立つもの、肌荒れは商品に原因があるのではなく食べた人が偏った食生活をしていたからです。
また、私たちの身体は順応性に優れています。カロリーメイトだけ（1日1200キロカロリー）の極端に少ないカロリーで生きる術を身に着けてしまったため、ダイエットを止めて普段通りの食生活に戻すと、太りますよね。